自社サイトのアクセス数がそれほど多くなく有意なデータを得られないときはどうすれば良いですか?

アクセス数が少ない中小企業のサイトではアクセス解析だけに頼らず、「タイミング」「判断基準」「比較対象」の3つをお客さんにヒアリングし、その考え方にとって親切な構造と情報になっているかを基準にWebサイトを見直すことで、問い合わせや反響につなげていきましょう。

自社サイトのアクセス数がそれほど多くなく、アクセス解析を見ても具体的な改善ポイントが分かりません。Web集客を考えるとき、アクセス解析以外にお客さんからどんな情報を集めて、サイト改善に生かせばよいでしょうか。

Webサイトやホームページの集客を考えるとき、どうしてもアクセス解析などのデータを見がちです。デジタルの世界ではデータが取れること自体がとても魅力的なので、「そこを見れば何かわかるのでは」と思ってしまいやすいですよね。

ただ、正直なところ、多くの中小企業のサイトで「統計的に有意なデータ」を取るのはなかなか難しいです。アクセス数は、普通の地盤の中小企業さんだと4桁くらいが多く、3桁のところもあります。本当は5桁くらいのアクセスがないと、統計的に意味のあるデータは取りづらいのです。

その段階までは、アクセス解析の数字だけに頼るのではなく、「お客さんからデータを集める」という考え方を持っていただくほうがよいです。

では、具体的に何を聞けばよいかというと、大きく次の3つです。

1つ目は「タイミング」です。
いつ、どのようなタイミングで検討を始めて、そして決定に至ったのか、その流れを聞きます。

2つ目は「判断基準」です。
どういう軸で考えていたのかを聞きます。たとえば、親しみやすさなのか、雰囲気なのか、値段なのか、それ以外の何かなのか、といった判断基準です。

3つ目は「比較対象」です。
ここで注意しなければいけないのは、比較対象は「いわゆる競合」とイコールではないということです。「やらない」「自分でやる」といった選択肢も、立派な比較対象になります。

この3つの観点でお客さんに話を聞き、そのうえで自分たちのWebサイトを見直してみてください。こういった考え方でサイトを見たときに、そのお客さんの考え方にとって親切な構造になっているか、必要な情報がきちんと入っているか、という目でチェックします。

この3つをチェックして、「こういうふうに考える方が来たときに、自分たちのサイトはうまくやれているかな?」と見ていくと、改善点が見えてきます。そこから自然と問い合わせや反響が得られるようになっていきます。

こんな感じで、まずはお客さんから集めた情報をもとに、サイトを見直してみてください。