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今回は、クリティカルな話題というよりは、根っこの話を引き続きしていきます。
Web 界隈のテクニカルな話題や技術的な情報は、ネットにいいものがとてもたくさんあります。
私も日々参考にさせてもらっていますが、そういう技術的な情報というよりは、それを使うための基本的な知識について、中小企業や小規模事業者の方々を対象にお届けします。
今回は「真剣に取り組んだ時に得られる大きな付加価値とは何か」というテーマです。
成果や結果だけを見てしまいがちだが・・・
小規模事業者持続化補助金という、ホームページなども作れるような補助金があります。
まだ今年の計画は発表されていないですが、今年もやるという採択がされれば、三分の二の補助が行われるものです。
補助金には、結果としてお金が補助されるというメリットがあります。
Web制作であれば、作成したホームページそのものであったり、ホームページ以外の様々な媒体からの引き合いが増えるとか、新規の開拓ができるとか、そういった営業面での直接的なメリットがあります。
それはもちろん期待しなければいけないものです。
それは私たちのようなサービスを提供する側としても、それから享受する皆さんとしても、協力して、メリットが得られるように、そこに向かって行かなければならないものではあります。
ただ、最終的な結果というところだけにフォーカスしていろんなことを考えていると、すごくもったいないんです。
そこに達成するまでのプロセスで得られる付加価値があるからです。
補助金申請で必須の、事業計画書作成から得られるもの
補助金の話からするとすごく分かりやすいので、先に小規模事業者持続化補助金のプロセスの中でお伝えします。
この補助金に関してはもう受けた方も多いかもしれませんし、毎年何らかの形で挑戦していますという方も多いでしょう。段々競争率が高くなってきています。
いろいろ頑張らなければならないことはありますが、その結果として最大50万円ぐらいもらえます。
小規模事業者持続化補助金を受ける場合、そのプロセスとして必ず商工会とのやり取りが必要になってきます。基本的には皆様事業者と商工会なり、支援機関とのやり取りが必要になり、そこで判子をいただかないと提出ができないようになっています。
その時に必要になるのが、行う事業の簡単な事業計画書です。
これは数値の部分もそうですし、なぜそれを自分たちが行うのか、行わなければならないのか、他社が行わないで自分たちが行わなければならない理由は何か、そしてそれを行うことによって、なぜ自分たちが事業を成長させることができるのか、といったことを記載します。
お客さんに買ってもらって感謝してもらえるかというところの理由付けや、それを裏付ける概算、予算も含めての様々な数値、そういったものをまとめたWord形式の計画書を出さなければなりません。
もちろん最大50万円という補助に対して、いいなと思う方もたくさんいらっしゃるのですが、それ以上に、そういうものを目の前にしてWordという形で文章にする、明文化することが事業者としての大きなメリットになっていると、商工会の方々からよく伺います。
今まで暗黙的に持っていた「なんかこういう事業で成功するんじゃないの」とか、「そういうことやってみたいな」と思っているものを形にして、数字や文字にしてã