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昨今のインバウンドマーケティングの話題について

ml_bn_catch配信日:2013年3月23日

みなさんおはようございます。
ラウンドナップ・コンサルティングの中山です。

久々に土曜日にメールマガジンをお送りしております。
桜が満開ですね!強い風にもめげず残っていてくれて、とてもうれしいです。
今日は、家族で散歩にでも行きたいなと思っています。

今日は土曜日ですし、すこしいつもと違う内容をお送りします。

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ちょっと昔の話をします

最近、具体的にどこというわけではありませんが、インバウンド・マーケティングやコンテンツマーケティング界隈が、荒れ模様になっています。

私も、2006年くらいからインバウンドマーケティングに携わっていた身としては、悩ましいなぁと思う日々です。

2006年くらいからインバウンドマーケティングを行なっていたというのは、前職の話です。

前職でアウトバウンドコールは一切ありませんでした。自然と、お客さんの方から問い合わせてもらえるように、コンテンツをたくさん作って、SEOを中心に集客をして、それで売上は勝手に上がって行きました。多分今でも変わってないです。

今考えれば、あれはインバウンドマーケティングでありコンテンツ戦略でした。

でも、当時はそんなことは微塵も考えていませんでした。

何を考えていたかというと

「お客さんの方から喜んで買いに来てくれるにはどうしたらいいかなぁ」

だけです。

その結果、会社として自然とそういう方向に向かっていました。

当時、もちろん、インバウンドマーケティングやコンテンツマーケティングの名前なんて、なかったです。WEBマーケティングという言葉も曖昧だったような。

そう思うと、お客さんの気持ちをひたすらに考えていたら、7年前にはもう自然とインバウンドマーケティングしてたんですね。

目的と手段を取り違えてはいけない

何をお伝えしたいかというと、目的と手段を取り違えてはいけないということです。

インバウンドやコンテンツ戦略を行うことが目的ではなく、あくまで

  1. 「今のお客さんのマインドに沿うためにはどうしたらいいか」
  2. 「そうすると、いわゆるインバウンドマーケティング的なやりかただよね」

という流れであるべきだということです。

あくまで手法は、結果です…よね?

手法ありきではないですよね。

お客さんの気持ちを捉えていれば、7年前に実現できていたので。

リアルのマーケティングではもっと前から

しかも、それも決して当時新しい概念でも、私達が創りだしたものでもありませんでした。

リアルのマーケティングから、持ってきた概念でした。

「4ステップマーケティング」というものです。

4ステップマーケティングは「見込み客フォロー」というステップを加える事により、既存のセールスフローを一気に改善したやりかたとして、一部で有名でした。

この「見込み客フォロー」って、今の言葉で言うと「リードナーチャリング」です。「見込み客育成」という意味なので。

今、いろいろ言われていることは自然に昔から一部では行われていることです。

では、なぜ今注目されているのか?というと、2つの原因があります。
1つはいい方向のもの、もう1つは残念なものです。

1つ目は「買い手のマインドの変化に気づく人が増えてきた」こと

何事も、名前がつくことで概念は固定されます、よね。
インバウンドマーケティングという名前がついて、概念が固定されました。
それによって自然と「あぁ、もうゴリ押しする時代じゃないんだな」という意識が広まった、その結果ということが有ると思います。

これはとってもうれしいことですよね。特に買い手としては、自分たちが嫌がるやり方でのセールスが減ってくるわけですから、うれしいですよね。

2つ目は「狩場」になりつつあるから

これは憂鬱な話です。
バズワードになってきているのです。インバウンドマーケティングやコンテンツマーケティングという言葉が。

今までのマーケティング手法の反応が悪くなった所が、表面的なインバウンドやコンテンツマーケティングを取り入れて、新しいサービスのように見せて、売るパターンです。

これは「ソーシャル芸人」と揶揄された状況に似ています。「コンテンツ芸人」「インバウンド芸人」が出てくる可能性が非常に強い(というかもう出ています)

今ネット上で戦っている人の多くは、この状況を危惧している人です。
ただその戦いが、外から見ると排外的に見えてしまって、逆にインバウンドやコンテンツについて語りづらい雰囲気を作ってしまっているのが、残念なところです。

手法を気にせず「貴方のお客さんが何を求めているか」を追求して下さい。

みなさんには、そういった争いは目を背けていただいて、とにかく手法を気にせず「貴方のお客さんが何を求めているか」を追求して頂くことをおすすめします。

答えはお客さんとのコミュニケーションの中にあります

その中で、アウトバウンドコールをすることが、ウチのお客さんにとってはいいことだ!となれば、アウトバウンドをすべきです。

提供する価値から突き詰めてそういう結果になったら、躊躇することはありませんよね。

ぜひ、とにかく目の前のお客さんが幸せになることだけを考えて、それを実現するためにはどうしたら良いか…それを考えてみて下さい。

きっと、それが一番の近道です。

 

それでは、本日は以上です!

 

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