Webinar(ウェビナー)って要はどうなの?やるべき?やらないで良い?
今回は「Webinar(ウェビナー)というものについて。言葉としては割と古くからあります。 ネット上にはどうやったらウェビナーを開催できるのか?という情報がたくさん載っています。機材やサービスなども含めてかなり詳しいページがたくさんあります。
しかし、本来最初に押さえなくてはならない「自分たちにとって意味があるのか?」「やる価値はあるのか?」という観点が不足しています。 そこに焦点を絞って経験を元にお伝えしています。
書き起こし
みなさんこんにちは。中小企業専門のWEBコンサルティングをやっております、ラウンドナップコンサルティングの中山です。
この動画のシリーズは、基本的に中小企業や小規模事業者の方々に向けて、またそれを支援する方に向けて端的にお知らせする動画のシリーズとなっております。よろしければ、YouTubeチャンネルにご登録下さい。最新動画が手に入りやすくなります。
今回は、「ウェビナー(Webinar)」についてお伝えできればと思います。カタカナだといわゆるウェブとセミナーを合わせた造語です。海外で作られた言葉です。
盛り上がっているかというと、使っているところは使っている、使っていないところは使っていないというかたちになっているのですが。
Webinarのやり方を覚えようとする前に「意味があるかないか」を考えて
これが意味がある方、意味がある業種、仕事のやり方をしている方とそうじゃない方、大きく二つに分かれます。
意味が無いなら、もうウェビナーなんて気にする必要がないので、忘れてしまって他のことをやったほうがいいですよね。
ウェビナーを活用する意味があるパターン
ウェビナーが意味がある人はどういう人かというと、端的に言えばウェビナーというのはWEB上でやるセミナーなので、普通にBtoBなんかが多いですかね。
自社、或いは会議室を借りてセミナーをやっていて、その中で、そのあとにクロージングの流れがあるような会社さんです。その場でクロージングするケースもあると思います。後ろに個別相談会がくっついていたりするパターンはそういうケース。
そのように後ろにクロージングの流れがあるような場合。或いは来てくれた方に対して、そのあとにセールスを行うような体制が整っている会社さんです。つまりリストを集めて、そこに対してそのあとメールやお電話で見込み客を育成していくステップがある。そういう商売をやっている方は、それをWEB上で行うことで、ある程度の補完ができます。
やはり実際に来てもらうとなると距離や時間等いろいろな問題があるので、WEB上なら、今ならスマートフォンなんかでも見ることができるので、潜在客、見込み客をどんどん掘り出していきやすいということがあるので、そういう業種の方は使っていく価値が十分にあります。
ウェビナーがあまり意味を持たない方
ただ、そうではなく例えば普通の小売店の方、町のマッサージ屋さん、鍼灸整体院さん、工務店さん、卸だとかがウェビナーを使う場面があるかというと、基本的にないです。使う必要はありません。
だってみなさん、セミナーをして何かを売ることがあるかというと、基本的にないですよね。
もちろん業種によっては、例えば鍼灸整体院さんでセミナーをやってそこから集客するという方もいらっしゃいます。
そういう方ならターゲットの人が動画を見るというような、ターゲットが多ければ同じ内容をWEB上に載せて、それをHPからうまく誘導したり、メールやLINEから誘導して見込み客を作ることはアリです。
そうじゃない場合は、ウェビナーを別にわざわざやる必要はありません。
例えば、私は動画を配信しています。ポッドキャストという音声メディアもやっています。
それは、コンサルティング、WEB活用、マーケティングをやっているので、私自身を感じてもらったり、どういう話し方をするか、ちゃんとした人なのか、そういうことを分かってもらうため等いろいろな目的があり、意味があるからです。
しかし、そうではない方にとっては、別にまったく必須のメディアではありません。まずそこを押さえてください。
ネットの記事は「やる前提」の情報ばかりですが、そもそもを考えて下さい
ウェビナーって何だろう?と調べた方、情報を見ると、だいたいウェビナーのやり方や気を付けるポイント、うちも書いていますがそういう記事が多いです。
しかし、そもそもやる必要のない方にとっては、気にする必要がないんです。時間の無駄なので、切り捨ててしまったほうがいいと思います。では自分にとってそれが価値があるのかないのかを現時点で判断する一番のポイントとしては、自分たちの商売の中で人前でセミナーをやったときに売れるようになるか、関係ないかと判断して下さい。
いつかどこかのタイミングで人前で話したりして、例えば商工会さんなんかに呼ばれて、そこで話したらたくさん見込み客が取れたとか、相談の打ち合わせが増えたとか、町の中でのプレゼンスが上がったりとかがあって、セミナーっていいなということがあれば、その時点でまたやればいいです。現時点でメリットがなければまったくやる必要がないです
それを押さえた上で、自分たちにとって必要だと思ったらいろいろなところに、ウェビナーのやり方をチェックしてもらえればと思います。
Webinarとは?そして開催までに押さえておきたいポイントとは。
https://roundup-inc.co.jp/content-101/video/why-webinar/
Webinarが不要でも動画コンテンツは価値があることが多いです
ちなみにそうではなくても、ウェビナーをやらないなら動画は基本的に気にしなくていいかというとまた違う話です。
動画自体はいろいろな業種で使えます。みなさんが実店舗に来てもらって商品を見せたときに、そこでお客様にいろいろな説明をして、見てもらいながら説明したほうがクロージングしやすいということであれば、それは動画で、ネット上で配信したほうがいいです。
お客様が実際に来なくなってしまうのではないかと心配する方が多いです。動画で配信したらそれで満足してしまうと。
実際にいろいろなことをやってみると、あまりそういう傾向はありません。ネット上で動画を見ていいなと思ったら、実際に見に行きますから。
ウェビナーと動画配信はまた別。
動画配信というか、動画をHP上に置いて見られるようにする、一番楽なのはYouTubeにアップしてそれを埋め込む、というのは別の話だと思ってください。
ウェビナーはいらないけれど動画コンテンツは価値があるという人はいっぱいいます。
ほとんどの業種の方は、私のように人が商売の場合でも、小売店やサービスの場合でも、人、モノどちらでも動画で見せてあげたほうが安心感や親近感が湧きます。
そういう観点で言うと、動画コンテンツはウェビナーと一緒に十把ひとからげにNGとするのではなく、別物と考えて活用することをお勧めします。
動画コンテンツの話までいくと、簡単に終わらせるというこの動画の趣旨に反するのでそこは省略します。
もしよろしければうちにご相談いただくか、また別の検索なんかをしてもらえればと思います。
全体のまとめ
ウェビナーについてまとめると、やらない人はたくさんいます。
ほとんどの業種の方は、ウェビナーはあまり活用できないと思います。
無理矢理やってもいいですが、あまり得られるものはないと思います。
みなさんが、「セミナーで人前で喋ったほうがいいな」ということになったら、改めてそれをWEB上でやったらどうなるか、そのタイミングで考えてもらえれば十分です。
現状として、そういうセミナーからのクロージングの流れを持っている方はどんどんやってしまったほうがいいと思います。
今簡単にウェビナーなんてやれますから。
YouTubeのライブを使えば簡単にできますし、ZOOMとかでもできるので、やってみていただければいいと思います。内容は以上になります。
他にも、端的に言えばどうなのかというところを、中小企業さんというターゲットの方々にとってやる価値があるのかないのか、人、モノ、金というところに限界がある企業さんに絞って、うちも600、700社とやってきていますので、そこでいるもの、いらないもの、これはこうです、そうです、これはポジショントークですよとより分ける動画をどんどん配信していきます。
よろしければ、チャンネル登録や、ラウンドナップWEBコンサルティングのHPで、いろいろなコンテンツを見ていただければと思います。
それでは、皆様の事業がより前に進みますように。
最後までお聞きくださり、ありがとうございました。