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アクセス解析の見方

ml_bn_catch配信日：2012年11月28日

みなさんおはようございます
ラウンドナップコンサルティングの中山です。

ちょっと間が空いてしまいました。
習慣づけないとダメだなと思う日々です。

さて、今回はひさびさに誌上コンサルをしたいと思います。

お題は「アクセス解析が難しすぎてどこから何を見たらいいか分からない」というお悩みです。

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アクセス解析にまつわる3つの誤解

アクセス解析、今ですとGoogleAnalyticsが非常に多いですね、そのアクセス解析の「見方」に悩んだことのある方は少なくないと感じます。

ただそれは、元をたどると「3つのポイント」さらに言えば「3つの誤解」に根っこを張っていると思うんです。それは、

アクセス解析には…

  1. 全てが詰まっている
  2. 正しい見方がある
  3. 答えが何かしら眠っている

という、この3つです。

アクセス解析には全てが詰まっている？

アクセス解析を見る時、何が一番良くないのかなと考えたとき、それは「とりあえずアクセス解析を開いてみてみる」という行動だと思っています。

何を作るか決めずにスーパーに行くと、高くつくわ時間はかかるわ気がついたら余分な物を買っているわ…というのと同じです（多分）

マーケティングを行う時に欲しい情報のうち、ほんとに一部しか、アクセス解析には詰まっていません。

顔も年齢も趣味も住んでいる場所も性格も可処分所得も好きな色も今まで買ったものも休日の過ごし方も既往症の有無もスーパーに行ったら何を買うのかもTポイントカードに何ポイント貯まっているかも分かりません。

とっても限定された匿名情報だけが入っています。

まず、そういう目線でアクセス解析を見て頂きたいんです。

 

そんな限定された情報ですから、とりあえずアクセス解析を見ても、分からないことだらけなはずなんですね。

でも、そこから何か答えを出そうとする。アクセス解析だけで完結しようとする。答えが出ないので、「私の見方が悪いから答えが出ないんだ」という結論になってしまう。

それが多分根本的な問題なんです。

お勧めの順番

では、どう考えれば良いのでしょうか。

お客さまには、以下の順番をおすすめしています。

  1. アクセス解析ツールの項目の意味などをまずは理解してもらう（この時、自社サイトのデータは見ずにあえてサンプルデータで見て頂く、でないと入り込んでしまうから）
  2. 解決したい問題点を箇条書きにして、それをグルーピングする
  3. それを解決すると、アクセス解析のどの項目どう変わるかを確認する。アクセス解析の項目に変化をもたらさないのであれば、項目に変化が出るように工夫する。
  4. 実際に策を実施する
  5. アクセス解析のその項目だけを見る
  6. 上記の繰り返し

これを行うと、そもそもどこを見れば良いか悩むことはありませんし、答えの出ない問いを追いかけて1日を使い切ってしまうことも無くなります。

これが、お勧めの順番です。

数をこなしていくと仮説が立てられるように

そして、これを繰り返していると、自然と「逆に考える」ことができるようになれるんです。

何か大きく変化が出たときに、この辺が原因じゃないかと当たりをつけて、その原因を仮説として検証していけるようになります。

ただ、ここで注意しなければいけないのは

  • 答えが無いかもしれない
  • 調査する価値が無いかもしれない

ということです。

偶発的に出てきた問題なので、答えがアクセス解析上の数字だけでは出てこないかもしれないですし、そもそも時間をかけて調査する価値があるかどうかも分かりません。

調べてみたら、どうしようもない問題（季節要因とか）に落ち着く可能性があります。

なので「常に一歩引いて自分を見る」事をお勧めします。

のめり込んでしまうと、どうしても引き際が分からなくなってしまいますので。この調査は何分！と時間を決めるのもいいですね。

 次回も続きます

アクセス解析については、詳しい解析方法などの情報は多いのですが、現場視点で見たノウハウがそこまで多くない印象がありますので、コンサルでお伝えしていることの一部を書いてきたいと思っています。

次回もアクセス解析についてですので、ご興味のある方はご覧くださいね。

また、それに限らず、メールや記事と言った文章では伝わらないことを動画セミナーで月に２〜３本公開しています。

→ WEB戦略オンライン（セルフデザインホールディングス）

※上記動画チャネルは現在停止しています。ぜひPodcastかYouTubeのミラーをご覧ください。

ホワイトボードに書きながらご説明していますので、興味のある方はサイトの方をご覧ください。

それでは、本日は以上です。

またメールしますね！

こんなことでお困りではありませんか？

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ラウンドナップコンサルティング、最近は担当者育成あるいはご自身のスキルアップとして使って頂く方も増えてきました。

よろしければ、一緒に頑張らせてくださいね。

→ ラウンドナップ・コンサルティング公式サイト

いやぁしかし寒いです…みなさんも体にはお気をつけくださいね(^_^)

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