Webページの文章が分かりづらいと言われます、どうしたらいいでしょうか

文章が分かりづらいと言われたときは、自分の頭の中で省略している思考のステップがないかを確認し、その「間」の部分をていねいに書き足すことで、論理の飛躍をなくすようにしてください。自分には当たり前に感じる流れでも、読み手にとっては分からない前提がないかを意識して見直しましょう。

自社のWebページの文章が「なんだか分かりづらい」と言われることが多いのですが、どこを直せばいいのか分かりません。論理の飛躍とはどういう状態で、分かりやすくするには何を意識すればよいでしょうか?

Webページの文章が分かりづらい原因はいろいろありますが、その中でかなり多いと感じるのが「論理の飛躍」が起きているケースです。

論理の飛躍とはどういうものか、簡単な例で考えてみます。たとえば、「明日の朝はすごく冷える。だから明日の朝は早く起きましょう。」と言われても、聞いている側は「なぜ?」と感じて、あまりよく分からないですよね。

でも、その人の頭の中では、実は次のようにつながっているかもしれません。
「明日の朝はすごく冷える。
 → だから早めに暖房をつけて部屋を温めないといけない。
 → そうしないと体が動かなくて、どんどん出発が遅れて遅刻してしまう。
 → だから早く起きよう。」

このように、話している本人の中ではちゃんと筋が通っているのに、その「間」の考え方が文章から抜けてしまっていると、読む側には理由が伝わらず、「なんだかよく分からない」という状態になってしまいます。このような状態を「論理の飛躍」と呼びます。

自分の中では当たり前だと思っている流れや、「わざわざ書かなくても分かるだろう」と感じている部分が抜けてしまうと、読み手には伝わりません。特に、専門的なことに詳しい人や、自分の業界のことをよく知っている人ほど、この論理の飛躍が起きやすい傾向があります。

もし「文章が分かりづらい」と言われたら、「自分が頭の中でたどっている考え方のステップは、読み手にとっても当たり前の流れだろうか?」と一度立ち止まって考えてみてください。自分が心の中で省略している部分を、もう一段階ていねいに書き足すことで、分かりやすい文章に近づけるきっかけがつかめると思います。