生成AIを使って“スキル”を伸ばす時に大事なことは何ですか?
生成AIでスキルを伸ばすには、「最初からすぐ便利になる」と期待しすぎず、必ず最初にいくつかの壁やモヤモヤがあり、それを工夫して乗り越えた先に自社に合った活用方法やノウハウが見えてくるものだと心得ておいてください。その上で、「いくつかの壁を超えた先に良いものが待っている」という心構えを持つことが、挫折せずAI活用を続けるポイントになります。
- フェーズ 実行・体制構築
- 手法・手段 人材育成・内製化
- 施策範囲 サイト全体・情報設計
生成AIを使って社内のスキルアップや業務改善を進めたいのですが、最初に試してみても思ったほど便利に感じられず、挫折しそうになります。AI活用でスキルを伸ばすために、どんな心構えや考え方が大事でしょうか?
AIの活用に関して、途中で挫折してしまったという会社さんは決して少なくないと思います。その大きな原因の一つは、「AIは使えばすぐに何かしら便利になる」「すぐにメリットが得られる」という風潮が広がっていることだと感じています。
実際にAIを活用している、あるいはAIを使おうといろいろ試していると、どちらかというと最初に壁にぶつかることの方が多いです。「便利になると思ったのに、全然便利にならないんじゃないか」という怒りやモヤモヤにさいなまれる場面が、最初はどうしても出てきます。
ただ、そこであきらめずに、何とかどうにか工夫しながらその壁をクリアしていくと、急にいろいろな便利さが自分に舞い降りてくる、という感覚があります。この「最初につまずいて、それを乗り越えた後に便利さが一気に見えてくる」という繰り返しだな、と感じています。
世の中では「AIを使うとこんなにいいことがある」「こんなに便利だ」「すぐにメリットがある」といった見せ方が多いですが、実際の活用の現場を見ていると、お客さんの会社でも最初は必ずつまずきます。そのつまずきを、みんなで何とか乗り越えていく過程でノウハウがたまり、「自分たちの場合はこういう使い方をすればいいんだ」という、自社に合った活用方法が見つかっていきます。
ですので、「最初から何かおいしいものがすぐに手に入る」とは思わないことが大事です。むしろ、「いくつかの壁を乗り越えた先に、いいものがたくさん待っている」という心得を持っておくことが重要だと思います。
このような考え方を持っている会社ほど、AI活用で挫折しにくく、結果的にスキルも伸びていきます。ぜひ、そうした心構えを持って、生成AIの活用に取り組んでいただければ良いのではないでしょうか。

