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今回の内容について
みなさんこんにちは。ラウンドナップコンサルティング代表の中山です。では本日のポッドキャストを始めていきたいと思います。
今回は、昨日1月19日に行ったウェブ解析士のセミナーの振り返りなんかをしながら、クライアントにどういうふうに価値を伝えるのかというところを、少しお話できればと思います。
※注:現在ウェブ解析協会からは脱退し、マスター資格も返上しています
昨日は池袋で、私のほうで2ヶ月に1回だけしかできないのですが、上級のみのウェブ解析士講座というのをやっています。ウェブ解析士という資格についてご存じない方は、ぜひそのキーワードで検索をしていただければ、公式の協会のホームページが出ますのでぜひご覧ください。
とても便利な資格で、5千、6千、もっとでしょうか、受験している資格です。
そのセミナーを実はみっちり2日間に分けて、合計10~11時間くらいやるんです。
スライドも100枚を超えていて、それをひたすら講義と演習方式でやるという、実はやるほうも非常に大変な講義ではあるのですが、そんなことをやっています。
コンサルを目指すとか、WEBに関してきちんと幅広い知識を付けておきたいというような方、実務を活かしたいという方には本当にお勧めです。
例えばフレームワーク分析とか、そういうところから入ります。やり方だけを教えるとかそういうことではなくて、3C分析とか、それ以外のフレームワークをどうするか、みたいなところから始まって、カスタムセグメントみたいなWEBの世界の細かいテクノロジーの部分に入っていったりもします。
計算問題なんかも多いので、非常に苦労される方は苦労されます。方程式まで出てきますので。それの一日目を昨日池袋で開催しました。そのときに、私のマンツーマンではないのですが、少人数、多くても6名で、平均4名くらいで開催しているので、いろいろなことを実際に相談しながらやっています。
そのときに一つ悩んでいるというか、今までも結構あったのですが、みなさん頑張って成果をあげるということ、これは大事なことなのですが、なかなか成果というものを分かってもらえない。
それからこういうふうに進めたらいいのではないかという提案をしても、向こうは結局、相手が思っている結果以外のものは拒絶してしまう、そういう世界がやはりあるということで、ではどういうふうにこれをお客様にアピールしていけばいいのでしょうね、なんていう話は今回に限らず昔からありました。
これで思うのは、コンサルという職業の難しさですし、コンサル的な仕事をしている方の難しさです。やはり成果を出すことは大事なのですが、それをきちんと伝えられるのかどうかというのが、もっと大事なんですね。
例えば100成果を出して、その価値というものを50しか伝えられなかった場合、みなさんもまず損ですよね。自分で頑張ったものの半分しか評価されません。
それから実は相手も損で、自分が受けられているメリットというものを半分しか理解できていない、分かっていないということは、もしかしたらそのせいで今やっているプロジェクトが打ち切りになってしまうかもしれません。
或いは、その人自体の評判も落ちてしまうかもしれません。もっと予算を得て、もっとプロジェクトを進めることによって、企業にもっと利益をもたらすことができるかもしれないのに、それができなくなってしまうかもしれないということで、実はお互いに嬉しくない状況なんです。
ですから、伝えるということはいろいろな面からもそうですが、やはりすごく大事なんですよね。コンサルであれ、或いは会社の中でプロジェクトリーダーをする場面であれ、何にせよ自分が行ったことを100%きちんと伝えられるようになるというのは、早めに身につけておいたほうがいいスキルです。
コンサルはもちろんそうです。「私はこれを頑張ったんだ、こうやったんだ」ということを声高らかに主張しろというわけではなくて、いったい相手にどういうふうに伝えたら、どういうかたちで伝えたら素直に自分が生み出した価値を受け入れてもらえるのか。
「なぜ分かってくれないんだ」と考えるのではなくて、「どうやったら受け入れてもらえるか」というふうに考えることが、とても大事です。
なかなかコンサルの方なんかは、本当にこの考え方を変えて、どうやったら受け入れてもらえるんだろうと、変わるのはこちらしかないですよね。相手は変わってくれるわけではないので、自分がどういうふうに表現の仕方を変えたら、相手に伝わるだろうということをとにかく考える。
これは短期的な問題でもありますし、長期的な問題でもあります。短期的な問題で言えば、例えばしゃべり方教室であったり、プレゼンテーションの仕方であったり、レポートの作り方、そういうところで解決できる部分も多いのですが。
長期的に見れば、例えばブランド、成果、そういったものがあると、良くも悪くもやはり相手は信じてくれます。受け入れてくれます。そういうところをやはり短期的な施策と一緒に、長期的にも考えていかなくてはなりません。
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