発行日:2013年9月11日
みなさんおはようございます。
ラウンドナップ・コンサルティングの中山です。
急に涼しくなってきて、少々さみしい日々です。おでんが食べたいですね。コンビニに行って、ふと湯気の方を見ると、大根が卵がハンペンが…。
たくさん買ってしまうと、目移りしてしまってどこから食べていいかわからなくなってしまいますね…。
そうそう、その「どこから食べたらいいのかわからない」というのは、仕事でも言える「悩み事」です。
ご質問「どうやって、やることの順番をつければいいのでしょうか」
最近コンサルティングで頂いた質問の中に、こういうものがありました。
「いろいろ、これをやった方がいい、あれをやった方がいいというアイディアは浮かぶのですが、実際どこからやったらいいのかわからないんです」
これは、結構頂く質問です。
言い方は変わりますが、要は「優先順位の付け方」です。
アイディアをブレストなどで出していくのはいいのですが、それはまだまだ「アイディア」ですよね。そこからもっと掘り下げて行かないといけません。
では、どんな基準で行えばいいのでしょうか?
もちろんみなさん「効果が上がるもの」を行いたいですよね。
そこで今回は「今自分が行おうとしている施策は、効果が上がるものなのかどうか?」を考える際の、イメージを用いた判断方法をお伝えしたいなと思います。
とにかくまずは「成功した後の姿が想像できるか」
こんな時、まずこの点を考えてみて下さい。それは
「成功した後の姿が想像できるか」
です。
今、施策をいくつか抱えている方は、まずはそれをイメージとして机の上に、スーッと広げて下さい。
その上で、目を優しくつぶって、こんなことを想像してみて下さい。
「この施策が成功したら」
- ホームページ(WEBサイト)はどうなるんだろう
- アクセス解析の数字はどんな感じになるんだろう
- 売上や問合せが増えて、社内はどんな状況になるだろう
…
…あ、先を読む前に、想像してみてくださいね。
1つだけでもいいです、施策。
…
どうでしょうか。想像できましたでしょうか。
多分「なんとなくぼやけている部分がある」「うまく想像できない部分がある」のではないでしょうか。
その場合は、危険信号が「ピカっ」と光ったと思って下さい。
どういうことか?
頭のなかで「これこれこうなって、この数字がこうなると、それがリアルの世界ではこんなふうに変化を起こす」が想像できていないということは、どういうことでしょうか。
それは、
“その想像できていない部分について「実は、実現可能性がない」あるいは「実現したところで、結果に結びつかない」可能性があるということ”
です。
良い計画と施策は、成功後のイメージがありありと浮かびます。
他の理由もあるかも知れないが
もちろん、例えば社会人経験が短い、あるいは成功体験が少ないなどの理由で、浮かばないんだ、と考える方もいるかもしれません。
しかし、それはそれで問題なのです。
もし、そのような間隔を覚えた方がいたら、
- 先達に具体的な状況まで分かるくらい、うまく行った時のイメージを聞く
- うまく行った時の数値の変化を確認する
- うまく行ったときの社内の変化をしる(聞いてみる)
などを行って、イメージを明確に描けるようにしてみて下さい。これは決して「精神論」ではなく、こうやってイメージとして想像することで、計画のあらが見えたり、実現可能性をさぐったりできるんですね。
みなさんも、そういう経験ありませんか?
例えば、大事な会議がある時に、会議の様子をシミュレーションして、足りないものがないか確認する。あるいは忘れ物チェックとして、1日の自分の行動をシミュレーションしてみる…
…
きっと、やったこと、ありますよね?
同じです。WEBの施策も同じです。
成功までのイメージが描けるまでブラッシュアップできるものは、成功する可能性は高いですし、その状況を最大限活かすこともできます。
また、もし失敗しても、シミュレーションと現実を比較することで、自分の「勘」や「考え方」を補正することができるんです。
常に正しいのは「目の前の現実」です。
頭のなかにある「お客様」ではありません、それは自分勝手な虚像です。
…
うちのコンサルのお客様にも、こんな話をよくさせて頂いています。全然変わってきますよ!(そのせいで卒業されて行かれたり…さみしいです(^_^;) )
終わりに
こんな感じでとにかく「イメージ!」してみて下さい。WEBってどうしても数字数字の世界なのでイメージが不足しますが、ほんとにイメージって大事ですよ!
まずは手元の施策について「実現している姿」を詳細にイメージしてみてくださいね。成功報告を想像するのもいいやもですね。
ではでは、本日は以上です。
この考え方が、お役に立てば幸いです(^_^)