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内容について
多くのWeb制作会社が同じような強みを掲げる中、どの会社を信頼すれば良いか見極めるのは困難です。
本配信では、Webサイトの情報や比較サイトに頼るのではなく、問い合わせへの対応、実際の顧客へのヒアリング、優れた制作実績からの逆引きといった、より実践的で本質的なパートナー選びの方法を、中小企業のWeb活用を支援する専門家が具体的に解説します。
とはいっても、ネット上の情報をどう見るかですとか、そういう観点ではなく、もっと現実に即した選び方です。具体的にはネットの情報に依存するより別の方向性が良いという内容です。
- ホームページ制作会社を選ぶ際の注意点
- 問い合わせ後の対応が重要
- 第三者の視点を取り入れた選定方法
- 既存のユーザーの状況・声を調べる
- 気に入ったウェブサイトから追う
目次
このPodcastが解決できるFAQ
- Q1: Web制作会社のサイトはどこも同じようなことばかり書いてあり、どうやって選べばいいかわかりません。
- A1: Webサイト上の情報だけに頼るのではなく、①問い合わせ時の対応、②その会社が制作した顧客からの評判、③優れた制作物(アウトプット)からの逆引き、という3つの視点で判断することが有効です。特に、問い合わせに対して丁寧かつ付加価値のある返信をくれるかは、信頼性を見極める重要な指標となります。
- Q2: 比較サイトや一括見積もりサイトを使うのは、良い方法ではないのでしょうか?
- A2: 便利ではありますが、注意が必要です。サイト運営者への手数料が発生するため、その分が制作費用に影響する可能性があります。また、価格競争になりがちで、予算内で収める提案が中心となり、必ずしも自社に最適なプランが得られるとは限りません。
- Q3: 問い合わせをした際に、注意して見るべきポイントはありますか?
- A3: すぐにミーティングや電話を設定しようとしたり、仮申し込みを促したりするなど、拙速に契約を進めようとする会社は注意が必要です。自社の課題や要望を深く理解しようとせず、自社の営業プロセスを優先している可能性があります。メールでの質問に的確かつ誠実に回答してくれるかを見極めることが大切です。
- Q4: ネットの情報以外で、信頼できる会社を見つける方法はありますか?
- A4: 制作事例に掲載されている顧客に、直接コンタクトを取って評判を聞く方法があります。特に、自社と業種や地域が異なる企業であれば、率直な意見を聞ける可能性があります。また、地域の異業種交流会などで、評判の良い会社について情報収集するのも有効な手段です。
- Q5: 良いWebサイトを見つけた時、それを制作した会社をどうやって探せばいいですか?
- A5: 良いと感じたWebサイトのフッター(最下部)に、制作会社のクレジット表記があるか確認してみてください。「Web制作:〇〇会社」のように記載されていることがあります。そこから制作会社のサイトへアクセスし、他の実績やサービス内容を確認することで、自社に合うかどうかの判断材料になります。
配信内容の詳細
Web制作会社選びの現状:なぜ見極めが難しいのか
Webサイトの活用を考える際、多くの企業がWeb制作会社というパートナーを探します。しかし、どの制作会社のWebサイトを見ても、似たような強みやサービスが並んでいるのが現状です。
マーケティング手法が一般化し、各社が情報発信に力を入れているため、サイト上の情報だけで他社との明確な違いを見出すことは非常に困難になっています。結果として、どこに依頼すれば良いのか分からなくなってしまうケースは少なくありません。
比較サイトや一括見積もりの注意点
では、比較サイトや一括見積もりサービスを利用するのはどうでしょうか。これらは一見便利ですが、いくつかの注意点が存在します。
- 手数料の発生:利用者が支払う費用の一部が、サイト運営者への手数料となり、本来の制作活動に100%投下されない可能性があります。
- 価格競争の激化:見積もり金額での勝負になりやすく、低予算でやりくりする提案が増える傾向にあります。これは、品質やサポートの低下につながることも考えられます。
これらの理由から、インターネット上で新規にパートナーを探すことは、想像以上に難しい作業と言えるでしょう。
見極め方1:Webサイトの情報ではなく「対応」で判断する
信頼できるパートナーを見つけるための一つの方法は、問い合わせ時の「対応」に注目することです。Webサイトに書かれた情報よりも、実際のコミュニケーションの方がその会社の本質を表します。
注意すべき対応の例
- 問い合わせ後、すぐにWeb会議や電話など直接会うことを求めてくる。
- 詳細なヒアリングの前に、仮申し込みなど次のステップに進ませようとする。
このような対応は、顧客の課題解決よりも自社の売上を優先している兆候かもしれません。営業心理学的なテクニックで後戻りしにくくさせようとする意図も考えられます。
信頼できる対応の例
一方で、メールでの問い合わせに対し、分かりやすく丁寧な回答をくれる会社は信頼性が高いと考えられます。質問内容に付加価値を添えて返信してくれるようなら、顧客に寄り添う姿勢があると言えるでしょう。最終的に価値を提供するは「担当者」です。その人との相性やスキルを見極める上で、初期のコミュニケーションは極めて重要です。
見極め方2:ネットから離れ「実際の顧客の声」を聞く
次に有効なのが、インターネットの情報から離れ、その制作会社を実際に利用した顧客の「生の声」を聞くことです。
制作事例やお客様の声に掲載されている企業に、直接コンタクトを取ってみるのです。同業・同商圏では警戒されるかもしれませんが、遠方の企業であれば、意外と率直な感想を教えてくれることがあります。もちろん、丁重にお願いし、場合によってはお礼をすることも大切です。
また、Googleマップの口コミも参考になりますが、コメント内容をよく吟味し、不自然な高評価が続いていないかなどを確認する必要があります。中小企業同士が協力し、有益な情報を交換する関係性は、業界全体の健全化にもつながります。
見極め方3:優れた「アウトプット」から逆引きで探す
普段、業務などでWebサイトを見ている中で「このサイトは使いやすい」「デザインが良い」と感じるものがあるはずです。そうした優れたアウトプット(制作物)から、それを手掛けた会社を逆引きで探すのも非常に有効なアプローチです。
多くのWebサイトでは、フッター部分に制作会社の名前がクレジットとして記載されています。その情報をもとに会社を調べ、他の実績や理念を確認することで、自社との相性を判断できます。これは、制作会社が自ら発信する情報よりも客観的な評価軸と言えるでしょう。
まとめ:信頼できるパートナー選びは第三者の視点が鍵
Web制作業界は変化が激しく、企業の淘汰も進んでいます。依頼した会社がなくなってしまったり、サービスの品質が低下したりするリスクもゼロではありません。そうした事態を避けるためには、Webサイトの情報だけを鵜呑みにせず、第三者の視点を交えて多角的に比較検討することが不可欠です。今回紹介した「対応」「顧客の声」「アウトプット」という3つの視点を活用し、自社にとって本当に信頼できるパートナーを見つけることが、Web活用の成功につながります。
続きはPodcastをご覧下さい。
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