目次
- 1 配信をすぐに聞く
- 2 参照・引用サイト
- 3 今回の内容について
- 3.1 前提:Googleの検索結果を見ていますか?
- 3.2 Googleのゼロクリックサーチに対する懸念について
- 3.3 今回の大枠の流れ
- 3.4 例えばこんな検索結果になっています(実際の画面をみながら)
- 3.5 私たちが提供した情報でGoogleの検索結果はリッチになっている
- 3.6 トレンドを必ず週に1回ぐらいはチェック
- 3.7 こういった要素内での動きをGoogleは殆ど教えてくれない
- 3.8 AI時代のSEOを私たちはどう捉えるべきか
- 3.9 Sermrushのデータは実際どうなのか
- 3.10 HPではなくGoogleの中での回遊が重要になっているのでは?
- 3.11 ダイレクトにクリックする人は半分以下
- 3.12 あくまでユーザー行動の結果
- 3.13 大局的に見ていかなければSEOは出来ない
- 3.14 まとめ
- 3.15 ここ以外の配信先リスト
- 4 日刊情報配信ラジオはじめました
- 5 Podcast /Webinar への質問は
配信をすぐに聞く
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ホワイトボード
参照・引用サイト
Zero-clicks Study – semrush blog
https://www.semrush.com/blog/zero-clicks-study/
今回の内容について
今回は「Googleはただの集客の通過点ではない…サードパーティデータから見える「ゼロクリックの姿」」というテーマでお送りします。ゼロクリックサーチ、つまりはGoogleの検索結果から出ないままユーザーが目的達成すること。
これについて諸処賛否両論がある点はさておき、その傾向が強まっているGoogleの検索結果の中で、ユーザーはどんな動きをしているのか、それに対して私たちはどう相対すれば良いのかが今回のテーマです。
前提:Googleの検索結果を見ていますか?
Googleの検索結果とがどういうものになっているのか、どれぐらい把握していますか?
こういう切り出しをするときっと
「今は昔のように広告とオーガニック、自然検索のところが並んでいるわけではなくて、地図とかショッピングとかがあるんですよみたいな話をするんじゃないか」
と思われるかもしれませんが、さすがにそれを今こんな2022年にしている場合ではないですね。
そうではなくて、実際にじゃあそういったたくさんのものが出ている、これは前提条件として、もう当然ですし、それに関して、最初にざっくりとおさえるところはやるんですけれども、主眼としては、じゃあそれをですね、どれぐらいこう実際に使っているのか。
人がどういうふうに、実際どれぐらい使っているのか。
Googleのゼロクリックサーチに対する懸念について
例えばよくゼロクリックサーチに対する懸念みたいな形で、Googleがわれわれの作ったコンテンツというものをいろいろ勝手に集めていってですね、
例えば一番わかりやすいのがダイレクトアンサーというボックスで、何とかって何?という形。わかりやすいのは何でしょうね。例えば今日の天気は何?とか。あれはライブが入ってくるんですけど。
というと、天気予報のサイトへのリンクが並んでくるんじゃなくて、その中からもう実際に天気の何度とかですね、週間天気とかのものを出してしまったりしますよね。
そうすると、ユーザーさんが自分のサイトに来てくれるという機会を奪っているんじゃないかとことで、問題されている方もいるでしょうし、
それに対してユーザー側の視点で言えば、いやそれは楽だからそういうふうに行くんじゃないの?とか、いろいろな意見があると思います。
こういったものに関しては空中戦にならないことがポイントで、そのために現実にどれぐらいそれが使われているのか知りたいですね。
もちろん、現実にはクリックとかそういうアクションがない限り計測はできないので、それが取れているものに限ります。そのサイコロジカルにどうなっているかという部分はわからないんですけれども。
今回の大枠の流れ
そこに関して今回SEMrushですね。SEOツールの、5本の指に入る有名なSEMrushのブログでデータが出ていて、これが面白かったので、それの紹介と、
それに基づいて、われわれは今までユーザーさん、Google検索結果があって、どこかのサイトに集客というか、連れてくるというこの2ステップですかね。で、考えていたんですけども、このモデルというものをちょっと変えていかないといけない。
そしてそれを前提に施策をはめなければならないと、今回の結果を見て改めて思ったので、最後にお話をさせていただいて、指針として終わりにしようかななんて思っております。
SEO調査ツールについて知りたい方はこちらもどうぞ。
第343回:SEO調査ツールは必要か?得られる物と導入で押さえたいポイント – 中山陽平の中小企業むけ実践WebコンサルティングPodcast
https://roundup-inc.co.jp/nakayama/podcasts/vol343_seo-tool-dounyu/
早速いきましょう。
例えばこんな検索結果になっています(実際の画面をみながら)
※実際の画面を見ながら話しています
まずやっぱり、検索結果に何が出ているのかというところについては、一応押さえておいた方が、イメージ作りとしてもいいかなと思うので、
出してみましょう。ちょっと実際の検索結果を出しましょうか。ちょっと事前に用意しておいて、わかりやすそうなものとして、お花見って入れてみました。
これモバイルの検索結果なんで、ちょっとパソコンよりも複雑度が下がりますけれども、お花見の季節ではないですけどね。今11月ですから。お花見ってやるとですね、昔からの印象としてはお花見…
まあ時期じゃないから出てないのかな。まあPPC広告とかでですね、お花見のなんか宴会のなんとかみたいなものが並んでいて、さらにその下にオーガニックのものが、検索順位を上げていくとが言われる部分ですよね。それが並んでいるという形ですけれども。
今こう見ていただいている通り、やっぱり花見と言えばですね、花見とは何かみたいな…
なんかこのアイコンなんかも出ていて、ちょっとこれはわかんないんですけど、なんだろうな。
これはウィキペディアからきたものですね。で、それからお花見に関して、ある程度関連性が高いと思われるものに関しては、サイドリンクなんかも含めて出てきたりとか
マップ・地図
それからやっぱりこの地図ですよね。
まあ私これ今検索しているのが事務所朝霞の方にありますので、その近辺でのポイント、スポットを、これはグーグルマップの方の…
まあ見ていただくと、このレビューのところの文言ですね。この辺りにあるものなんかを加味しながら持ってきているような感じですね。
People Also Ask
それから他の人はこちらの質問、よくPeopleAlsoAsk、PAAなんて言いますけれども、それで他に検索している人が知りたいことというのをリストアップしてくれていて、
まあそれ、実はこれすげー増えていくんですけど、
他の検索結果に移動とかもしてくれるんですね。
その他
そしてあとは場所とか、キーワード、スポットなんかがもうズラズラと並んでいて、特にモバイルはもうインフィンティースクロールなので、
無限スクロールなので、無限にどんどん出てきますよという感じになりますね。無限ではないか、一応もっと見るが出ますけど。
じゃあ何が出るかというと、一応おさらいをしておきましょう。昔は広告と自然検索でした。
懐かしい。向かって右側の本位ですね。こっち側ですね。
オーバーチャー。オーバーチャーの広告から並んでいて、反対側に一番上にオーバーチャーが出ている時代もあれば、
なかった時代もありますけども、普通の検索結果が並んでいて、10ページ刻みでという、われわれがSEOを始めた頃はこんな感じでしたよね。
私たちが提供した情報でGoogleの検索結果はリッチになっている
それがGoogleのさまざまな、Google自身でデータを集められるようになったこと、あとはわれわれが自然とデータを提供するようになったこと、構造化データを作ったりとか、
GoogleMyBusiness、今のビジネスプロフィールに登録をしたりとか、さまざまな形でわれわれは情報を提供させられているんですけども、
そういうのをもとにして、地図。まあ、付けていきましょう。
ショッピング・アンサーボックス・FAQ・レシピなど…
地図とか、あとショッピングの方も有料無料のもので、枠がありますから、ショッピングですね。
それからアンサーボックス、先ほど申し上げました。なんとか問わっていったら、それに値するような答えを持っているサイトの一部をもうボンと持ってきてですね、
これはこうです。で、引用元ここみたいなやつですね。そういうアンサーボックス、あとはFAQですね。
これについてはどうですか?みたいなFAQを出したり、あとよくレシピとかありますよね。
あとレシピ、あくまで書き忘れましたけども、商品とかもありますよね。あとニュースも出ますよね。特にジジネタだったりとかすると、ニュースの枠ってありますよね。
Twitter・動画(タテ・ヨコ)・音声
それからTwitter以外に出ますよね。特に指名検索、会社名のブランド系の検索をするとTwitter出てきますよね。
それから動画ですね。どんどん増えていますね。色々な調査結果を見ますけれども、動画が出現する割合というのはどんどん増えていると思います。
これに関しては面白いところで、横型の普通のYouTube動画と縦型のリール動画的なものですね。これもこれとこれで、この縦型と横型で結構ですね、その出現の
パターンとか出す、出てくるジャンルが変わってきたりとか、ここもすごいチューニングされている感があったりして、非常に興味深い部分ですね。
あと、すみません、大事なもの書いてないですね、僕ね。これね、画像ですね。画像はめちゃめちゃ出ますね。
すべての業種で画像は重要なポイントになってきていて、なのでInstagramとかだけで画像を投稿しているのは実はちょっと損だったりするわけなんですけど、
それはさておき、あとはライブリザルト。ライブリザルトというのはさっきのダイレクトアンサー的なものの中で
ライブですね。さっきの天気予報なんかがまさにそうなんですけど、辞書的な固定的なものではなくて、その都度都度変わっていくようなものですね。
に関してもライブリザルトという形で出るようになっていたりしますし、あとは無料で掲載できる仕事検索なんかもありますよね。
あと、PeopleAlsoAsk。先ほどありましたね。他の人はこんなことも質問していますというPeopleAlsoAskもあります。
どんどん増えていくでしょうと。GoogleがSchema.orgが構造化データを提唱してですね、
設定するとこんなに良いことある、横に出るよというたびに増えていくという形なんで、われわれはある意味Googleの求めるフォーマットに沿って情報を提供してあげているという良質なデータセットを作るお手伝いをしているわけなんですけれども。
これはね、もともとW3Cとかが頑張っていろんなマークアップを作ってきたけども、誰もちゃんとそれに沿って使ってくれなかったという状況を思い出すと、彼らはどう思っているんだろうなと思うところではありますが。
トレンドを必ず週に1回ぐらいはチェック
まあさて、そんな余談はさておき、まず一つ皆さん自分のターゲットとしているキーワードがあると思うんですね。継続している方もいれば、気にしてないけどこんな感じだよねという方もいれば、色々温度差はあると思いますが、ちょっと自分たちのキーワード、例えばその地域名、地域名じゃなくてもいいかとですけど、その業種名とか、あるいはお悩み系ですよね。
そういったキーワードで検索した時にどんな検索結果になっているのかというのは、これはもう皆さんが必ずチェックしなきゃいけない部分ですね。画像が出ている、地図が出ている、あれ気づかないうちにこんなのも出ているってなったら、そこに載せるにはどうしたら、どうしなきゃいけないのかなとか、そうことを考えていかなくてはいけないので、ここのトレンドを必ず週に1回ぐらいは、ちょっと検索するだけですからね、見ていただくといいんじゃないかと思います。
同時にその広告で競合がどういう打ち出しをしているかとか、そうこともわかりますので、定期的なチェックというのはおすすめします。
やってる方は毎日やってると思うんですけどね。こんなふうにいろいろ要素が増えてきたというところなんですが、
じゃあ実際そういうふうに増えたけれども、それは使われているのか、あるいは使われているとしたらどういう感じで使われているのか。
よくそのリッチリザルト、横にこうバンってですね、大きくボックスが出るようになった時に、これで検索のクリック奪われるとか、いろんな話題があると思うんですけど、じゃあ奪われるならどれぐらい奪われているのか、それからなんだろうな、それは悠々しきものなのか、乗っかるべきものなのかというのは、結構数字見ないとなかなかわからないと思うんですよね。
こういった要素内での動きをGoogleは殆ど教えてくれない
とことで、ただこれに関して当然Googleはデータをくれないです。皆さんがどう出ているのかというデータについては、全部ではないですけれどもGoogleのサーチコンソールの方で見ることができます。検索の見方だったかな。
そこでフィルタリングすることができますけれども、全体としてどうだというデータはないですね。今回は別にGoogleの公式のデータをですね、私がどこから持ってきたとか、そうことではなくて、あくまでサードパーティデータです。なので、そういう前提で見ていただきたいんですけど、偏ったと言ってしまっていいかな。
多少偏りはあるでしょう。それが冒頭で申し上げましたSEMrushですね。これはSEMって言ってますけれども、日本で言ったらSEOに近いかなと思います。
いろいろSEOに関するツールを出している会社さんというのがありますよね。有名どころで言ったら、今一番有名なのは何でしょうね。
ツールで言うとAHrefsとか何ですかね。あとはMOZとか、あとSEOPowerSuiteとかもありますかね。
あまりツール使っていない人が多いかもしれませんね。そこのSEMrushが自分たちの方で手に入れたデータを元に、この辺実際どうなのかなとことをブログに上げていたので、それを一部引用させていただきながら、こんな感じにこれからしていった方がいいんじゃないかというところをお伝えできればと思います。
SEMrushは私、今年から国産ツールと海外ツールを解約して一本化して乗り換えて使っているんですけど、見やすくて面白いんで、個人的にはおすすめのツールです。
値段がね、企業だったら全然いいと思いますが、趣味でやっているとかの方にはちょっと高いかもしれませんが、でも3万円くらいからいい機能が使えるようになってくるんで、好きですね。
3万円というか、どんどん円安が進んでるんで、どんどん上がってるんですけど、まあそれぐらいの価格感ですね。
じゃあ実際どう見られているの?これさっきと先に話しちゃいましたけども、ゼロクリックサーチの話とかキュレーション問題。
AI時代のSEOを私たちはどう捉えるべきか
結局われわれはGoogleにネタを提供しているだけで、美味しいところを持っていかれているんじゃないか、みたいな論争はあると思うんですけれども、まあそれはそれでちょっと不毛な話ですけどもね、Google経由で来る人が多いです。特にB2B。
B2Cに関して言えばSNSとか、今Google使わないという話を聞きますけど、実際の行動を見てみると、Googleで情報を調べるというのは普通に行われていますので、どっちにしても重要なファクターであることに変わりはありません。
で、実際こういう色々な要素が出てきているGoogleの検索結果の中で、人々がどういうふうに動いているのかとことをちゃんと見極めて、それに対して自分たちを最大化できるようなことを行っていくのが、今のSEOだと私は思っています。
なんか順位を上げようとかですね。Googleをハックしようとかですね。そういうのはインパクトがあるものも正直ありますけれども、おそらくそれは長期的に見て意味がないので、まあ投資と投機ではないですけれども、投機的にSEOやりたいという人はまあいいですけれども、
きちんと自分の事業の成長とともにSEOをやっていきたいという方は、そういうのはあんまりやらない方がいいんじゃないかなと思います。
大局を見ていった方がいいですね。で、SEMrushによる調査ですと、URLを書いておきますし、Youtubeの方ではリンクを貼っておきます。ゼロ、クリック、スタディーで検索をしていただくといいかもしれないです。
Sermrushのデータは実際どうなのか
で、大きくサマリー3つあります。
はい、一つ目。うーんとですね、ちょっとこれ毛色違うんですけど、面白いのであげました。
「全体の半分弱45.5%が5秒以内にGoogleの中でアクションをとっている」
まあ早いですよね。パッと開いてですね。
5秒以内にアクションなんで、クリックするかもしれないですし、他の検索を始めるかもしれないですし、それはわかんないですけれども、何らかのアクションを行うので、これは直感的にいろいろやらなきゃいけないなというところですね。
スクロールがこれに含まれるかはちょっとすいません。わかんないんですけれども。
で、最も多いのはやっぱりですね、自然検索のところのクリックなんですね。はい。で、ちょっとこれはただSEMrushの持っているデータなので、
SEO…おそらくです。ちょっとデータ元わかんないですけど、SEA…ごめんなさい。SEMrushが出しているChromeの機能拡張にSEOQuakeかなというですね。SEMrushの考えるドメインランクみたいなものですね。
それを出してくれるツールがあるんですけど、そういうのを使っている人の行動データを特命化して使ってるんじゃないかと思うので、SEOに興味がある人の割合が多いと思うんですよ。なので、この後グラフが出てくるんですけど、ちょっと有料検索が少なすぎる感は正直あります。
はい。まあ、それはちょっとさておいても、やっぱり並んでいる自然検索の部分のクリックというのが一番アクション先としては大きいというのは、依然としてそういう状況であるというのは抑えておいた方がいいと思います。
はい。そして次に多いのが、ちょっとまとめちゃいますけども、キーワードの変更、まあ普通に打ち替えるケースもあれば、さっきちょっとあのデモを見せた時にも出てきましたけれども、他の人はこれを質問しています(Peop;eAssoAsk)みたいなところで、別の検索結果に移動するようなボタンもあったりしますよね。あるいはさっき出ませんでしたけれども、
検索した時に上の方にもしかしてこれですかみたいなのが出るケースもありますよね。ああいうふうに違う検索キーワードに移動するパターン。
それからバーティカル、バーティカルつまり普通の検索から画像とか動画とかニュースとかなんか並んでますよね。あれの移動をするバーティカルのパターン。
はい。こういった検索結果内での、Google内での移動ってがかなり多いと、次に多いという感じになっています。
HPではなくGoogleの中での回遊が重要になっているのでは?
で、ここ、これはあとちょっとデータを見せるんですけれども、ちょっと先にここで一つ大事だなと思ったのは、結果を見た時に私が感じたのは、
今までってとにかくホームページに集客を、検索結果から集客してきなさいと。そのために順位を上げるし、タイトルのチューニングもするし、
ディスクリプションも魅力的なものにするしとか、それが多分一般的なやり方だったと思うんですけど、
割とそのですね、今Googleの中での回遊というのは非常に多いという話を今しましたよね。とするとGoogleの中でいろいろゴロゴログルグル回っていくプロセスがあって、それがあってその先に皆さんのサイトに来るという風に、今までGoogleって本当に通過するだけというイメージがあったものがGoogleの中で回遊するというイメージを1個入れておいた方がいい。
そうすることによって、じゃあGoogleの中でどこに露出していた方がいいのかなとか、そういったところが見えてくるので、ごめんなさいね。そのちょっと考え方を入れた方がいいんじゃないかなと思いました。
これデスクトップのデータです(※配信ではデータを見せています)。まず右側にあるオレンジのところですね。モニターの向きと動画の向きが逆なんですけど、こっちオレンジ、オレンジのところですね。ここはオーガニックのクリックで45.1%がオーガニッククリックしてます。これさっきの話ですね。
ペイドのクリックス、有料のクリックというのが1.8%になっています。ちょっと少ないかな。もっと絶対クリックされていると正直思いますけど、今回の趣旨からちょっと外れるので置いておきます。すみません広告界隈の皆さん。
ここに3つありますね。水色、緑、ピンクとあります。
水色はGoogleクリックとこと。これは何かというと、Googleの中でバーティカル検索とか、そういう画像に行ったり、動画に行ったりというバーティカル検索。内での移動。これが9.7%になります
それがGoogleのキーワードで、別のキーワードでもう一回検索してみる。これが17.9%になります。
それから0クリック25.6%。これはどっちでもないです。これは後で出てきちゃうんで先に言いますけれども、ほとんどが画像検索のところに行って、そこから帰ってこないというパターンだったみたいですね。
なので実質この辺もGoogleの中での動きというふうに捉えていいかと思います。
実際の0クリックだからこの辺なんですよね。実際にクリックされているものが、オーガニッククリック45.1%。
0クリックと呼ばれるようなGoogleの検索結果内で動いているものが25.6%、17.9%、9.7%合わせると50%以上ですね。
という形でデスクトップに関しては半分以上がGoogleの中でウロチョロしているという動きをしています。
Google、今度はモバイルですね。これも傾向としては変わりません。ややオーガニッククリックが下がります。
Paidは恐ろしく下がるんですけど、これもちょっと置いておきましょう。Googleのクリックですね。Google内で動くクリックはあまり変わっておらず、キーワードの打ち替えあるいは別のキーワードに誘導される系のパターンがデスクトップより上がっています。
ダイレクトにクリックする人は半分以下
0クリックスがデスクトップよりダウンしています。これはとはいっても内訳としては画像検索の方に遷移しているパターンが多いみたいですね。
というふうに、想像以上にですね、ダイレクトにクリックしていく、あるいは広告をクリックするというパターンもしかしたらそれ以上にGoogleの他のところに、例えばさっきの桜であれば別のキーワードに打ち替えてもう一回検索するとか、あるいは画像のタブに行って自分が行きたくなりそうなところを画像で見ていくとかそれから何でしょうね、ショッピングとかそういうものであればGoogleの中のショッピング枠とかというのを移動していくというようなそっちのパターンがもう半分以上を占めているという調査結果になっています。
やっぱり一発でポンポンポンっていくような行動というのはかなり減ってきているんですね。
昔はこうだったというデータが残念ながらないのですが、昔はそもそもそういったいろんなリッチスニペットとかいろんな要素というのはなかった。
少なかったりなかったりしたわけなんで、それがどんどんどんどんそういったものが普通のオーガニックのクリックを食っていっていることは間違いないでしょうと。そうするとわれわれがこれからしなきゃいけないことというのはそれに対応していくことだと思います。
これに抗うというか、それはグーグルダメだよというのももちろん、それは思想としてそうことをするのはありだと思いますし、訴えていくこともおかしければ重要だと思います。ただそれとこれとは別としてちゃんとグーグルから集客をして自分らたちのところに連れて行くにはとことを考えると、やっぱりですね、このグーグルの中でグルグルグルグル回っている人が半分以上いるという状態を抑える。
そして、どこにどういうふうに露出をしていかなければならないのか、露出をしたいのかとことを炙り出して、じゃあそこに露出をしていくためには自分たちは何を提供したらいいのか、どんな仕込みをしなきゃいけないのかとことを考えていく。こういったことまるごと幅広い対応がSEOとして必要になってくる。
ということをぜひですね、抑えていただきたいなと思います。
あくまでユーザー行動の結果
こういうものは、なんだろうグーグルがよく自分たちのところで完結させたい、それは自分たちの中での利益を最大化させたいからだ、みたいなとことか、自分たちの中で滞留させたいからだというふうにとっちゃう方もいるんですけど、これはユーザーがやっぱりいちいちクリックとかタップをするのが面倒くさい。
その場で手に入れられる、早く知りたい、やりたい、とことを優先している結果だと私は思うんで、だとしたらそこに対応していくようにしていく、対応していくことが、なんだろうな、諸手を挙げてそっちにという感じではないですけれどもいいんじゃないかなというふうに思います。
で、さらに今もグーグルはAIで動いているとか、アルゴリズムはAIですから出すので、どういうふうにグーグルにデータを食べさせたらSEO、検索エンジンに対して自分たちの思ったような見せ方をさせてもらえるかってことが大きな枠組みで言えば大事になってくると思います。
第328回:AIが進化すると、Web○○という言葉は過去の物になる – 中山陽平の中小企業むけ実践WebコンサルティングPodcast
https://roundup-inc.co.jp/nakayama/podcasts/vol328_a-web-destroy/
これがコンテンツをどう作るのかという話もあれば、その構造化データをちゃんと設定するのかみたいなテクニックなところもあればあとは、この辺は実際のグーグル、実際にグーグルが出しているものを見てこういうアルゴリズム、きっとこういうものを出したらこういうふうに出てくるというアルゴリズムなんだろうと。
こうなったらこうなるんじゃないかという…なんでしょうね。AIの癖じゃないんですけど、傾向とかというのをきちんと抑えていって、それに対応していって自分たちの出したい、露出というものを上げていくみたいな、どういうふうにグーグルのAIとお付き合いをしていくかというところがSEOに関してのメインスキルに、こう1年2年でもかなり変わっていくのではないかと思います。
大局的に見ていかなければSEOは出来ない
昔ながらの順位をこうしてとかですね、バックリンクを集めてとか、それ自体はもう一個一個シグナルとして大事なのは認めますけれども、多分それは本当にやることが決まって、なんだろうな、手法?戦術としてというか、それよりもっと細かい話ですけど。
手段として、じゃあそれもやりましょうか、リンク集めましょうかとか、コンテンツこういうのを作りましょうとか、そういうものに過ぎないような存在になっていくんじゃないかなと思うんで、SEOがよりちょっとマスマティカルな方向に進むんじゃないか、進んでいますよね、実際ね。
なので数学的な知識とか、サイエンス系の方に強くないと、ちょっとまずいなーって、去年ぐらいかずっと思ってますけどね。まあそうなんで、勉強しなきゃって言いながら、なかなか進まないんですけど。ぜひ、SEOはそういう世界だという前提に立って、皆さんは考えていただきたいし、外の人を選ぶんだったら、そういうところまで領域として含めているような会社を選んだ方がいいんじゃないですかね。
厳しい、厳しいっちゃ厳しい、高度化していく。
それから勝手にこれが出ちゃうんですけどね。ちょっとまた改めてですけど、こういうそういうなんか、考えながら喋る方は、日刊配信のポッドキャストの方でやりたいと思います。
で、話を戻すと、こういう形でお客さんのですね、要望に応えてGoogleは変わっていっているので、もう一回一番最初で、一番最初?途中で申し上げました通り、今まではユーザーがいました。Googleに来ました。Googleで検索結果のラインが出ました。
じゃあそこから集客しましょう。このラインばっかり気にしていましたと。でもこういうラインで来る人というのは、もはや半分を切りましたと。
なのでここで残り半分というのは、皆さんここでグルグル、グルグル回ったり、あるいはGoogleじゃないとこ行ったり、そこでなんか画像見てGoogleで検索してみたりとか。
あっちゃこっちゃこっち、ここをグルグル、グルグル回りながらですよね。いろんな情報探索をしていて、どっかのところで皆さんの会社の名前だったり、サービス名だったり何か分かりませんが、見て急にバインってくるわけですよね。バタフライサーキットの話なんかも思い出していただきたいですけど、こんな感じでしたよね。
第237回:「バタフライ・サーキット」と「パルス消費」は気にしなくていい。押さえたいポイントは1つだけ – 中山陽平の中小企業むけ実践WebコンサルティングPodcast
https://roundup-inc.co.jp/nakayama/podcasts/vol237_butterfly-circuit/
エクスプローラー探索行動と評価ですね。エヴァリューションかな?を繰り返していくという流れがありましたけども、それと同じで、ここをグルグル、グルグル回る。
そうするとじゃあGoogleのここに露出したい、ここに露出したいというのが出てくるはずで、それに関してきちんと載せていくとことをやっていくことをお勧めします。
結構ですね、どこのとも言いませんが、SEOそんなにやってないよという会社なんで、ほとんど自然検索の、その10個の青いリンクのところしか考えていなかったりして、まあ最近は話題になってきたので、そのローカルSEO、マップの方も禁するようになってきましたけれども、画像は?とか動画は?とか、FAQは?とか、ダイレクトアンサーは?とか、そういったところまで含めて、自分たちをどう露出していくのかというところは、まだまだちょっと難しい部分あると思うんですね。
まとめ
そういったところをトータルでやっていくことが、やっぱりSEOとして重要になってくるので、ぜひですね、この動画をご覧になった方はそのあたりも含めて、まずは自分たちの露出したいキーワードがどうなっているのか、そしてお客さんがその中で、仲の良いお客さんにでも聞いてもらって下さい。
どういうふうにしてうちを探して見つけられましたかというのを、いろんなたくさんのですね、お客さんに聞いていっていただきて、実態を知っていただくことがまず第一歩かなと思います。
はい、とことで今日ちょっとサクサクサクサクとしゃべってしまったので、ぜひあの、これYouTubeの方と、あとはうちのサイトの
ミラーサイトですね。ラウンドナップハイフーンコンサルティング、違うドメイン変えました。
ラウンドナップハイフーンインク.co.jpのスラッシュ中山の下にポトキャストのミラーを置いておいていますので、そこの方にもアップをしておきます。こちらなんかをまた見ていただきながら、次どうしようかなとか、
ここって伸びるよ違うななんてことを考えていただくといいのではないでしょうか。はい、それでは今回はそんな感じで以上になります。
ここ以外の配信先リスト
- Podcast(おすすめ)
https://itunes.apple.com/jp/podcast/zhong-shan-yang-pingno-non/id750899892 - GooglePodcast
http://bit.ly/google-podcast-jp - Spotify
https://open.spotify.com/show/0yBHyUelJHFtby5uD06UxU?si=fL7RT_T9RPivEu7cAjhqFA
- Amazon Music
https://amzn.to/3uV8vT7
日刊情報配信ラジオはじめました
※スタンドFMにて日刊情報配信ラジオを始めました。今までのLINEの代わりになります。
https://stand.fm/channels/620ddacbeb302d8b48c746c9
Podcast /Webinar への質問は
こちらのフォームか[email protected]まで。匿名投稿OKです。
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