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今回のテーマの一つ目は、SEO関連で、Googleのアップデートについてです。
以前ほど関心を持たれなくなったGOOGLEのアップデート
昔みたいにGoogleのアップデートが話題にはならなくなってきています。
Google自体が以前のように大きなアップデートを繰り出すようなスタイルではなくなっていて、日々小さなアップデートを繰り返しています。アップデートのリリースもあまり出さないような状況です。
そのため、アルゴリズムのアップデートは人々の興味関心から外れてきています。
日本の場合は、例の健康医療関連のアップデートがありましたので、少し敏感になっている時期ではあります。
そんななか、新たに、まだ詳細不明ではあるものの、12月中旬に少し大きめのアップデートがありました。正確な発音はわかりませんが、「マカバイアップデート(Maccabees Update)」と呼ばれています。
Barry Schwartzさんという方が、Search Engine Roundtableというメディアの中で、「こういうのをやっているんじゃない?」と書いて、最終的にGoogleがTwitterで「やってますよ」と返答したということです。
マカバイアップデートの内容は?
マカバイアップデートの内容が何かというと正式に明確にはなってはいません。定点観測をしている方によると、恐らく、細かいクエリに対しての、コンテンツの妥当性についてアップデートをしたのではないかということです。
2個3個のキーワードを組み合わせた検索に対して、どのページを表示させるのか、どのコンテンツが適切なのか、という部分に関してのアップデートですね。
Googleとしては、そういった細かいクエリについても適切なページを結果として出せるようにしたいということです。
例えば、細かいクエリで検索される、チケットや旅行比較、通販など、商品点数が多くてページ数が多いようなシステム系のサイトにはある程度影響があることが予想されます。
このアップデートは恐らくグローバルで展開されているため、日本でも行われているはずです。
なんだか最近状況が変わったぞという場合は、このアップデートの影響かもしれません。
例えば「価格 テレビ 32型 液晶」といった細かいキーワードで検索したときの、自分のサイトの中で出るページが変わっているかもしれないという問題があります。
システムでページを大量に生成するようなサイトは注意
システムで大量に自動生成されるページがあるという場合、それぞれ細かいクエリについて実際に検索をしてみて、それが、自分達が想定したとおりのページが検索結果に出ているかを必ず確認しておきましょう。
キーワード2個くらいならいいですが、3個以上になってくると、意図していないカテゴリページが検索結果に出てきてしまっていたり、カノニカルの設定が間違ってしまっていたり、全然違う商品が出てきてしまったりすることがあります。
そういった場合、システム的に、もっとSEOに配慮した設計にしておかないといけないことがわかります。
ですので、システム的にページを生成するような大規模サイトを運営している方は、狙っているクエリグループ単位で自分達が見て欲しいと考えているページを結果として返せているかというのを常にチェックし続けるべきです。
全体的にどれぐらい集客できているかを見るのはもちろん大切ですけれども、離脱率を下げる・滞在時間を上げるという観点でこれらは大切なことです。