中小企業の省力化で浮いたコストや時間は、何に再投資すべき?

省力化や生産性向上で浮いた時間やコストは、単なる削減効果で終わらせず、「将来の強みを作るための投資」に回す前提で使うようにしてください。強みづくりはすぐに効果が出ない投資だと最初から位置づけ、そのための体力を省力化で確保し、将来の会社を助ける取り組みに再投資していきましょう。

業務の省力化や生産性向上で時間やコストの余力が出てきたとき、それを単に削減効果で終わらせず、将来のためにどう再投資すべきか悩んでいます。中小企業は、浮いたリソースを何に回すと「強みづくり」につながるのでしょうか?

Webに限らず意識しておきたいのは、「競争に勝つための強みを作る」というのは、投資だと考えるべきだという点です。

どういうことかというと、「強みを作る取り組み」というのは、即座に何らかの効果を上げるものではない、ということです。強みやストロングポイントが出来上がるまでには時間がかかりますし、一発でうまくいくこともまずありません。その間は、会社の体力やコストなど、いろいろなものを使いながら進めていくことになります。

つまり、「今」ではなく「いずれ身になって、将来の会社を助ける性質のもの」が強みづくりです。だからこそ、それに耐えられるような体力づくりが必要になります。

その体力づくりとして行うのが、省力化や現状の生産性アップ、利益率のアップなどです。省力化で浮いたコストや時間を、単に削減効果として終わらせるのではなく、「将来の強みを作るための投資に回すための余力」としてとらえるイメージです。

もし強みを、「最初からすぐ効果が出る特効薬のようなもの」と考えてしまうと、うまく進みません。「効果がすぐ見えないから」と途中で止まってしまったり、結局何ひとつ将来の身にならない、という状況になってしまいます。

そうならないためにも、「強みは投資である」と最初から位置づけてください。省力化や生産性向上で生まれた余力を、将来の強みづくりのために再投資していく。その前提で日々の改善や効率化に取り組むことをおすすめします。