今週のトピックス
こんにちは、ラウンドナップの中山です。
今後EV化が進めば進むほど、
ニッチ市場なので、流石に全振りの車はできないでしょうが、
とりあえず私はもう少し広い前席が欲しいので、
カーステーションとして、
インフラさえ整えば、そんな働き方もアリではないでしょうか。
制作系のサービスを止めれば、
中小企業のホームページ周りの現状
株式会社プラストさんという会社が、中小企業経営者に対して、中小企業のホームページに対する印象や、それによって変わるものなどのアンケート結果をリリースしていました。
いくつか恣意的な質問もあるなと思いましたが、肌感覚として一致しているように思います。以下が実際のリリースです。
https://ascii.jp/elem/000/004/028/4028381/
従業員数50人未満の中小企業の経営者、1127名に対するアンケートとのことです。
ポイントとしては
- 更新されていないホームページに対して「営業しているのか」「掲載情報は正しいか」「迅速対応ができない印象がある」
- ホームページの運用は外注頼りだが、コスト面、タイムラグ、想定通りのものが上がってこない、などの点が不満ポイントとして多いとはいえ内製化は「担当者がいない」「やり方がわからない」「必要性を感じない」
という点ではと思います。
ちなみに、少し話が逸れますが、外注して困った点の中に
「外注先が倒産してしまった」という切実なものもありますね。
全体の9.3%なので結構大きい。
それもそのはずで、ウェブ業界は人材以外の先行投資があまり必要なく、また、過去は成長マーケットだったため、なんとなく入ってなんとなく継続できてしまっていたんです。
ただ、ブラックだったり、競争激化で廃業したり潰れています。
人気の無い業界なんです…イメージと異なるかもしれませんが。悠々自適というものでは全くありません。
ウェブからの逃げ道がなくなっている
さておき、先程のポイントですが、中小企業が置かれている環境を考えると、当然だなと(先程の営業的に厳しいWeb系会社の状況も含めて)思います。
ただ、確実に言えるのは「これを乗り越えていかないと先はない」ことです。
どこも同じように辛いのです。
でもそこでそれを
「やらなくてもいい」ではなく「やるべき課題」として捉えて、
少しずつでも前に進めるかどうかが、今後の生き残りに響くのです。
コロナで、情報発信の重要性は分かりました。
情報によってサービスや商品の価値も大きく変わることも浸透したと思います。
・担当者がいないのではなく、担当者を育てようとしていないのです。
・やり方がわからないのではなく、覚えようとしていないのです。
・必要性を感じないのではなく、必要性に気づけていないのです。
自分たちで更新したり運用出来る道はあります、
そういう方々をたくさんサポートしてきましたので分かります。
気持ちを切り替えて、できることから手をつけていけるか?
目指す姿や目標を立てられるか?小さい企業が強くなる時代に、
ぜひ武器をもってください。
全力で応援しますので、よろしければご相談ください。
Webinar最新回のご案内
第257回:ウェブ活用を成功させる秘訣は「ウェブを忘れること」とは?
動画配信:https://www.youtube.com/watch?v=ClRAQ2RAt4o
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今回は、ウェブ活用をしたい、しなければと思っているが、なかなか踏み出せない企業の方、あるいは踏み出したけれど軌道に乗らずに悩んでいる方むけの内容です。
ウェブ活用をしよう、ネットを商売に役立てようと考えると、無意識に陥ってしまう、思考の落とし穴があります。
それを避けなければ、少なくとも中長期的にはうまくいきませんし、自社のマーケティングやセールスの仕組みづくりにも役立ちません。
今回は、それを避けるために大事なポイントと、其の背景について、基本的な部分をさらっていきます。
※iPadのホワイトボード付きです。
https://roundup-inc.co.jp/nakayama/wp-content/uploads/2020/09/2020-09-28_wboard.jpg
YouTube版動画セミナーはこちら(約30分)
https://www.youtube.com/watch?v=ClRAQ2RAt4o
YouTube以外では「ながらぎき」音声を配信しています。SpotifyやStitchなどでも配信されています。
- iTunes Podcastディレクトリ:https://
podcasts.apple.com/jp/podcast/ zhong-shan-yang-pingno-non/ id750899892 - GooglePodcast : http://bit.ly/google-podcast-
jp
LINEやTwitterなど気になった話題
[1]D2Cの話題は気にしなくていい
第3回:D2C時代に必要なフルファネルマーケティングとは:MarkeZine
https://markezine.jp/article/detail/34291
最近よく聞くD2C。ピンとこないという方も多いのではと思います。結論から言えば「気にしなくていい」です。
D2Cは「Direct to Consumer」の略で、間に代理店や卸を挟まないやりかたのことです。
つまり…要は直販ですね。
で、中小企業の殆どは直販ですよね。また、直販が強い、なぜならダイレクトマーケティングには直販が必須だから、というのは、もう50年も60年も前からのセオリー。
それがいまなぜ話題になっているかと言えば、まだ「D2C」していないメーカーに対して、業界がデジタルの波とコロナの加速度の波を使って、D2C化というマーケットを作りたいからです。つまり大手むけのIT・Web業界のポジショントークなのです。
https://markezine.jp/article/detail/34291
なので、ピンとこないのは当然です、地域商圏の商売なんて昔からD2Cなんですから。
というわけで「D2Cの話題は気にしなくていい」という内容でした。
[2]いつの間にかここまで来ている、一人に一つの世界
マイクロソフト フライトシミュレーター「もうひとつの地球」目指す
https://japanese.engadget.com/microsoft-flight-simulator-dev-interview-041012380.html
ぜひ記事の中の動画を4k60fpsで御覧ください。2分程度です。再生が追いつかない場合は全部データを受信、フルで見ていただければと思います。
一言でいうと「いつの間にかここまで来ている」と感じましたす。「原則として日本のすべての建物、すべての木がゲーム内にも存在するはず」とのことです。クオリティで言えば、例えばグランツーリスムなどレースという狭い範囲であれば、今までもかなりリアリティがありました。
しかしこれ世界中です。規模が違います。もう一つの地球です。これが露出してきたら、移動の考え方が変わりますよね。まだまだVRなど体験デバイスは追いついていません。嗅覚・触覚はまだ無理ですが、触覚はもう研究かなり進んでいます。
10年位で変わると思います、其の時に自分の商売がどうなるか、ですね。
[3]ニュースもさながら、解釈に注意
手のひら認証「アマゾンワン」 店舗でかざすだけ、支払い迅速化
https://newspicks.com/news/5263995
Amazonが手のひら認証だそうです。物を持たないでいいという観点でFeliCaやQRコードなどと比べると強いですね。Apple Watchが近いですが、バッテリーがいらないのが強いです。
さて、NewsPicksのを持ってきたのはコメント欄が興味深いからです。本文にもありますが、富士通がかなり前からこの辺は攻めていた。で、企業では結構使われていました。
でも、今回このアマゾンのニュースが、IT業界界隈では「あたかもアマゾンが初」のように扱われている。それに対して「おかしいだろ!」という方がいます。
で、これが示しているのが「情報は発信者とセットで評価される」こと。「良いものを作っていれば誰かが見つけてくれる」が成立しないのは、まさにこの理由です。
今は、良い商品が売れる時代ではなく「良いと思わせられる商品が売れる」んです。もちろん優良誤認とかは抜きで。それを前提にしてマーケティングしないといけないのですね…。
書籍は最初の一歩にお勧めです
Amazonか大手書店で販売中です。
さて、この本は、企業のウェブ担当者・経営者などの方に伝えたい内容がメインです。
フリーランスでマーケターとしての腕を上げたい、SEOや広告のテクニックを学びたいという方向けの本ではありません。
Amazonだと中身が見られないので、そこだけ気にして頂けると、ミスマッチも少なくなるかなと思います。是非読まれた方はブログやAmazonなどでレビュー書いて頂ければ幸いです。
今後の配信コンテンツの方向性を決める上で、是非生の声を頂きたいです。
今すぐAmazonでご購入ください → http://amzn.asia/15AeH9k
終わりに
歯医者の予約時間がいつもより遅かったので、空いている駐車場で待ち時間の間書いています。
通っている地元の歯医者さんはお客さんではないのですが、歯科医院経営の方のお客さんは結構いらっしゃいます。
歯科医院ってHPすごく大事なのですが、難しいんですよね…
具体的には
「GoogleのYMYL領域でありSEOがとてもセンシティブ (医療情報やお金に関わる部分ですね)」
「歯科医院同士の戦いは熾烈」
「自費系の単価が高い商材が多いため、投下している広告予算が凄まじい競合がちょこちょこいる」
「薬機法などの法律を遵守して全てのものを作らないといけない」
などさっと思いつくだけでも大量にあります。
なので、コストも時間もかかります。
そして困って苦しんでくる人が多いので、口コミは荒れがちです…。
でも、HPがないと集患・増患できないんです。
そして来てもらいたい、自分の時間をこのお客さんのために使いたい、そういう「顧客選別」が必要ですし、そのためにもまずはHPが必要不可欠です。
非常に難しい業界ですが、助けて欲しい患者さんはたくさんいます。
ただマーケティングが上手いだけの医院に負けないように、私もお客様をしっかりサポートしなければと思うところです。
では、今回は以上です。またメールしますね。
中山