PodcastはiTunesのPodcastディレクトリからダウンロード下さい。自動的にダウンロードされて便利です。
Podcast: Embed
Webで購読する Apple Podcasts | Spotify | Amazon Music | Android | RSS | More
今回の内容について
今回は前回の続きです。2016年の夏に行った、カゴヤジャパン様の豪華三本立てIT/WEBソリューションセミナーでの、私の講演の一部を抜粋してお送りしたいと思います。
- カゴヤ・ジャパン、Web担当者向けのソリューションセミナーを大阪・東京で開催 | マイナビニュース
- 2016夏の特別企画 豪華3本立て IT・WEBソリューションセミナー|レンタルサーバーのカゴヤ・ジャパン
重ねてカゴヤさんには特別に公開を許していただいたことを、お礼申し上げます。全体としては1時間のセミナーだったので、その一部となるのですが、要点として、公開できる中でみなさんにお伝えしたいことをまとめました。
途切れ途切れになっている部分もありますが、最後までお付き合いいただければと思います。
今回は、制作会社さんがこれから、みなさんの本当の力を出し切って、その価値をお客様に感じてもらえるか、そういう状況を作るにはどうしたらいいかという内容です。
制作にお客様を巻き込むことが、双方にとってプラスになる
Web制作会社のみなさんは、お客様からこういう情報を引き出して、自分たちで考えて、というふうに、どうしても自分たちの中で完結しようとしてしまいがちです。
そうではなくて、お客様をいかに動かすか、巻き込むか、というところがどれくらいできるかというのが、お客様の満足度にも繋がります。またその後の運用の成果にも繋がりますし、もちろん成果にも繋がってきます。
お金を払ってもらっているのにお客様に動いてもらうことは、何かものすごく良くないことなのではないかと思いがちなんですね。
でもそうではありません。
むしろそれがお客様にとっても更なるプラスになる、付加価値になるということを、今回のポッドキャストの中ではお送りしています。
なので、そういう観点で制作会社、或いは同じようにコンサルティングを行っている方々というのは、お客様に対して接していただくといいのではないかという内容になっています。
少し長めですが、最後までぜひお聞きください。少し聞きづらい点もあることは、会場での収録ということでご容赦いただければと思います。ではどうぞ。
判断基準を共有する最大のチャンスは「制作中」
こうやってプロセスを共有すると何がいいかと言うと。制作の最中って、一番お客様が本気にならざるを得ないです。本気にさせる口実があるじゃないですか。
だってお金を払って・・・もちろん納品後だとしても、一応契約上はお金を払うことになってしまっているわけです。このときが最高だと。例えば提案の前に、お客様にもめちゃめちゃ頑張ってもらいますよ、と言ったらたぶん嫌がられます。
もちろん受けたときに手のひら返しで「いやお客様にいっぱい手伝ってもらいます」というのはマズイですが。
受けた後に、制作の中でいろいろなことに関わってもらって、その中で自然とマーケティング的な考え方やセールス的な考え方を持ってもらう。
それから、どうしても自分たちの目線になってしまいがちじゃないですか、どんなサービスも。
お客様の目線で考えなくてはいけないとか、そういう価値観、いったいどういう基準でものごとを捉えて、それに対していったいどういうことをしていかなくてはいけないのかという、価値観や判断基準、サービスを選ぶときの判断基準。
価格だけを見てはいけないと。そのあとにいかなる成果が返ってくるかとか、自分たちがどれだけノウハウを得られるかとか、そういうのが重要なんですよ、とか。
そういう判断基準を一番スムーズに伝えられるのは、この制作中、つまり一緒にやっている段階なのです。
このときに徹底的にお客様を巻き込んでいく。お客さんとは担当者だけではなくて、中堅くらいだったら二桁くらいの人数を巻き込むくらいの気概でやったほうがいいです。
お客様のレベルがあがると制作を進めやすくなる
これはすごく大変です、大変だからこそ、やれる価値があります。簡単なことはすぐに真似されてしまいますからね。やる意味がないです。
これをやっていくと、お客様の中のレベルがどんどん上がっていきます。それをお客様にフィードバックすることによってお客様のモチベーションを上げるということももちろん大事です。
お客様のレベルが上がっていくと何が嬉しいかというと、まず意思疎通ができるようになります。本当に価値があることというのを伝えやすくなります。
たぶんすごく苦労すると思うんです、いろいろなことに。「何でこんなことやらなきゃいけないの?」とお客様に言われる。
これを行うことによって、もちろんみなさんとしても非常に進めやすくなるということもありますし、お客様としてもノウハウが蓄積できて、実はすごくWin-Winなかたちになるんですね。
この続きはPodcastをお聴き下さい。