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WEB施策検証の精度を決める、簡単で重要なポイント

ml_bn_catch配信日:2012/08/31(金)

みなさんおはようございます。
ラウンドナップコンサルティングの中山です。

昨日は、2つのセミナーを合計7時間強受け、そして元Recruitの小川卓さんのプライベートイベントに伺うという、私としては珍しくでずっぱりな1日でした。

うれしかったのは、セミナでもイベントでも、このメールレターやブログを読んで下さる方が「多分…中山さんですよね」と声をかけて頂けたことです。

照れくさいながらも、本当にうれしかったです。ありがとうございます。
イベントやその辺の野原で見かけましたらぜひ。引っ込み思案なので喜びます(笑)
さて、8月も終わりにかかり9月も目前。衣料品は夏物はワゴンセール、すでに秋物メインのフェアがまっさかりです。

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9月の販売系イベント

9月はあまりイベントが無いのですが、

キーワードとしては「運動会」「季節の変わりめ」「気温の変化」「ものがなしさ」「敬老の日」「第2四半期ないし第3四半期終了」「○○の秋」あたりでしょうか。

プロモーションは、いかに当事者意識を持ってもらえるかが、とにかくキモなので、お客さんの属性に合わせて、オーダーメイドとは言わないまでも、セミオーダーメイドなメッセージを送ってあげられるといいですね。

また、既存客に手紙やハガキでフォローをする、セールスを行うにも悪くない時期です。夏後で財布のひもが締まっているときこそ「真摯さ」「誠実さ」が響きます

WEB施策検証の精度を決める、簡単で重要なポイント

さて、今回の本題ですが、結論から言えば

 「3Cについて、とにかく簡単に記録を取れるようにすること」

です。

WEBマーケティングは、PDCAサイクルを延々と繰り返す作業だと考えても良いかなと思います。

なので、いかに精度・回数・意義の3つの観点から見て問題の無いPDCAサイクルを、たくさん回すかが勝負です。

そしてそのPDCAの中で、最も力の差が現れるのがどこかというと、CとA(評価と改善)なんですね。

なぜなら、自分で判断軸や基準、指標を決めないといけないからです。PlanとDoはどちらかというと、決まった方針に従って、それをどう行うか、そして実際に行う課程ですので、特にDoに関してはシンプルです。

指標そのものの妥当性も含めてですね。Key Performance Indicators(KPI)として適切かどうかの検証は、定期的に必要です。もっといいもの、あるかもしれない、ですよね。
で、そのCとAを楽にするのが

  • 実際出てきたデータに対して、きちんと行ったことの記録が残っていること(自社)
  • 日次で自社の周りの競合の情報が取れていること(競合他社)
  • 見込み客・顧客の変化について情報が取れていること(客)

の3つの確保、なんです。

これが分かっているのとそうでは無いのとでは、検証の精度が全然違ってきます。

「なんだか分からないけど、良くなった(悪くなった)」をかなり減らすことができます。

これって、ありがたいのではないでしょうか(^_^)

具体的なやり方

では具体的にどういうことをするのがおすすめなんでしょう。これはあくまで私の経験上のやり方ですが、よろしければ。

まず、いつ何を行ったかですが「ブログ」を使います。

  • 制限されたメンバーしか見ることのできないWordPressを設置
  • メール投稿を可能にする。行ったことはメールに特定のフォーマットで買いて、メールで更新。キャプチャは添付して送る。
  • メール更新にするのは誤ってデータ削除するリスクを無くすため
  • WordPressを見れば、何月何日にどんな策を打ったか分かる。
  • 勝手に日付も入る。月別の一覧も簡単。
  • 投稿件数で、いつごろどれくらい策を打っていたかも分かるし
  • ユーザを変えておけば、誰が行ったかも分かる
  • プラグインで、CSVなどに吐き出すこともできる

Analyticsのアノテーションなど、解析ソフトのメモはあまりきちんと書けない、メモ程度の物がぼとんどです。また、ExcelやGoogleスプレッドシートは、使い勝手は良いですが、書式統一、キャプチャの貼り付け、間違って気づかず消してしまう、等の部分が怖いです。

 

続いて競合他社ですが、これはどこまでやるかが難しいですね。

私は3つおすすめしています。

  • 狙っているキーワードで毎日順位チェックと一緒に検索結果を保存(GRCを使えば自動的に可能、ただし1世代のみ)
  • Googleアラートで競合他社の情報を常に通知させる。それをそのまま別のブログに投稿しても良いかも。
  • 競合のサイトについてトップページを毎日スクリーンショット(何かのサービスを使うと楽だと思います)

これで、競合がどう動いていたかをある程度把握できます。

特に、購買スパンがそれほど長くない商品であれば競合が動いたことで、かなり自社の集客やコンバージョン率に影響が出ます。

競合他社の存在を忘れていると、本当は良い修正だったのに勘違いして巻き戻してしまうこともあるので、競合は絶対に注意した方がいいですね。
最後に「お客さん」ですが、これに関しては直接お客さんの変化を知るわけにはいかないので

  • 興味のありそうな話題かつ、販売に影響が出そうなトピックスをGoogleアラート設定して、定期的に送られてくるようにする

が良いかなと思います。特にTVなんかは要注意です。

こんなやり方だと、分かりやすくかつ、次の施策の精度が上がります

このように、しっかり情報を押さえておくと、分かりやすくかつ、次の施策の精度が上がります。

こういった情報はほとんど、取り損ねるともう取れません。自動化するなどしてチェックしてみてはいかがでしょうか。

ラウンドナップ・コンサルティングではこのへんもサポートします。御社にちょうど良い形で(^_^)

ChatWorkで最初やっていたのですが、後で見づらいのでブログにしています。サーバの余ったスペースにインストールしても良いですし、WordPress.comでもいいかなと思います。

成果を出すには、この当たりもとても重要なので、何かしくみとして提供できたら良いなと、今いろいろ当たっているところです。

みなさんが会員になる頃には、使えるようになっているかもしれません。

 

それでは、本日は以上です。

まだまだ暑い日が続きます。お体には気をつけて!

ではでは、またメールしますね(^_^)

 

追伸:
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がんばります!(^_^)これからもよろしくお願い致します。

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