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この時期、いろいろなところから新規のお問い合わせがあり、また過去の経験も含めて思うのは、失敗する会社さんと成功する会社さんにはそれぞれ特徴がある、ということです。
それは、うちが入る入らないにかかわらずですね。過去、失敗してうちに来るという方もいますし、うちにご相談いただいても成果になるケース、ならないケース、いろいろあります。もちろん色々な要因があります。落とし穴にはまっているようなケースもたくさんあります。
今回はその中の一つについてご紹介したいと思います。それは、「外部にいろんなものを依頼するときの態度、受け入れ体制について」です。
外部に依頼するときのスタンスで結果に差がつく
なにか依頼をする、あるいはもっとエンハンスしたいということで外部に出す時のスタンスには2種類あります。
ひとつは、出す内容を何とか自分たちでもわかろうと思って出すケース。
もうひとつは、「お金を出して、こういう資材を出して、情報を出したら、これだけ返ってくれればいいよ」「相手のことを知る必要はないんじゃない」という閉じた状態になっているケース。
この二つ、結構どちらのパターンもありますが、後者の閉じているケースは失敗しやすいです。かなり失敗する確率が高くなります。何パーセントかは分からないですけども、5割以上は失敗率があがります。
依頼だけして興味を持たないのは損
まず、相手のことを分かろうと思って依頼している時と、相手のやることに対して興味がないのと、二つの気持ちを考えてもらうと、わかりやすいです。
相手のことや相手に依頼することに対して、「知りたい、知らなければならない、なんとかちゃんと関わっていこう」と思う時には、相手のやっているいろんなことに対して、興味が湧いたり、気をつけたり、目がいったり、それに対していろんな感想が頭の中にできたりするはずです。
一方、「これだけお金出して、これだけ情報出して、こういう事やってほしいからあとよろしくね」というパターンで、「今月どうでしたか?」だけ聞くという状態。これを想像すると、相手が何やってるかなんてどうでもいいと思っているわけです。
中で何やってるかは別に興味はないから、とにかくこういうリターンを返してくれればいいよ、という機械みたいな感じですね。相手が何やってるかは全然興味ないですし、別に細かいところでうまくいってなかろうがどうでもいいと考えている。
これは、ものすごく損なことです。
興味を持って接することで投資対効果がアップする
せっかくお金を払って、必要だけれども自分たちでやれない事を、その分野の専門家・専門会社に依頼するわけですから、そこからいろいろなものを取れた方がいいに決まっています。
相手に対して自分たちが心を開いて、何やってるんだろう?これはどうしてやってるんだろう?と興味をもって接するということは、皆さんにとっても、良いことがあり、いろいろな相乗効果を生み出します。
お願いしているわけですから、質問すれば答えてくれます。また、いろんなことを質問していくにつれて、自分たちでこういう情報を持ってるよとか、最初は気付かなかったけどもこういうネタも実は役に立つんじゃない?というのが出てきます。
お客様から問い合わせでこういうのあったんだけどどう思いますか?といったフィードバックが行われるようになりまã