第125回:無線LANケーブルの話題でマーケターが押さえるべき事など10月第2週のNEWS

ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。

このPodcast/書き起こしで得られること(要点)

  • 専門家にとって違和感のある言葉でも、お客さまが実際に使っているなら、まずそこから理解する必要がある。
  • 知識差の大きい分野ほど、説明不足や曖昧な見せ方がトラブルを招きやすい。
  • SSLのような安全対策は、問題が起きてからではなく、事前に計画して進めるべきである。

無線LANケーブルを笑わない

無線LANケーブルという言葉が話題になると、詳しい人ほど「そんな言葉はない」で終わらせがちです。でもマーケティングの観点で本当に見るべきなのはそこではありません。お客さまは、専門家と同じ言葉で世界を見ているわけではないということです。しかも調べてみると、実際にそう呼ばれる商品もあるというのがまた面白いところです。

正しい用語より、伝わる言葉

ホームページとWebサイトの関係が典型ですが、業界内での正しさと、一般の人が自然に使う言葉はずれます。リスティングのキーワードでも、キャッチコピーでも、本文でも、まず押さえるべきなのはお客さまが実際に使っている表現です。自分たちの頭の中の用語で書き続けると、内容が良くても届かない文章になります。

知識差の大きい分野は説明不足が危ない

仮想通貨のように、仕組みが難しいのに話題だけが先行している分野では、まともな事業者と、知識の浅さにつけ込む側が同時に増えます。相談件数が増えているのも、その分だけ理解が追いつかないまま手を出してしまう人が多いからです。

面白い仕組みでも黙って使わない

Coinhiveのように、閲覧者のCPUの一部を使って採掘し、その収益でサイト運営費をまかなう発想は、広告以外のモデルとしては面白いものです。ただ、裏側で動かすならなおさら明示が必要です。便利だから入れるではなく、どう見えるか、どう受け止められるかまで含めて設計しないと、すぐに不信感へ変わります。

安全性は後回しにしない

Chromeが、SSL化されていないフォームに入力しようとすると「安全ではない」と出すようになったのは、ユーザーが見えないところでも安全性の基準が変わっているということです。今すぐ大きな影響が出なくても、HTTPのままで良いとはもう言いにくい時代に入っています。

余裕のある時期に移行を決める

SSL化はSEOへの影響を気にする方も多いですが、だからこそ忙しい時期に慌ててやるのではなく、余裕のある時期を決めて計画的に移行した方がよいです。最初からSSL前提で作る方が、後から直すより混乱が少なくなります。安全性は、見えにくいからこそ先回りで整えるべきです。

接点が増えるほど言葉の設計が効く

モーターショーの流れを見ても、これからは家と職場だけでなく、移動中の車の中も大きな接点になっていきます。自動運転や車の電子化が進めば、そこでできることは今よりずっと増えます。

新しい接点でも理解される表現

接点が増えるほど、専門用語のまま押し切る伝え方は通用しません。どこで読まれても、どのくらいの知識の人が触れても理解できる表現に直していくことが重要です。新しい技術や新しい場が広がるほど、最初の一歩はいつも「分かる言葉で伝える」に戻ってきます。

まとめ:専門家の言葉ではなく、お客さまの理解から組み立てる

無線LANケーブルという話題は、用語の正誤そのものより、専門家とお客さまの言葉のずれを見直すきっかけとして重要です。仮想通貨やCoinhive、SSL化の話でも同じで、知識差があるほど、説明責任と安心設計が価値になります。まずは自分たちの言葉ではなく、お客さまの理解からマーケティングを組み立てることが必要です。

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