Webを武器にしたい中小企業の方の外部の専門家!戦略立案・行動計画、HP制作・コンテンツ・SEO・広告・オフライン施策やシステム選定などワンストップ丸ごとサポート

docomoのドメイン問題で私たちが押さえるべき2つのポイント

配信日:2023/09/27
発行元:ラウンドナップ・Webコンサルティング 代表取締役 中山陽平

2023年も後3ヶ月と四半期1つになりました。四半期はあっという間なので、この四半期で何かしようと思ったら、その前に準備完了していないと間に合わないというのは、仕事あるあるですがみなさまいかがでしょうか。
ただ、間に合わないのは、私なりの根拠がありまして…

前段:なぜ計画は”間に合わない”のか?

計画を構想中の時って、全体の中のコアの部分だけに注意が行きがちじゃないでしょうか。そのため着手前の下準備やらの部分を忘れがちです。

でも、実は最初の根回しというか話を通すところが想像以上に大変だったり、前提として必要な材料がなかなか集まらなかったり。そうすると、着手できた頃には1ヶ月経っていたりする物です。

対処策としては、準備のテンプレートを作っておくのが一番良いかなと思います。大枠やることは代わらないですから、やりたいときに合わせてそのステンシルを元に動く時期を決めていくイメージですね。

メールマーケティングやMAでオートメーションを組んでいる方はそれをそのまま自分に対して当てはめても面白いかもしれませんね!

解は無数にあります。

それでは今回のテーマですが、いくつか中小企業・小規模企業者の方に押さえておいて頂きたいニューストピックスを拾っていきます。

1:docomoのドメイン問題で私たちが押さえるべき2つのポイント

地上波など一般ニュースでも取り上げられたのでご存じの方も多いかもしれません。docomoがサービスを終了させた「ドコモ口座」のドメインがdocomoのミスで維持されず、誰でも変える状態になっていたんですね。

詳細は省きますが、結果的にはdocomoが買い戻したそうで良かったです。今でも金融機関からリンクがあったりしますので、詐欺などに使われたら大変なことになっていたでしょう。

大事なのは2点です。

まず「1度買ったドメインは基本将来も維持し続ける」ということを押さえて欲しいのが1つ。1年1,500円〜4,000円位で買えるので、必要以上に買う方は気をつけて下さい。使わない物は負の遺産になります。

無理にドメインを新規に取らなくてもサブドメインでもよいですしね。

そしてもう1つは「新規ドメインは新規ドメインじゃないかもしれない」と言うことです。言葉遊びではありません。

新規ドメインというと、イコール「世の中に初めて出てきたドメイン」と思いがちですが「誰かがいらなくて捨てたまま」のドメインの可能性も高いのです。

スパムをやっていたドメインのこともあります。そう言う物を拾うとSEOに悪影響が出たり、メールマガジンが届きにくくなったりします。

買うときは「そのドメインでネットを検索する」「できるだけ本当に誰も使っていなかった物を使う」事をお勧めします。ハイフンを足したり、少し文字を変えるなどして。

中古ドメインはSEOによいなどという話を聞いたことがあるかもしれませんが、リスクが大きいので止めた方が良いです。とにかくド新規を狙いましょう。

もっと詳しくは過去Podcastでやっています。

→ [22/11/21] 新規ドメインは「新規」じゃないかもしれない…ドメインの罠

2:今こそ「画像生成AI」と「テンプレ式素材作成」を試すとき

Adobeが無料で Adobe Expressに生成AI機能を入れました。

https://www.adobe.com/jp/express/

GoogleやFacebook等のアカウント登録はいりますが無料です。学習素材はAdobeStockからということで(一応)安心な部類です。

とはいえ、画像生成AIは本格的に使うにはまだ社会順応や法律面など揺れているので、本格的に使うのは待った方がいいかなと思います。AdobeExpressのものはスピード重視なことも有り、特に人間は品質が悪いのでそれもありますが。

ただ、風景とかイメージショット、イメージ背景などに使う画像には十分ですし、使ってもリスクは極めて低いです。Webサイトなどの素材に使ってみてはいかがでしょうか。人間含め動物を入れなければ、いかにもAIっぽくないものも作ってくれます。

また、AdobeExpressはもともとはCanvaなどに代表されるテンプレートからの画像や動画作成ツールです。

これが、便利です!

私はもともとデザイナーからこの業界は行ったのでPhotoshop含め一通り使えますし仕事でも使っていますが、でもこのCanvaやAdobeExpress便利だと思います。

簡単に言えば、テンプレートが有り、それに沿ってテキストや画像を入れ替えていけばそれっぽいWebサイト上のバナーや訴求画像、広告素材、果ては各プラットフォームに合わせた動画まで作れるんです。

お客さんにはCanvaは必ずお勧めしていると思います。月1,500円ですが、無制限に作れますので、ちょっとしたバナー画像とか、ページ作成に使うテキストの載っかった画像とか、メルマガのアイキャッチやヘッダー画像とか…すぐ作れるようになります。

細かい作業を制作会社などに振る必要がありません。

私はWebサイトは自社でできるだけ動かせるようにすべしと考えているので、これは非常に素晴らしいです。

ちなみに、数年前Canvaは使ったことが合ったのですがすぐ止めてしまいました。なぜなら日本語フォントが全然無いので見栄えがする物を作れなかったからです。でも今はメジャー所から個人開発のような物まで、とてもたくさんあります。

これ一本でWeb関連はいけます。ぜひ使ってみて下さい。

また、自社のホームページが全然自分たちで動かせず、ちょっと変えるだけで時間とお金がかると悩んでいる方はご相談下さい。よろしくない状態です。

Canva:https://www.canva.com

AdobeExpress:https://www.adobe.com/jp/express/

3:AIに触る最初の起爆剤は、やはりOSかもしれない。Windows11大幅アップデート

→「Windows 11」、次期大型アップデートで「Copilot」搭載へ 

単体の商品ではなかなかAIは普及が進んでいないように思います。しかしOSに組み込まれたらどうでしょうか。MSはそこで盤石の体制をしこうとしています。

今月リリースのWindows11 アップデートには、人工知能(AI)による支援機能「Copilot」を搭載するとのこと。タスクバーからの利用になるようです。

「Copilotを利用すれば、「Word」文書の中に本の要約を書き込むよう人工知能(AI)に頼んだり、画像を選択してその背景をAIに削除させたりできる。

Microsoftは使い方の一例として、長い電子メールを示し、テキストを強調表示すると、ユーザーがそのメールに関連する質問をできるようにCopilotが表示されるところを実演した。

また、そうした情報は、メールの内容に基づいて付近にある昼食の食べられる店をCopilotに尋ねるなど、オンラインで見つかった情報と相互参照できる。」

OSを持っているというのは、Google以外のMSとAppleが持っている大きな強みです。特にMSは最初からここを狙ってきているのはBingから入ってきたことで明らかではないかと思います。

どれくらいサポートしてくれるのか?

懐かしの消したくなるイルカくんレベルなのか、それともデモで出てくるようななめらかなものなのか。

今まで中々会社でAIを押せなかった方はこれがチャンスですね。

同時に、ルール作りもしていく必要があります。

人材難の時代、使って工数削減できる道を作るのは非常に優先度の高い施策です。ぜひトライしてはいかがでしょうか。

コンサル契約の方は、お気軽に都度ご相談下さい。うちWindowsもMacもあるので大丈夫です。

それではニュースピックアップは以上です。

このホームページをフォローする
中小企業専門特化・ラウンドナップWebコンサルティング