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内容について
ウェブ関連の人材確保の課題は中小企業や大企業にも共通する問題です。専業で取る形にしても、今の中から兼業の人材をえらぶについても、厳しい状況は変わらないですし、悪化していくでしょう。
従来の形から離れて、内製と外部委託の両方のバランスが外注先の単価設定や仲介業者の利用も検討すべき時代です。では、どのようなときは外に出すべきか?外に出すときの単価の考え方で気をつけるべき点はどこか?本当に自分たちのためにお金を使いたいならおさえるべきポイントは?
- ウェブ関連業務の人材確保における課題
- 内製化と外部・外注どちらがよいのか?2軸で
- 外注先の単価設定の考え方とは?
- 仲介業者を挟む場合におさえるべき事
- ウェブ業界における人材の状況
このPodcastが解決できるFAQ
- Q1: Web制作会社のサイトはどこも同じような内容で、どうやって選べば良いかわかりません。
- A1: Webサイト上の情報だけで判断するのは困難です。各社がマーケティング手法を駆使し、表現が均質化しているためです。重要なのは、問い合わせへの対応品質や、その会社が過去に制作したサイト(アウトプTプット)の現状を評価することです。表面的な情報ではなく、実際の行動や成果物に着目することが有効な選定基準となります。
- Q2: 比較サイトや一括見積もりサイトを使うのは、良い方法ではないのでしょうか。
- A2: 利便性はありますが、注意が必要です。仲介手数料が発生し、その分が制作予算から引かれる可能性があります。また、価格競争に陥りやすく、提案の質が低下する傾向も見られます。自社のための投資が100%活用されない構造になり得るため、慎重な利用が求められます。
- Q3: 信頼できる制作会社を見極めるための、具体的なチェックポイントは何ですか。
- A3: 2つのアプローチが有効です。1つ目は、問い合わせに対するコミュニケーションの質です。メールの返信が丁寧で付加価値があるか、強引な営業がないかを確認します。2つ目は、制作実績です。そのサイトが現在も成果を出しているか、可能であればそのサイトの運営者に直接評判を聞いてみることが、信頼性の高い判断材料となります。
- Q4: 制作実績を見る際に、特に注意すべき点はありますか。
- A4: 目立つ場所に掲載されている華やかな事例だけでなく、様々な実績を確認することが重要です。また、制作から時間が経ったサイトが現在どうなっているか(リニューアルされていないか、閉鎖されていないか)も確認しましょう。アウトプットの持続性も、制作会社の技術力やサポート体制を測る指標の一つです。
- Q5: なぜ担当者との相性やスキルがそれほど重要なのでしょうか。
- A5: 会社のブランド力よりも、実際にプロジェクトを動かす担当者のスキルや知見が、制作物の品質に直接影響を与えるためです。コミュニケーションが円滑で、自社のビジネスを深く理解しようと努めてくれる担当者でなければ、期待する成果は得られにくいでしょう。担当者との相性は、プロジェクト成功の鍵を握る要素です。
配信内容の詳細
Web制作会社選びの現状:情報過多で判断が難しい理由
Webサイトの活用を考える際、多くの企業が信頼できるパートナー探しという課題に直面します。しかし、Web制作会社のウェブサイトを見ても、どこも似たような情報を発信しており、選定は容易ではありません。
どの会社も同じに見えるマーケティング手法
現在、多くの制作会社がマーケティングの定石に沿った情報発信を行っています。そのため、「私たちの強み」や「選ばれる理由」といったコンテンツは一般化し、他社との差別化が困難になっています。メソッドだけを取り入れたようなサイトが増え、発注者側からは各社の本質的な違いが見えにくくなっているのが実情です。
比較・一括見積もりサイトの落とし穴
一見便利な比較サイトや一括見積もりサイトですが、構造的な問題を抱えている場合があります。これらのプラットフォームを利用すると、発注者の支払う費用の一部が仲介手数料として吸収されることがあります。結果として、制作に充てられるべき予算が目減りしてしまう可能性があるのです。
また、見積もりサイトでは価格競争が起こりやすく、低予算でやりくりするための提案が中心になりがちです。これは、長期的な事業成長を見据えた本質的な提案が得られにくい状況を生み出します。
信頼できるパートナーを見極める2つの実践的アプローチ
では、どのようにして信頼できるパートナーを見つければ良いのでしょうか。ウェブサイト上の情報に依存するのではなく、より本質的な部分に目を向けることが重要です。
アプローチ1:Webサイトの情報ではなく「対応」で判断する
最初の接点である問い合わせへの対応は、その会社の姿勢を判断する上で非常に重要な指標となります。
注意すべきコミュニケーションの兆候
以下のような対応が見られる場合、自社の利益を優先している可能性があります。
- 問い合わせ内容への回答より先に、会議や電話のアポイントを執拗に求めてくる。
- 「仮申し込み」など、心理的に後戻りしにくいステップを踏ませようとする。
このような売りたい意図が先行するコミュニケーションは、顧客視点が欠けているサインかもしれません。
信頼できる対応とは
一方で、問い合わせ内容に対して、メールであっても分かりやすく、付加価値を添えて返信してくれる会社は信頼性が高いと考えられます。丁寧なコミュニケーションは、その後のプロジェクト進行の円滑さにも繋がります。会社のブランドよりも、直接やり取りする担当者のスキルや相性が、最終的な成果物の価値を大きく左右します。
アプローチ2:「アウトプット」から逆引きで探す
制作会社が自ら発信する情報ではなく、その会社が作り出した「アウトプット(制作物)」を評価の基点とする方法も有効です。
制作実績の顧客に直接話を聞く
気になる制作会社の事例に掲載されている企業に、直接コンタクトを取ってみるという方法があります。特に、自社と業種や地域が異なる企業であれば、警戒されることなく率直な意見を聞ける可能性があります。実際にサービスを体験した顧客の声は、何より信頼できる情報源です。
優れたサイトの制作者を調べる
普段利用しているサイトや、競合のサイトの中で「このサイトは使いやすい」「デザインが良い」と感じるものがあれば、どこが制作したのかを調べてみるのも一つの手です。優れたアウトプットから制作者を逆引きで探すことで、実績に裏打ちされた技術力を持つ会社に出会える可能性が高まります。
Web制作業界の現状と第三者の視点の重要性
業界の淘汰と品質低下のリスク
Web制作業界は、新規制作の需要が落ち着き、生き残りをかけた競争が激化しています。その結果、企業の淘汰が進み、依頼していた会社がなくなってしまったり、サービスの品質が知らず知らずのうちに低下していたりするケースも少なくありません。専門知識がなければ、品質の低下に気づくこと自体が難しいという問題もあります。
客観的な比較検討の必要性
このような状況で失敗を避けるためには、一つの情報源に頼るのではなく、第三者の視点を交えて多角的に比較検討することが不可欠です。今回紹介したような、実際の対応やアウトプットを基にした評価軸を持つことで、より客観的で後悔のないパートナー選びが可能になります。
続きはPodcastをご覧下さい。
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