「その手段を使っていた理由が大事」とは？、「避けるべき認識ズレ」とは？Appleの新OSでおさえたい点、など

みなさんこんにちは、ラウンドナップの中山です。夏期休業期間終わりました。休業期間中は家族旅行や普段できない所の掃除、子どもが行きたいところにできるだけ連れて行くなど、いわゆるベタなことを。頭の中を真っ白にして過ごしておりました。

ボーッとしていると、自分の癖や性格が分かりますね。外の世界を見るのも良いですが、内側を見る時間も必要だと感じた次第です。

物を売るという観点でも、AIの進化やビッグデータ活用を中心として、外に向けてと言うより人の内側をどうやって知り、人を動かすかという方向に全体として進んでいます。

とはいえそういったデータや知見は最先端で動いている物ですから、私達にできる最善のことは、自分の中を見つめ直す事なのではないでしょうか。

さて、今回はLINE@での情報配信もお休みしていたので、気になるニュースピックアップです。

【認識ズレとは？】→ アマゾン火災で世界に「無関係」な写真が広がる

https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/amazon-photos

画像って怖いですよね、という事案です。画像は「見る人に解釈が全て委ねられる」かつ「無意識の領域で処理されるので、自分の認知のズレに気づきづらい」です。

動画は逆に、時間軸があることと、情報量が圧倒的に多いため、むしろ「色々考えやすい」ですね。文字は「読むという能動的行為なので、自然と顕在的に考える」ものです。

私としては現状一番怖いのは画像です。また、画像と共にさらっと差し込まれる付加情報によって、この記事のように人は動かされてしまいます。

商売を行うという観点では、情報を発信する際に「解釈のズレ」はできるだけゼロにしなければなりません。いいことないですから、過剰評価も過小評価も含めて。

その観点で、画像の使い方は、サイトでの説明用やイメージ画像も層ですし、SNSでのアイキャッチ画像も含めて注意すると、クレームや失注率が下がるかもしれません。

【Appleの狙いとは？】→ アップルの「macOS Catalina」、公開ベータ版で見えた7つの注目すべきポイント

https://wired.jp/2019/07/31/macos-catalina-what-to-expect/

MacユーザーはIT・Web業界ではかなり高いですが、企業・個人など全体を見るとまだまだWindowsがメインです。ただ逆にモバイルではiPhone / iPad など iOS勢が優勢という逆転現象。

これからの流れを考えればモバイルの方がインパクトがあるのは明らかですが、とはいえいわゆるパソコンの方も重要度が失われることはありません。

注目すべきは、iOSアプリをMacに移植できる環境整備「Project Catalyst」ですね。その他はそこまでインパクトがない…。これから新たにパソコンを使う方は確実にスマホを先に触っています。

その時、iOSを元々使っていれば、その使用感やデータをそのままパソコンで使えるならそれは大きな魅力。ゲームもそうですね。

入り口がスマホな時代に合わせた適切な戦略の一端なのではないかと感じるニュースです。複数の商品を持っていてお客さんにクロスセルが可能、だけれどもなかなかうまくいかないと言うときは、お客さんのユースケースを分析して、流れを見直すと良いかもしれませんね。

【その手段を使っていた理由が大事】→ リアル・オフライン集客の要を見失ってはいけない

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000041194.html

PR Timesのプレスリリース記事なので割り引いて考える必要はありますが、工務店の集客手段として効果があった物についての n= 1,037の調査結果です。

地場系のサービスで、工務店にしても住宅系にしても、そこそこの価格（二桁万円以上）以上になってくると、ウェブだけで判断するケースは少ないです。ウェブで検索して満足してほとんど決めるって、ホームページを相当作り込んでいても、まずないです。

何が主軸になるかというと「積み重ねられた信頼感」です。値段も高くても、これがあれば売れます。で、そのための最短ショートカットは何かというと、他の人の信頼を借りることです。つまりは、紹介です。

このプレスリリースでもOB紹介が多いとありますね。これを獲得するために例えば新築などは、のぼりを立てたり、足場に大きな垂れ幕をつけたりするわけです。

折り込みチラシもDMも、反応を得ると言うよりは、きちんとその地域で営業活動をしているという信頼感積み上げと考えた方が良いです。

ホームページも同じ、即座反応が得られるのは雨漏りなど緊急性が高い物だけ、それ以外は、信頼形成です。

今までその業界が使っていた手段って合理性がある物が多いです。ネットが広がったからと行って、底をバッサリ減らすと死んでしまうのはそのせいです

中小企業専門コンサル会社「株式会社ラウンドナップ」の中で、代表取締役の中山が培った中小企業・小規模事業者600社以上の現場経験を元にした、全方位ノウハウを毎月980円で見放題。

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メソッドをマスターすればきっと、今回の激しい風の中もグライダーで飛んでいけるはずです。

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今回は夏期休暇期間明けなので、今日送った物だけです。

[1]混雑時間帯に速度制限すると携帯料金を割引「mineo」が9月から
http://bit.ly/2zuSNjz

以前に、交通機関系でピークタイムを避けるとポイントがつくシステムの話をご紹介したように記憶しています（いつだか忘れました）それと同様に、人の行動をうまくWin-Winにコントロールする面白い試み。

ポイントって不思議な物で、計算すると微々たる物であるにもかかわらず、もの凄く人の動きをコントロールします。使い方はセールや固定利用促進、利用データ確保の他にもいろいろあるはず。

今は各種QR決済サービスがランチタイムのみなどの、現状需要のある時間帯に多めのポイント付与を行っているので、時間帯に対して消費者の興味が強めになっています。

この機会に、閑散時間帯への集客や、曜日集客のツールとして、何か行ってみてはいかがでしょうか。

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さて、この本は、企業のウェブ担当者・経営者などの方に伝えたい内容がメインです。フリーランスでマーケターとしての腕を上げたい、SEOや広告のテクニックを学びたいという方向けの本ではありません。

Amazonだと中身が見られないので、そこだけ気にして頂けると、ミスマッチも少なくなるかなと思います。

是非読まれた方はブログやAmazonなどでレビュー書いて頂ければ幸いです。

今後の配信コンテンツの方向性を決める上で、是非生の声を頂きたいです。

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• 巻頭「リセットする習慣がついてしまうと危険」
• 変化の早い時代に食らいつくためには？
  • 年々Web担当者のストレスは増える
  • 成果への最短コースが求められる
  • インプットの負荷も加速度的に増加
• ストレスから開放されることの価値
  • ストレス環境下では力を発揮できない
• オウンドメディアをやろうとするなら気をつけたいこと
  • 目的を履き違えているケースが多い
  • オウンドメディア作成サービスは要注意
  • 確認してみてください、まずはコピペから
  • 指標も成果に直結するものが提案されないとダメな兆候

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あとがき

アウトプットを全くやってなかったので、一気に週末に行っています。取り急ぎニュースレターだけは夏期休業期間の前に仕込んでいたので印刷も終わり、昨日発送されました。

今回も、オンライン媒体では触らないネタだけに絞っています。A5版20ページでコンパクトに詰め込んでおりますので、よろしければご購読ください。（→ https://roundup-inc.co.jp/paper-news/ ）

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では、残暑も厳しいですのでお気をつけ下さい。

またメールしますね。

中山