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Googleフォームはホームページで使ってもいいの?─ 答えはダメです。

会社のホームページの問い合わせフォームにGoogleフォームを使っても大丈夫?

“マーケティング目的での利用はおすすめできません。社内アンケートなど、別の用途での利用が向いています。”
ホームページからお問い合わせや資料請求を得るなど、マーケティング目的でGoogleフォームを使うのはおすすめできません。コンバージョン測定が困難で、デザインの自由度も低いためです。社内アンケートや既存顧客への連絡など、成果を問わない情報収集には非常に便利です。

関連FAQ

Q. Googleフォームをビジネスサイトで使わない方がいい具体的な理由は何ですか?
“アクセス解析での成果(コンバージョン)が測定できず、デザインもほとんど変えられないためです。”
大きな理由は2つあります。1つは、どなたがフォームから問い合わせてくれたかという成果(コンバージョン)をGoogleアナリティクスなどで測定するのが基本的に不可能なこと。もう1つは、デザインのカスタマイズがほぼできず、入力率を高めるための最適化(EFO)が難しいことです。
Q. ホームページに設置する問い合わせフォームは、どうやって作るのがおすすめですか?
“マーケティングに対応した有料のフォーム作成サービスか、WordPress等のプラグインを利用するのがおすすめです。”
専門的な知識がなくても使える、有料のフォーム作成サービスを利用するのが第一選択肢です。もしくは、WordPressのようにフォーム作成用のプラグインが豊富なシステムに乗り換えるのも良い方法です。フォームは売上に直結する重要な部分なので、適切な投資をすることが望ましいです。
Q. 今のホームページのフォームが使いにくくて困っています。どうすればいいですか?
“フォーム修正を制作会社に依頼するか、対応しやすい会社に乗り換えることを検討する時期かもしれません。”
毎回修正に高額な費用がかかったり、マーケティングを考えた改善ができなかったりする場合、現在の制作会社に相談するのが第一です。もし対応が難しいようであれば、より柔軟に対応してくれる会社へ乗り換えを検討する良いタイミングかもしれません。

動画で視聴する

今回は「Googleフォーム」について。Googleフォームは無料版Gmailでも、有料のG Suites(Google Apps)でも使える、便利なフォーム作成・運用ツールです。

では、それをそのままホームページの問合せフォームなどに使って良い物でしょうか?確かに作るのも楽、Googleだからセキュリティも万全、一見良い物に感じます。
しかし、問題点は多々あります。
そこに焦点を絞って経験を元にお伝えしています。

[質問箱]Googleフォームはホームページで使ってもいいの? ─ 答えはダメです

中小企業のWebフォーム活用について考える

はじめに

皆さんこんにちは。中小企業専門のウェブコンサルティングサービス「ラウンドナップWebコンサルティング」の中山です。
このシリーズでは、中小企業の方々が必要な情報だけを厳選して取り上げています。今回のトピックは「Googleフォームの活用」についてです。

Googleフォームをマーケティングに使うべきか?

Googleフォームは社内アンケートや情報収集では便利なツールですが、マーケティング目的での利用はおすすめしていません。以下、その理由について詳しくお伝えしていきます。

マーケティング目的でGoogleフォームを使わない方がよい理由

  1. コンバージョン測定ができない
    Googleフォームでは、ユーザーがフォームを送信したときの「コンバージョン」計測が難しいです。特別な設定やプログラムを追加すれば測定も不可能ではありませんが、そこまでして使うメリットは少ないです。
  2. 見た目や操作性のカスタマイズが難しい
    Googleフォームは色や項目程度の調整しかできず、Webサイトに合わせたデザインや入力体験の最適化ができません。フォームの使いやすさや見やすさは反応率に大きく影響します。

Googleフォームはどんな利用に向いているか?

Googleフォームは社内アンケートや既存顧客への情報収集など、成果やコンバージョン計測を必要としないシーンであれば便利です。Googleドライブとの連携や、スプレッドシートへの自動集計も可能です。

おすすめのホームページ用フォームサービス

重要なマーケティング場面では、有料のクラウド型フォームサービスを利用しましょう。埋め込みが簡単で、コンバージョン計測やデザイン調整ができるものがおすすめです。料金も1,000円〜3,000円程度から利用できるものがあります。

  • プログラミング不要
  • マーケティング対応の計測機能あり
  • デザインや入力フローの最適化が可能

既存Webサイトでフォームを導入・改善するには

WordPressのようなCMSを使ってプラグインで追加する、もしくは外部のフォームサービスをHTMLサイトに埋め込む方法があります。難しければ、制作会社や担当業者に相談・依頼するのも選択肢です。

フォーム設計が成果を左右する理由

  • 項目名や必須チェックの見せ方ひとつで、反応率が倍増・半減する可能性がある
  • フォームはお金をかけるべき重要箇所
  • 設計やカスタマイズはプロに相談も

まとめ:Googleフォームの適切な使い分け

Googleフォームは情報収集目的では便利ですが、マーケティング用のフォームには向いていません。
成果につながるフォーム作りには、マーケティング設計に強い外部サービスを選びましょう。分からないことがあればご相談をお待ちしています。

ご質問・ご相談方法

最後までお読みいただきありがとうございました。ご質問は本サイトのフォームからお気軽にお送りください。中小企業の皆様のWeb活用に役立つ情報を今後も発信していきます。

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