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【経営者Web活用】分析し過ぎに要注意、集客だけに注目すると後ろが疎かになる

みなさんこんにちは、ラウンドナップWebコンサルティングの中山です。まず、大阪の地震で被災なさったみなさま、いかがでしょうか。

地域によっては厳しい状況になっているところも少なくないと聞きます。経済産業省の方でも特別相談窓口を設けて、セーフティネットや災害時貸付、返済猶予など行っています。

設備関係がやられた、従業員が怪我をして運営がまずい、などあればまず最寄りの商工会にお問い合わせください。何かしら助けがあるはずです。

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分析が得意な人が陥りがちな罠

それでは今回の話題です。ウェブの戦略を考える際に競合にどのように勝つのかを考えることは重要ですよね。

もっともわかりやすいフレームワークは、大前研一氏が考えた3C分析でしょうか。

私も多少自分なりにカスタマイズしたものを、よく使います。

お客様でマーケティングなどに関わって着た方はSWOT分析や4Pなどを使う方もいらっしゃいますね。

フレームワーク自体はどんなものでも良いのですが、1つ陥りがちな罠があります。

それはあまりに分析的になっていくと「全てのお客様が自分たちと同じくらい時間を使って熟考する」と思ってしまいがちだということ。

実際、自社で色々と考えたところ「これじゃどうやっても勝てない、手詰まりだ…身を削って安くするか納期を早くするしかない…」という考え方になってしまい、疲弊してうちにご相談に来る方が少なくありません。

人と人との関わり合いは、ちょっとした差なら簡単にひっくり返す

実際、そんなことはないんです。お客様はみなさん忙しいですし、やることはたくさんあります。その業界に関しての知識量もみなさんと同じはずがありません。

ましてや、様々な選択肢を机の上に並べて、じっくり比較検討なんてできません。限界があります。

そして、お客さんにとっての重要な付加価値が「自分にわかりやすく、親身になって、対話をしてくれるか」です。多少価格が高かろうと、多少、遠方にあろうと、人と人とのつながりの方を大事にする方がほとんどです。

誤解を恐れずに言えば「良いから売れるのではなく、良いと思われれば売れる」です。

B2Cはもちろんそうですし、B2Bでもそうです。提案書を書く際の担当者の方の安心感もそうですし、わからないことを質問しやすいかどうかで、稟議書の書きやすさや品質も変わってきます。

伝え方一つで、多少の差は簡単にひっくり返せます。

きちんと現場なりサービスなりで満足度が高ければ、そこからのリピータや紹介も発生します。それは、特に地域商圏の商売では大きな礎となるのです。

また、あまりに集客集客と新規獲得ばかりに目を向けていると、リピータに対する対応が疎かになり、いつまでもフロンティアを探してさまよい、刈り取り続けるという、辛い戦いから抜け出せません。

いちばん大事なのはロイヤルカスタマーを作ること。あなたの商売を応援してくれる人を作ることです。

どんどん増している「情報を伝えられる能力」の重要性

そういう状況の中で、HPを通じて、あるいは問い合わせ対応を通じて「相手に分かりやすく情報を伝える」能力は重要度を増しています

HPに関して言えば、ライティングができる人、デザインができる人です。デザインはアート的なものではなく、分かりやすく視覚的にものを配置できる人です。

新たに雇うのは大変ですし、多くの小規模・中小企業では専属担当者を雇うのは難しいでしょうから、社内で育成していくことをおすすめします。

誰、というのはなかなか選べないと思いますし、情報発信できる人材は多いに越したことはありません。基本は、できるだけ全員にWebライティングなり文章なりの勉強や研修をすることをおすすめします。その中で良い感じの人から順番に使っていくといいですね。

というところで、今回のメルマガは以上です。

ホームページって言うと新規開拓のイメージが強いですが、既存のお客様への情報発信や、社内への情報拡散、統一にも使えます。というか、使わないといけません。

規模が小さい中小企業ほど、意外と社内コミュニケーションが取れていないものです。

なぜうちの会社は存続しているのか?なにを世の中に価値として提供したいのか?
それをHPに載せて、社内でも周知してみてはどうでしょうか。


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さて、この本は、企業のウェブ担当者・経営者などの方に伝えたい内容がメインです。フリーランスでマーケターとしての腕を上げたい、SEOや広告のテクニックを学びたいという方向けの本ではありません。

Amazonだと中身が見られないので、そこだけ気にして頂けると、ミスマッチも少なくなるかなと思います。

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今回は、WhatではなくWhyを把握する重要性という話題をお送りします。What-How-Whyという3つの構成はサイモンシネック氏のゴールデンサークルでご存じの方もおられるかもしれません。 「内容の薄かった」とされる先日のWWDCの中での注目トピックスをベースに、Whyのウェブ活用における重要性をお伝えしています。

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