配信日:2012年2月8日
みなさんおはようございます。
海外WEB戦略ラウンドナップの中山です。
めっきりお日様が見えない日が続きますね。
インフルエンザも流行っていて学級閉鎖も始まっているようです。
みなさん特に電車通勤の方は、マスク着用など気をつけてくださいね。
ちなみに風邪を引いた時の個人的なオススメは葛根湯か麻黄湯です。漢方好きなので。
さて、本日はコンテンツ形態の話です。
先週、某税理士ネットワークさんのセミナーで講演をさせて頂いた話に近いです。
#朝9時に突然ご連絡頂きましたが、何とかなり、それにとても楽しかったです。何かありましたら、お気軽にご連絡下さい
コンテンツはできるだけ消化しやすく
最近の海外のコンテンツマーケの事情やそしてPinterestの流行を見ていると強く感じることがあります。
それは、
「今や消化するのが大変なコンテンツは門前払いされてしまう」
ということ。
今までWEBコンテンツといえば、文章が中心で、そこに画像や図表が着くような形が当たり前でした。
しかし、昨年中旬から、急速な勢いで
- 動画によるサービス説明
- 動画によるWEB上でのセミナー
- インフォグラフィック
- スライド共有サイト(SlideShare等)
- まとめツールによるコンテンツ生成
などの新しい形のコンテンツが広がりました。
特に動画が今は熱いです。
ソフトで作ってYouTubeにアップ、サイトに埋め込みという流れが非常に効果的です。
インフォグラフィックは、作るためにスキルが必要な分、出せば注目されやすいですね。
#一度作りましたがあればセンスが必要です
スライドは、通常のコンテンツよりシェアされる確率も高いですし、さらにその後見てもらえる率が高い傾向があります。
まとめツールはキュレーションの一形態ですがまとめサイトやまとめ記事と同様、若年層やネットのヘビーユーザ中心に人気があります。
なぜ流行っているのか?
それは、一言で言えば「面倒くさい」から。
文章でずらずら書かれていても、そこにどんなに価値のある事が書かれていても、今やその文字の塊を見ただけで人々は敬遠してしまうんですね。
「あぁ、なんか大変そうだな…」と
良くて「#あとで読む」というタグを付けて、結局読まれないか、悪ければ他のもっと情報を吸収するのにストレスを感じなくていいようなサイトを探してしまいます。
今、ネットユーザは情報の波におもいっきり飲み込まれています。特にネット初心者はなおのことです。
スマートフォンを買ってブラウザで色々見てみたら、情報だらけでどうしたらいいか分からない。
これは実際に知り合いに聞いた話です。
また、パソコンが低価格化したため自分のパソコンを支給された方。
業務の関係で、某部品を作っているところを探したけど、検索したら文字ばかりでうんざり。
結局図で書いてくれて優しそうな所に丸投げしてしまった。
特にスマートフォンによって、新しいネットユーザが一気に増えてきました。
その人達は今までのインターネットを知らないので、TV等と同じように何となく分かりやすく情報を出してくれるところを好みます。
そこに動画などの新しい媒体がフィット
そんな状況なので、
- 受動的に見ることができる動画
- 直感的に理解できるインフォグラフィック
- 要点が抜粋されてサッと見られるスライド
- 同じく要点が抜粋されているまとめサイト
の反応が高まっているんです。
新しいユーザを相手にする場合は、こういった媒体をぜひ使うことをお勧めします。
ビジネスで使うならまずは
「動画」「スライド」
です。
インフォグラフィックはデザイナーでないと厳しいです。まとめサイトは、ビジネスとしては使いづらいです。
なので動画とスライドです。
もちろん、特に動画など作り方のノウハウが必要なので、すぐうまくいくとは限りません。
しかし、それはどこも同じ。
ならば早めに初めてノウハウを貯めるのがNO1を取るためには有効な戦略です。
繰り返しになりますが、もはや文字だけのコンテンツは、検索エンジンはある程度評価しても、人間は評価しなくなってきました。
また、検索エンジンも動画などを重視した形で検索結果の表示の仕方を変えてきてます。
いかにストレスなく見込み客、顧客にメッセージを伝えるか。とても大事です。
リアルの世界でも同じ
これはリアルの世界でも同じです。
例えば営業に行くとして、その時にあなたの会社であればどんな媒体を使うのがベストなのか。
それをお客さんと一緒に考えてみることをおすすめします。
いいものが出来れば、それを営業ツールとしてあるいは顧客フォローツールとして、みんなで使う。ブラッシュアップする。
動画を見せれば成約するならiPadを買って持たせればいいんです。それで制約できるならWIFiモデルの5万円は安いものではないでしょうか。
画像で解説すれば、会議室などにまで行かなくても、さっと玄関先でスライドを見せられればその後に繋がらないでしょうか。
まずは商品ありき
しかしこの話には大前提があります。
それは自信を持っておすすめできる商品があるということ。
今、自社の商品を営業マンが自信を持っておすすめできないなら、できるように商品の見せ方や付加価値を変えてみてください。
そしてその良さがストレスなく頭に入るような見せ方を考えて実行してはどうでしょうか。
これからのマーケティングは、いかにストレスなく相手の頭の中に情報を入れるかが勝負の分かれ道です。
ネットでもリアルでも、相手が情報に溺れているという前提で、アプローチを考えてみると何か発見があるのではないかと思います。
ネットでの見せ方は、新しく立ち上げたコンテンツマーケティングサイトも参照下さい
http://www.7korobi8oki.com/contents-marketing/
ぜひ、考えてみて頂ければ幸いです。
では、本日は以上です。
追伸
最近、読者の方やそれ以外の方など色々な方にお会いしています。
とても楽しいです。ありがとうございます。
今日もお会いしてきました。4つくらい年下の方だったのですが、自分が4年前こんなに考えていたかなぁと思ってしまいました。
うーん、負けられませんね。
これからも突っ走って行きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
※東京でよろしければ、あなたにもぜひお会いしたいです。
お気軽にFacebookでご連絡ください(^_^)
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ではでは。またメールしますね!