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今回のテーマは、「マーケティング施策に対して集中力を持続させるためには?」ということでお送りします。
これは研修やコンサルティングでもよく聞かれるテーマです。
どうしても1日の中で集中力が途切れてしまう時間がある・大事なときにやる気がでないということがあります。そんなときにどうすればそういった波を抑えられるのか、もっとパフォーマンスをあげられるのか、そういったご質問をよくいただきます。
パフォーマンスを高める意識を持ち続けよう
こういった質問は、非常に自然なもの、そして、ありがたいこと、素晴らしいことだと感じます。
自分のパフォーマンスに関して、よりよくしたい、よりたくさんのことに貢献できるようになりたいという考え方は、ご自身のスキルアップにも結びつきますし、会社として組織としてありがたい部分でもあります。
ぜひ、この考え方を持ち続けて、パフォーマンスをアップしていくことを習慣としていただきたいものです。
ではそれに対してどうすればいいかというところですね。
目の前に「これをやらなければいけない」というタスクがあるのに、なかなか手がつかない。あるいは、これぐらいの時間にならないとどうせやる気がでないから、それまではボーっとしてようかな、とか、まぁ、ボーっとしてるという人はあまりいないかもしれませんけれども、仕方ないということでパフォーマンスが低い状態を容認してしまう。
こういった経験は皆さん少なからずあるでしょう。
激務のために、平たくいえば病んでしまっている場合には、そもそも、そこをきちんとしていかなければいけません。そうではなくて、健全な状態でパフォーマンスをあげていきたいというケースについての対処法を、今回は自分の経験から伝えていければと思います。
人間は常にMAXの状態ではいられない
そもそも、パフォーマンスについては、常にMAXの値、あるいは、それ以上を出し続けられるものではないというふうに考えていただきたいということです。これだけで肩の荷がだいぶ降りるはずです。
どうしても自分が一番テンションが高い・パフォーマンスがよい状態を体験していると、その状態を常に保ちたいと考えてしまいます。
ただ、人間は脳みそにしても身体にしても、そんなにハイパーテンションの状態を保つことはできないようです。科学的な研究もなされているようですが、少なくとも我々の実感として、その状態を1日中維持することは不可能であろうということは感じられます。
なので、自分のテンションの高い状態を常にキープしておくにはどうしたらいいか、と考えるのはやめましょう。
ではどう考えるのかというと、まず、自分の1日の波を把握するということです。
バイオリズムと呼ぶのか何なのかはわかりませんが、自分のなかで「のってくる時間帯」というのがあるはずです。あるいは「のってくるきっかけ」もあるはずです。
それに気付くことが第一です。
集中できるときとできないときのタスクを、あらかじめ準備しておく
さて、自分がのってくるためのスイッチをどんどん押したとして、それがずっと続くわけではないですし、スイッチを押し続ければ、それも鈍化していきます。
なので、1日のうち集中できるときとできないときがある、それを押さえた上で、集中できるときにやるタスクと、集中できないときにやるタスクをわけて、あらかじめ