みなさんおはようございます、ラウンドナップの中山です。気づけば肌寒さすら感じるようになり、あんなに疎ましかった暑さが少し恋しくなってきますね。コンビニでは、おでんがもう売られています。絶対的な気温がまだまだ高くても、気温がだんだん下がってくると人間、温かいものを求めるんですね。なのでこの時期のおでんは結構売れるようです。
さて、小学生のため息が聞こえてきそうな8月末ですが、お盆明けから活発に動いている企業も少なくありません。私はお盆休みは取らず、10月の第2週にお休みを頂きます。安心して休みに入れるように、瞬発力を出せるようにローギアードにしています。仕事って切れ目のほうが多いので、感覚的にはハイギアードで最高速を上げるよりは、トルクフルなローギアードで、すばやく速度を一定まで上げるほうがいいと思います。
さて本日の話題ですが、コンバージョンまでの道筋をきちんと把握し切ることの重要性についてです。Webマーケティングというくくりで仕事を考えると、実際の企業のバリューチェーン全体との乖離がおきます。
本当のコンバージョンは何でしょうか?それは端的に言えば「契約」などであるはずです。問い合わせの電話がなることやフォームが送信されることではないですよね。
Webとリアルはやっぱり違う
10月の宿を探す時、某リクルートさんのポータルを使って探したわけですが、最終的に2つの宿が残りました。どちらも費用感も同じくらい、口コミも良い、場所も近い。トリップ・アドバイザーでの口コミも大きく差はない。強いて言えばAの方が日程的に都合が良いので、そっちかなと考えていました。
そして、2歳のうちの子がいる関係で聞きたいことがあったので、妻に両方に電話してもらって確認をお願いしました。そしてその後、別件の確認で宿に私が電話しました。初めてのリアルでのコミュニケーションですね。
その問合せ内容について、後で妻と話しました。内容については問題なかったのですが、お互い共通していることが有りました
「なんだかAの方はぶっきらぼうだった、もう1つの方はすごく丁寧だったし感じが良かった」
さて、我が家はどっちに宿を決めたでしょうか…というと、そうですね、丁寧で感じが良い方にしました。多少日程が不便でもAではなくもうひとつの方にしました。
…
Webマーケティングを行っていると、Web上でいかに競合に対して優位性を出していくか、それをどう表現してフォームなどに連れて行くかについては鬼のように考えます。しかし、その後のことはどうでしょうか。アクセス解析のコンバージョンの値はECサイトを除けば、そのまま売上高に繋がるわけではありませんよね。
先程の例のように、Web上でのラストクリックの更に後の段階で、お客さんをドンドンと逃しているかもしれないのです。
Webマーケティングを丸投げする企業ほど、この辺りを気にしませんので、お客さんからのフィードバックも無いケースが多いです。その結果、この大きな穴が放置されてしまい「何かWebにお金使ったけれど、結局売上も上がらないね」と言われて肩身の狭い思いをしてしまったり。
周りもぜひ見渡してみてください
でも少し目を周りに向けてみると、こういった穴が見えてきます。例えば一度でいいので顧客体験をさせてもらう、サービスを受けさせてもらう、電話を覆面でかけて問合せてみる。それで気づけることも多いはずです。
Webもリアルも、マーケティングの基本は変わりません。だとしたら、できるだけそういったところもサポートしてあげるのが良いですし、自社でWebマーケを回している場合は、Webだけではなくまずは現状のサービス全体を見なおしたほうが良い結果になることが多いです。
また、大きくWebでの打ち出しを変えるなら、そこもちゃんと社内周知しないと、いわゆる「担当者まで情報が落ちていない」あるいは「なんだかちぐはぐな対応」という烙印を押されてしまいます。
ぜひとも、いろいろなことを一度鳥の目で見て感じて見ていただくことをお勧め致します。
それでは、今回のメールマガジンは以上です。
またメールいたしますね!
追伸:
サービスプランとWebサイトのリニューアルを裏で行っています。
Webサイトは、いろいろ考えた末マーケティングオートメーション寄りのHomeUp!にすることにしました。すごく面白いので興味のある方はお問合せ下さい。機能が豊富なので毎月そこそこかかるのはかかるのですが…見合っています。
サービスサイトのくせに300ページ位あるので大変ですが、なんとか今月中に形にしたいなと思っています。
お問合せを頂いており恐縮なのですが、ウェブ解析士講座は基本的に今後は行いません。ご希望の方は恐縮ではございますが、他の方の講座を選んで頂ければ幸いです。
お悩みの方はお問合せフォームなどからご一報くださいませ。