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Web活用レベルの二極化が進行、ここから追いつくためにはどうしたら良いのか?

配信日:2023/09/07
発行元:ラウンドナップ・Webコンサルティング 代表取締役 中山陽平

去年の正月は皆さん何をしていましたか?その時に予定していたことはどれくらい進んでいますか?予定より前に進んでいる方、予想外のことがあったりと進まなかったか方、色々かと思います。

大事なのは、それを通じて自分を俯瞰して見る事。OODAループのオブザービングは、自分に対しても使うべきです。自分を責めないようにしながらですね。

さておき、今回の話題です。

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Web活用レベルの二極化が進行、ここから追いつくためにはどうしたら良いのか?

活用できる、できないの二極化が止まらないWeb活用

Webやデジタル、今だとAIがトレンドかもしれません。それを「手の届く物」と考えることができて、自社の競争力強化に使えている会社かどうかは重要です。

ただ、そう言われながらも10年20年経ち、特にコロナ禍での取組み本気度の違いで、同じ業界・業種の中でも二極化がかなり進んだという危機感があります。

二極化とは辞書的には「2つの極端なグループに分かれていくこと」です。人口集中がわかりやすいかもしれません。動き出すと複利で差が開いていくんです。二極化が進むほど、追いつくのが大変になります。

自然界でいうと、川ですかね?砂場の水遊びでも良いですが。

最初は水っぽい河川敷だったのが、ちょっとしたくぼみができて水がそこに集まり流れはじめると、ちょっとした溝はどんどん削られて加速度的に深く広くなり、それ以外の部分は水が流れなくなる。

1度走り出したら、誰かが無理矢理止めないと変わらない。

そのような、複利的加速による「企業の活用力の差」がどんどん開いているなと日々感じています。

なぜこれを怖いと私が感じているかというと、多くの中小企業がまだ「加速する方に行っていない」からです。

大企業や中小の中でも中堅企業の方が有利ですし、早めに手をつけた会社の方がアドバンテージがあります。小規模企業はもっと二極化強いですね。

そして、二極化が進めば進むほど、どんどん追いつくのにコストがかかります。狭い川より幅が広い川の方が渡るのが大変なように。

”コンフォートゾーン”から”ストレッチゾーン”に出られるか?

「ゼロからイチ」の壁が高いのがWebやITの特徴ではあります。

ただそれ自体はどの会社にとっても同じ事です。

ではなにが違うのか。色々要因は挙げられます、ヒトモノカネ…。

ただ一番大きいのはやはり「モチベーション」そして「受け入れ態度」です。

今更感があるかもしれませんが、本当にこれなんです。

見たことない、やったことがない事象に直面したときに「うまく乗る会社」と「押し流される会社」があります。

その差を生むのは「未知への態度」

経験の有無に縛られず

 ・チャレンジして新しい地平を見ようとする会社

 ・チャレンジせず、後ろを向いてしまう会社

これはそのまま個人にも置き換えられます。

自社のコンフォートゾーン(経験的に因果関係が分かっている世界)から、ストレッチゾーン(未知の領域で負荷はあるが耐えられる世界)に出て行きゾーンを拡大できるか。

経験することで、Web活用をコンフォートゾーンに入れられた企業・個人が今、生き生きと活用していると考えて頂ければと思います。

態度を変えて行くにはどうすればよい?

小規模企業であれば、経営者の方の心次第です。

中小企業の場合は、組織を動かさないといけないので、いわゆる「しかけ」をするのが一般的ではないでしょうか。

いかにゼロ→イチを乗り越えるか、という観点から、

 ・目の前の成果より、小さな成功体験を積み重ねることを大事にした取組み

 ・「見える化」されている事例や情報を集め、自分事化していく

 ・興味を持った人に対して、その人が好む形の機会を与える

様なことを通じて、文化を変えていく。

最初の一歩が一番大事です。知らないことに対する恐れや不安を乗り越えるためには、小さな成功体験を積み重ねることが有効です。

そうすれば、「この技術って案外使えるんだ」と気づいて、もっと積極的に新しいことに挑戦するようになる可能性が高いです。

特に地方は、見える化されている成功事例を肌感で感じるチャンスが少ないと思います。

シリコンバレーがテクノロジーのハブになっているのは、すぐ側で新しいトレンドやノウハウが動いていて肌感として感じやすいという要素もあるという話も。

ちなみに3つ目が結構大事で、人によって「表だってを好む」「周りには知られたくない」などバラバラです。世代間ギャップにお気をつけ下さい。

それでは今回の内容は以上です。

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