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【分かっている人だけでやりますから」の大リスク〜仲間だけで動くことの落とし穴

今回は、タイトルにある通り「当たり前」がテーマです。 Webマーケティングにおける「当たり前」は危険なんですよね。
なぜなら、思考停止に陥るからです。

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身内だけで通用する「当たり前」で動くことのリスク

思考停止に陥ると、世間とのズレに気づかなくなります。

世間とのズレに気づかないと、内輪受けしかしない、反応の取れないものができます。

 

でも「当たり前」を疑うことを人間は避けがちです。

あるいはそんなことないと否定しがちです。私たちは大丈夫と考えがちです。

なぜか。

 

それは一言で言えば「楽(ラク)」だからです。

  • 身内で暗黙の了解の上でツーカーで話す
  • セミナーで知らない人向けに、わかってもらえるように考えて話す

どちらの方が「大変」で「避けたい」かと言ったら、それは後者ですよね。

商売でなければそれで良いかもしれません(交友関係は狭くなりそうですが)

でも商売で考えれば、必要なのは後者のスタンスです。

 

こういう問いかけをすると反発が起きますが、それは自分のコンフォートゾーンから出たくないだけです。

 

「わかる人にはわかる」という人もいます。そういう人だけ来てくれればいい、という人もいます。

百歩譲ってそれでビジネスが成立しているならいいです。自然に充分人が集まってきているなら。そういうケースもありますので。

ただ経験上「わかる人にはわかる」は、だいたい「身内以外には分からない」ケースが多く伸び悩んでいることが殆どです。

 

しかしその時、自分たちに問題があるのではなく、分かる人がまだいないだけだと思い込みたい人がいます。

「わかる人にはわかる」と思いたい、世界を守りたいだけのケースです。

 

私はその言葉は基本的に使わない、逃げないことをお勧めしています。

 

客観的に見ることから逃げると、人を動かせません。

 

身内だけでWeb活用をするなら、常に第三者目線の人を置いて、その人の意見を必ず一段上に置かなければいけません。

ディベートのようなイメージですね。ツッコミ役の人を置く。

 

ただ、往々にしてその役割をやりたい人って少ないんですよね。

また、引き受けてくれた人に対してだんだん「役割」と「人格」が混ざっていき、なぜかその人がだんだん集団の中で疎遠になるケースもあり、組織がギスギスしたりもします。

年末は振り返りのタイミングだと思います。振り返りの時、組織や集団にはヒビが入りやすいです。

特に小規模、中規模、そして苦労してきた集団に起きやすいので、ご注意いただきたいなと思います。

 

年末年始は気持ちよく迎えたいですよね。

みなさんも、お気をつけいただければと思います。

「自分たちの常識は、自分たち以外には通用しない」くらいに考えた方がちょうど良いです。

 

そうしないと

「わかってくれない買い手が悪い」

「わかってくれない社会が間違っている」

「わかってくれない世界が間違っている」

とエスカレートして、本当に孤立しかねません。エコーチェンバー、陰謀論、サイロ化、カルト。

大袈裟なようですが、こういう思考に陥ってしまっているケースはそれほどレアではないです。

 

商売でも、活動でも同じ。

「わかる人だけで作る」のは楽なのはわかります。

でも、楽なだけです。大概。目的を見失わないように、ご注意ください。

 

それでは今回は以上です。

 

年末は怒涛の如くでスケジュールが埋まっており、年末年始の休みすら決まっておりません。

なぜなら、コロナが落ち着いてきて、みなさん頑張ろう!という感じだからです。

できるだけ支援したいという思いです。

私は、休みは来年どこかでとればいいです。

でも商売に、来年がないかもしれないから毎日が貴重な会社も人もある・いるのです。

その気持ちにできるだけ応えたい、と思っています。

 

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