配信日:2012年10月9日
みなさんおはようございます、
ラウンドナップ・コンサルティング(WEB戦略ラウンドナップ)の中山です。
三連休はいかがお過ごしでしたか?
渋滞にはまった方は、大変だったかと思います。とは言え、そうやって出かける方がたくさんいるのは、素晴らしいことだなと思います。
それだけ、エネルギーがあるということですよね。
それから、前号のメルマガで書きました「無料誌上コンサル」たくさんのお便りありがとうございました。基本的にいつでも窓口は開けておりますので、お気軽に質問をお願いします。
あなたのサイトの検索順位が大きく変わっていませんか?
あなたのサイトの検索順位が大きく変わっていませんか?
9月末から10月頭にかけて、Googleは大きなアップデートをいくつか行いました。それによって、みなさんのサイトにも影響が起きている可能性があります。
ぜひ一度、チェックしてみて下さい。
Googleが行った変更点ですが、大きなものは以下です。
- 9/27:【低品質なコンテンツの順位を下げる】パンダアップデート ver.20 リリース
(英語圏の0.6%のクエリに影響、アルゴリズムも変更) - 9/27:【過剰SEO対策の一部?】検索キーワードに完全に一致するドメイン名を持つ低品質サイトの順位を下げるアルゴリズムを追加
(今のところ日本には関係なさそうですが…) - 10/5:【過剰SEO、スパムしているサイトの順位を下げる】ペンギン・アップデートをバージョンアップ
パンダアップデート、ペンギンアップデートについては名前は聞いたことのある方が、多いのではないでしょうか。
大まかには、Googleが
- 「中身の無いサイトが検索順位の上の方に来ないようにするため」のフィルターが”パンダアップデート”
- 「スパム的な手段を使って、適切ではないサイトを上位表示させることを防ぐため」のフィルターがペンギンアップデート
です。それぞれ、「パンダアップデートとは?」「ペンギンアップデートとは?」で調べると、たくさん他の方の良い記事が見つかると思いますので、押さえていない方はぜひ押さえておいて下さいね。
このメールの下に、3つほど関連記事を載せました。
海外初の最新情報ですので、SEOについて知りたい方は、よろしければご覧下さい。
【1】ペンギン・アップデートがバージョンアップしました
つい先日、10/6に発表されたことですが、Googleのスパム対策室の長MattCutts氏が、ツイッター上で「ペンギンアップデート」がバージョンアップされた、とツイートしました。
「英語圏で0.3%」の影響があるとのことで、ちょっと肩すかしかも知れません。
なぜなら少し前のSES(SearchEngingeStartegy)というイベントで、Googleのスパム対策室の長、MattCutts氏が「次のペンギンは、かなり大きな変化をもたらす」と述べていたからです。
そのため、SEOerを中心として非常に怖がられてれていました。
初回のペンギンアップデートは約3%に影響があったので、そのレベルとして待ち構えていた方も多かったと思います。
とは言え、油断(?)は禁物ですね。
→ 【記事】ペンギンアップデートが10/5にリリースされていた
【2】キーワードを意識し過ぎたドメイン名はNG
GoogleのMattCutts氏がTwitterで発言したところによると、Googleは近々「キーワードに完全一致したドメインを持っているが、品質が低いと見なされるサイト」をランクダウンさせるアルゴリズムの変更をするようです。もうされていると言われます。
いったいどういうものかというと、例えば「BikeShopMiami.com」ですとか。
「Bike ship miami」というキーワードでの上位表示を狙っていると思われます(一概には言えないと思いますが)
このドメインを持っているだけでNGというわけではなく、こういったドメインかつ「低品質(またもや基準の無い言葉ですが)」なサイトは、ランクダウンするようです。
詳細はあまりよく分かっていません。
日本語ドメインにも影響があるかどうかもよく分かりませんが、取り急ぎ、例えば「WEB戦略.jp」みたいなものは避けた方がいいと思います。
→ GoogleがEMS(キーワード完全一致ドメイン)のサイトを厳しくチェック?
【3】2012年8月9月にGoogleが変えたこと
2012年8月9月にGoogleは65箇所の変更を行ったそうです。これを個別に追いかけていくことも大切には大切なのですが、
もっと大切なのは
- この変更点を通じて、Googleはどの方向に向かおうとしているのか
- 先回りしてなにを注意しておいたら良いのか
を考えることです。
例えば今回、地域キーワード(大阪市、ですとか、北九州市、ですとか、東京タワーとか)についての修正がいくつかありました。そうすると、今後よりローカル検索をGoogleは押し出してくるかも知れません。だとしたら、サイトにきちんと地域キーワードを入れたり、Google+ローカルの運用が大事になってくるかも知れませんね。
また、ビデオコンテンツのインデックスの仕組みが変わったり、画像のセーフサーチの仕組みが変わっています。ということは画像や動画がもっと検索結果に入ってくるかも知れません。だとすれば、動画はYouTubeにまとめてGoogle+からリンクするか、あるいは動画サイトマップを作る、画像もきちんとALTをつけて、画像検索でヒットするようにする、などを行った方がいいですね。
そういうことを考えるネタとして、是非ご活用下さい。日本語でもさくっと発表されるようになると良いですね。
→ 2012年8月9月のGoogleアップデート要点ピックアップ
おわりに
ちょっと今週は長くなってしまいました。
SEOの話ばかりで、興味の無い方には、退屈だったかもしれませんね、すみません。
ところで、自社サイトの順位チェックを行っていない方はいますか?
「絶対にやった方がいい」です。
SEOに興味が無くても、やったほうがいいのが、今現在です。
なぜなら検索順位のアップダウンによって
- WEBサイトを改善すべきかどうか
- 思わぬところで、スパム的なことをやってしまっていないか
- 競合がどこに力を入れているか
などが分かるからです。
できれば、周に一度は10キーワード程度はチェックすることをお勧めします。私のコンサルサービスでも、
- 検索順位のレポート送付
- サイトがおかしくなっていないかのヘルスチェックを毎月実施して、改善点をご連絡
ということを行っています。特に後者のヘルスチェックはGoogleのパンダやペンギン対策としても有効です。
ご興味のある方はラウンドナップコンサルのサービスのページをご覧下さい(^_^)
それでは、本日は以上です。
急に冷えたのでお体には気をつけて下さいね。
ではでは、またメールしますね!
中山陽平