今回の内容について
今回は、補助金・助成金は経費削減はなくインセンティブとして捉えよう。ということについてお伝えしています。
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エピソード詳細
今回は、補助金の話です。私が毎年オススメしている物の1つが「小規模事業者持続化補助金」です。この補助金は最大50万円補助(条件によって上限変わります)ですが、商工会議所や専門家と一緒になって、計画書を作る事が必要です。
これをどう捉えるかで、成果が大きく変わってきます。そんな内容です。具体的にどんな良いことがあるのか?自社の実になる活用をしたい方は、是非お聞き下さい。約21分です。
これを聴いてる方々の中で、補助金や助成金を使ったことがある方はどれくらいいらっしゃいますでしょうか。
私が個別相談やコンサルティングを行う際に感じるのは、思ったより皆さん使っていない、あるいはそもそも知らないケースが多いなということです。
その理由を伺うと難しそうだとか、手間がかかりそうだ、自分たちが受けられるものだと思わなかったといった声が多いですね。
逆にフル活用している会社さんもあります。
社労士さんが助成金や補助金に強いか、知見があるかというところも大きく影響しますが、もっと知られていいんじゃないかなと感じています。
補助金と助成金の違い
助成金は一定の要件を満たしていれば必ずもらえます。申請した際に受理されれば必ずもらえます。その間にやっちゃいけないことなどはありますが、必ずもらえるものです。
補助金は基本的に審査があります。
これは両方とも使った方がいいです。
特に助成金は雇用保険が原資になっていますから、雇用保険を払っている方は、そのひとつの見返りとして受け取ってしかるべきです。
まずは、皆さんにぜひ補助金・助成金について知っていただきたいというのが、今回一つ目のメッセージです。
補助金や助成金の出所のひとつは中小企業庁、経済産業省です。今回ご紹介するものもそうです。様々な事業に対しての補助を行っています。これは補助金が多いですね。
それとは別に、キャリアアップや雇用推進、正社員化など、研修を中心としたものに関しては補助金ではなく、申請すればもらえる助成金が多いです。これは厚生労働省の管轄になります。
まずは、この二つを押さえておけば大丈夫です。
それ以外に独立したものとして、 IT導入補助金などもありますが、まずはこの二つ、中小企業庁のページと厚生労働省のページの方をチェックしておきましょう。
その中で今回ご紹介するには「小規模企業事業者持続化補助金」です。
3年目か4年目になる補助金です。小規模の事業者の方に対して、販売促進というものを目的とした様々な事業をサポート、支援しますよという補助金です。販路開拓というところですね。
また現在、事業承継が国としてのひとつのトピックスとなっています。そのため、小規模事業者持続化補助金は、事業承継がからんてくると、マックスの金額が上がります。
補助金の窓口は商工会
こういった補助金・助成金は、まず使って頂きたいっていうのがひとつあります。窓口としては、商工会などが窓口になることが多いです。必ず商工会を経由しなければいけないものもあります。
小規模事業者持続化補助金についても商工会です。
商工会には所属していない、行ったことないという方が多いんですが、小さい企業さんだったら行ってみて損はないですね。
私が見たことがあるいくつかの商工会は、担当してくださる職員の方が熱心にいろんなことを聞いてくれました。
融資についてもいきなり銀行さんに行くんじゃなくて、商工会入ってからそこを通してもらったり、計画審査を通してもらうなど、仲良くなっておくといろんないいことがあります。それから専門家派遣もありますね。
中小企業の方々には、こういった地元の支援機関と仲良くなっていてもらいたいなというのがあります。
補助金や助成金のうまくいく使い方
補助金や助成金には、うまくいく使い方とうまくいかない使い方があります。
極論を言ってしまえば、経費と見るか、投資と見るかというところになってきます。
例えば今回の小規模事業者持続化補助金は、販路開拓に対して原則50万円まで・補助率2/3です。マックスで75万円の事業をやりますよという計画書を提出したら、その2/3が承認されれば返ってくるということになります。
例えば75万円でホームページ作りますよという場合、50万円返ってきて、実質25万円で作る、というようなやり方が多いです。
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