こんにちは、ラウンドナップ中山です。
何年かぶりに展示会に行きました。ビッグサイトです。
お客さまが出展しているのと、コロナ落ち着いてどうなっているかなと言うところで。
思った以上に海外出展者が多いのが印象的でした。
特に中韓が多いです。合同ブースでもなく、勢いを感じます。
時々パネルに怪しい日本語があったりしますが、一昔前に比べれば非常にナチュラル。
この流れが続けば、展示会は国内勢が少数派になりそうです。
今回のトピックス
さて、今回はWebサイトなどの改善で勘違いされがちな「重要部分」についてです。
みなさん、Web上で改善活動を行う時に
最初に目をつける部分って「手法」だと思うんですね。
- どんなチャネルを使うのか?
- どんなコンテンツを作って行くのか?
- どんなやり方をすればいいのか?
といったもの。
もちろんこれは大事です。
ただ、もっと大事な物があります。それは「経験的蓄積とフィードバック」です。
手法よりも大事…というか手法よりも「他社が真似できない」という独自資産性の面で、重要度は高いのです。
今、まだまだWebマーケティングの色々な手法について、キャッチアップできておらず「手法に取り組んでいるかどうか」で差がつく状態です。
ホームページはあっても、マーケティングが考えられていないなんて、よくありますよね。
でもそんな「手法」によって差がつくケースはどんどん減っています。
どこも、ある程度ちゃんとやっているようになりました。
昔ながらの作り方をそのまま当てはめれば「売れるホームページ」になる時代は、かなり昔に終わっています。
つまり、手段での差別化は、いずれ効果はかなり薄くなります。
…
では何が重要になるかというと、それぞれの現場に合わせてファインチューニングができるかどうかなんですよね。
それが「経験的蓄積とフィードバック」です。
作った物に対して、お客さんからちゃんとフィードバックを得られるか。
どうしたらもっと良くなるかのヒントがえられるか。
社内の人間が自分の経験から、問題発見をできるかどうか。
このフィードバックサイクルを回していけるかどうかが、周りに追いつかれずに優位性を保つために最も重要な物の1つです。
実際、うちのお客さまでも、顧客接点をちゃんと持っていて定期的に「お客さんからこう言われた」「こういうことを聞かれるからこれを乗せたい」などのリクエストが上がってくるところは強いんです。
多少検索順位が低かろうと、HPがいわゆる「洗練」されたものでなくても、反響数が伸びていきます。
所詮HPだってSEOだって広告だって「手段」です。
それだけで差別化はできません。一部の人にしか使えない機能があるわけではないからです(広告は少々あるかもしれませんが…)
そういう意味で、最近メルマガでもPodcastでも繰り返している「ローカル中小企業」の強さはやっぱりあるんですよね。逆に言えば、ローカル地域商圏企業でフィードバックを積極的に得ていないなら、それはとてももったいないですね。
お客さんを巻き込んで良いサービスを作るくらいの気持ちで、懐に入っていって頂く事をお勧めします。
あまりにも情報が多いですから、お客さんもローカル寄りの嗜好になっていますので。
では今回は以上です。
今後の行動計画のご参考になれば幸いです。
分かりづらい点があればお気軽にご相談下さい。