配信日:2012年1月25日
みなさんこんにちは、中山陽平@海外WEB戦略です。
すごい雪でしたね!
TwitterもFacebookもGoogle+も、雪の写真やニュースでいっぱい。
やっぱりSNSって
「共感」「感動」「自己表現」
の場なんだなと思わせられましたね。
ちなみに私はつるっと2回転びました。まだ少しお尻が痛いです。
共感したいただけたら、心の中で「いいね」ボタンを押して頂けると、うれしいです。
さて、今回のテーマは「コンテンツ・マーケティング」です。
あまり馴染みのない言葉かもしれません。
あるいは、言葉だけは聞いたことがあるけれど具体的なイメージがわかない、ということもあるかと思います。
でも、これからのマーケティングの基礎体力となるとても大事なアンテナです。
是非今回のメルマガでそのポイントを掴んでいって下さいね。
具体的には
- それがいったいどんなものなのか?
- いったい役に立つのか?
- 今そしてこれから何かやる必要はあるのか?
などなど。
とても大事な事なので、ちょっと長いですがぜひ最後まで読んでみてください。
#後、最後に小さい発表があります
[1]世界的に「当たり前」になっている”コンテンツマーケティング”
海外ではすでにコンテンツマーケは重要なものとして認知されています。
GoogleInsightForSearchを見てみるとそれが分かります。
以下のようにかなりの勢いで検索数が増加しているんですね。
▼Google Insights for Search
http://www.google.com/insights/search/#q=%22content%20marketing%22&cmpt=q
どうやら2006年を皮切りに急速にその重要性が認識され、2010年の真ん中ごろから爆発したようです。
しかし、日本ではまだ、Adwordsキーワードツールで調べても検索キーワード数が100にも行かないくらいのタイニーキーワードです。
つまり
- 海外全体ではコンテンツマーケのネタが非常に求められている(検索数急上昇)
- 求められているということは、効果が出るやりかただという傍証
- しかし日本ではまだ限りなく認知度ゼロ
という状態です。
[2]コンテンツマーケという言葉はよく分からない。なのになぜ爆発?
そもそもコンテンツマーケティングとはなんでしょうか。
WEB上でコンテンツを使ってマーケティング活動を行う。そんなの…当たり前では?
そうだと思います。実際当たり前です。
検索エンジンからの集客、キーワード広告からの集客を行なっていれば、コンテンツは自然と作っているはず。
コンテンツマーケがコンテンツを作ろう!という次元で終わっているなら、コンテンツマーケティングなんていう言葉を作らなくても、いいんです。
でも実際海外では検索キーワードとして爆発しています。
なんででしょう?
[3]基本となる「コンテンツ」の作り方が今までおろそかにされていた
それは、様々なマーケティング方法の根底にいる「コンテンツ」というもの。
それに対するノウハウが、今までおろそかにされていたからだと私は考えています。
そしてそこを
- 埋めなくてはいけないことに気づき
- 埋めたら非常に効果が上がった
- もっと突っ込んでちゃんと研究しよう
という流れなのではないかと。
そしてそれを裏返すと、
それが非常に効果的である
ということ。
サーチマーケティングにしても、ソーシャルメディアを活用したマーケにしても今までのバイラルにしても、何にしてもその根本となる「コンテンツ」をどういう風に作ったら
- 読んだ人にメッセージが伝わりやすいか
- その後の購買フローに繋げやすくなるか
- ブランド価値を上げることができるか
- アップセールやクロスセルができるか
といったことが、それぞれのマーケティング領域にノウハウが散在しているだけで、きちんと「コンテンツそのもの」に目を向けた情報はあまりありませんでした。
…
海外マーケターは今コンテンツマーケティングのノウハウを欲しがっている。やりたがっている。
なぜなら効果が出るから。
だから検索数が伸びている、と私は思います。
いちはやく、こちらも手をつけなくてはいけません。
コンテンツマーケティングの情報ってどんなもの?イメージがつかめない方は、ブログの記事をまずご覧下さい。
▼カテゴリー:コンテンツマーケティング
http://www.7korobi8oki.com/mt/archives/cat16/cat45/
きっと、イメージとその重要さが伝わるのではないかと、思います。
疑問点などはお気軽にご一報下さいね。
[4]コンテンツマーケに手をつけるならなるべく早く!
改めて。
コンテンツマーケティングとは何でしょうか。
それにはこう答えるべきだと思っています。
「コンテンツを使って人々を最終的には顧客化する、マーケティング手段の総称」
以前に私はこんな記事を書きました。
▼コンテンツマーケティングにおける、マーケターの最大の使命とは?
http://www.7korobi8oki.com/mt/archives/2012/01/contents-marketing-most-important-thing/
この中で、コンテンツマーケティングのキモとして、この言葉を掲げています。
…marketers’ biggest content marketing challenge is creating a steady stream of must-read information at every step of the purchase process…
訳すると、
—-
コンテンツマーケティングにおける、マーケターの最大の使命は、購買に至るまでの各ステップで必ず読まれるような(求められるような)コンテンツを全てのステップで用意すること。
—-
購買フローにはステップがあります。
それぞれのステップを越えるように、後押しをすることを目的としてさまざまなコンテンツを作っていく。
この考え方がないと、無駄なコンテンツになってしまいます。
[5]コンテンツを見なおして下さい、今後情報収集のアンテナをはって下さい
このような観点で、今のコンテンツを見なおして見てください。
- このコンテンツはなんのためにあるの?
- 本当に読まれているの?
- 作ることが目的になってしまっていない?
- どんなアクションを求めているの?
そして、これからコンテンツマーケティングの情報は少しづつ日本に入ってくるでしょう。
それをぜひチェックし続けて下さい。
勝利の分かれ道だと思います。
では、今回は少し長くなってしまいました。
改めて「コンテンツマーケティング」についてアンテナを貼って頂ければ幸いです。
では、またメールいたしますね。
※追伸
また、お知らせですが、この「コンテンツマーケティング」について、別のサイトを立ち上げて、情報をもっと発信しようと準備しています。
正式にスタートしましたら、あなたにはすぐにメールマガジンでお知らせをさせていただこうと思います。
申し訳ありませんが、もう少々お待ち下さい。
ご意見やご希望があればぜひ教えてくださいね。