配信日:2012年8月15日
みなさんおはようございます。
お盆はいかがお過ごしですか?
私は9月末に休みを取るべく、今から調整中です。
とは言え若干余裕のある日々ではあるので、今のうちにと積ん読と、DVD教材などをまとめて見ています。
改めて感じるのは、マーケティングの根本は「人を動かす」ことだということ。そして、そこに無敵の方法論や形なんてないということです。
狼人間を倒す銀の弾丸は、やっぱりないんです。
ぜひ、いろいろな情報やノウハウや知識をインプットして、その中で「商売の勘」「現場の情報」「過去の経験」を”加味”しながら、みなさんにあった手法を編み出していって下さいね。
みなさんの力を引き出す方向で私もコンサルします!
「狼男を倒す銀の弾丸とは?」
これは、もともとソフトウェア開発の世界で生まれた比喩表現です。
民話の中の悪夢に登場する怪物のうちでも狼人間ほど恐ろしいものはない。
だから、私たちはこの狼人間を魔法のように鎮めることができる銀の弾を探し求める。
これは、フレデリック=ブルックスの著書『人月の神話』の序文の一部です。
魔法のように、簡単にプログラマの生産性を倍増させるような技術や特効薬 、つまり「銀の弾丸」は、少なくとも今後10年間は現れないだろう、という趣旨です。
その後別の書で、10年度頃の騒ぎではなかったと述べています。未だに銀の弾丸は見つかっていません。そしてきっとそんなものはないのでしょう。
情報収集をするときの考え方
この考え方はマーケティング、WEB戦略、なんにでも同様ですよね。
この方法さえやっておけば絶対大丈夫!というのは、ゲームの世界ですらほとんどありません。
ですが、どうしても人間は、そういうものを求めてしまいますよね。なので、先ほどの『銀の弾丸』の書は大いに話題になりました。1986年の話です。
「何か役に立つもの無いかな?」と思って探すと、
- 何か良さそうにみえる情報
- すぐにできて効果がありそうな情報
- 初めて聞いたもので、速く手をつけたらよさそうな情報
- やらないとまずい!乗り遅れる!と強烈に煽ってくる情報
がたくさん手元に集まってきます。
こういった情報はもちろん良い物はたくさんあります。
ですが、なかなか実際に実行に移せないのも事実です、よね。私もため込んである記事がいっぱいありますが、今となってはどうしようかと思っています。
ではどう考えればいいのか?
大前提として、このことを覚えておいて頂くと、きっといいことがあると思います。それは
「実行できない情報に意味はない(アクションに繋げられない情報に意味は無い)」
です。
色々な情報を読むときに
- これは、具体的にうちではどうすればこの30%程度でもいいからトライしてみることができるかな
- 例えばどんなことをうちの場合はすればいいんだろう
- ちょっと妄想してみよう…
こういったことを、是非やってみて下さい。
そこで頭の中に「こうしよう!」というイメージが浮かべば、ぜひその情報を取り入れてトライしてみることをおすすめします。
それが全く浮かばないとしたら、いったんその情報はそこで読むのを止めて
「なんでうちではできないんだろう?何が足りないんだろう?」
と考えてみて下さい。
そうすると、
- そもそも業種的に合わない内容なんじゃないか
- 人材不足なのかも知れない、大企業じゃないと難しいかな
- キャッシュフロー的に厳しいということもあるな
など、これは例えばですが、こういった理由が浮かんでくるのではないでしょうか。
そしてそこで「それでもやってみたい」となれば。
まずはいかにしてその先ほどの阻害要因をクリアにするか、を考える。こういった順番が良いのではないでしょうか。
まさに”Time Is Money”なのです
今は情報があふれています。全部をやっていたらすぐに人生が終わってしまいます。
以下に自社が「実現可能で」「効果のある」事を行うか。ここがとても大切です。
ぜひ、先ほどのような考え方の流れを使ってみてはいかがでしょうか。きっと、効率の良い改善が可能になると思いますよ(^_^)
それでは本日は以上です。
熱射病にはくれぐれもおきをつけて!
ラウンドナップ・コンサルティング募集について
もう少しできちんと募集できそうです。ご質問は Facebook が速いかもしれません。
本当は、独立半年の今日までにやりたかったのですが…(^_^;)
頑張ります!頭の中のものを全部出しますので!
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追伸:8/2に、31歳の誕生日をお祝い頂いてありがとうございました!体力に気をつけながら頑張ります(^_^)とってもうれしかったです。