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今回の内容について
みなさんこんにちは。ラウンドナップコンサルティング代表の中山です。本日もポッドキャスト、ノンスペシャリストのためのWEBマーケティングラジオを始めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
今回のテーマですが、「ノウハウを得たいなら、販促費ではなく投資と考えよう」ということです。前回のポッドキャストに対しての反響を受けた内容でもあるのですが、前回WEBに関しては発注スキルを得るところをまず目標にしましょうね、ということをお伝えしました。
これ前回を聞いていない方は、ぜひお聞きください。特に組織のマネジメント階層より上の方は、ぜひ聞いていただきたい内容です。今回もそうです。
前回のポッドキャストを聞いた方から、とは言え実際に成果に、平たく言えば売り上げに繋がらないようなものに投資はできないと。なので何らかの判断基準があって、これならやってもいいということができないと、どうしても動けないよ、という声をいただきました。
ここがまたもう一つの問題なのだなと思って、今回のポッドキャストをお伝えするのですが。まずWEBに関して、何か施策を行って、そしてリターンを得る。これはベストなパターンです。
何らかのかたちでリターンがあるというのは、ベストなパターンです。とは言え最初は、リターンなんてないことも多いのです。つまり失敗、或いはよく分からないといったケースが多いです。
そういったときに、確かに難しい状況だとは思うのですが、考え方を変えていただきたいんです。当然会社の中でそういうことをやるということは、ノウハウを溜めたいということがありますよね。
これからのWEBというものが、どんどん重要になっていく時代に、その中で戦っていくためにノウハウを得る、そのためにいろいろなことをやろうとしているのだと思います。
だとしたら、最初のしばらくの期間は、かけている費用のうち半分は販促費、もう半分は投資、くらいに思ってやっておいたほうがいいです。売り上げに繋がるようなことをやってもらいたいということで、半分くらいは販促費。
残りは返ってこなくてもいいから、将来に繋がるようにノウハウを溜めること、それに使っているお金なんだ、というふうに上の人は捉えてあげることをお勧めします。
でないと身動きが取れなくなってしまうのです。今って本当にノウハウが細分化していて、ある一つのノウハウが全て業種に通用するとか、同じ業種であったとしても、それがほかの企業にそのまま通用するかというと、通用しないパターンのほうが全然多いです。
なのでやってみたけれど、全然あそこと同じようにうまくいかなかった、なんていうことはよくあります。それにちまたに転がっている事例なんていうのは、当然大事な部分は公開していませんから、本当にコアな部分というのは公開していませんから、実はコアな部分、書かれていない部分にミソがあったりするわけです。
こういうのってどうしようもないんですよね。なのでやってみて、ダメだったらダメだった原因というものを探って、次に繋げるしかありません。そういった意味で、まず投資という考え方を持ってあげてください。
現場の人にも、半分は投資だから失敗してもいいと、ただ絶対にそこから次のアクションに繋げられる情報を得ろ、ノウハウを得ろ、ということだけ伝えてあげてください。
そうすると現場は一気に動き出します。現場はだいたい、「これやってうまくいかなかったら上に怒られるのではないか」とか、「これやってみたいけれど、うまくいくという臨場覚悟でのことではないない」ということで悩んで足踏みして、何もできないで終わってしまうというケースが非常に多いです。
これをそのまま放置するとどうなっていくかというと、効果があったのかなかったのか分からないような小さなことを繰り返すだけで、大きな成果に繋がらないような組織体になってしまいます。
でもそれって、経営者の方や上の役員の方が望んでいることではありませんよね。そういうことではなくて、きちんと会社に大きく貢献する部門であったり、チームになってもらいたいわけです。
そうしたら一番最初しばらく、例えば今年半年までは、半分は投資だと思っているから好きにやってくれと。ただしフィードバックとかは絶対にしてくれと。
何でもかんでもやってもいいわけではないと、ただ50%くらいの確率でいけると思ったらやってもいいよ、みたいな基準を設けて動いてもらう。こういうかたちで下のプレイヤーを動かしていただくことをお勧めします。
やはりそうしないと、本当に先細りになってしまうので、全然何もしないで終わってしまうんです。そうすると進化もしない、発展もしない、スキルアップもしない、企業としても全然前に進んでいないという状況になってしまいますので。
まずは最初はお金を投資する、悪い言い方をすればどぶに捨てると言いますか、返ってこなくてもいいと考えて、ただきちんとフィードバックはしてくださいということで、WEBの施策を進める。
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