PodcastはiTunesのPodcastディレクトリからダウンロード下さい。自動的にダウンロードされて便利です。
Podcast: Embed
Webで購読する Apple Podcasts | Spotify | Amazon Music | Android | RSS | More
今回の内容について
みなさんこんにちは。ラウンドナップコンサルティング代表の中山です。本日のポッドキャストを始めていきますので、ぜひ最後までお聞きいただければと思います。
今回は、タイトルのほうにもありますが、「動画」ですね。今年、いや昨年末くらいからかなり動画というものに対して、これから動画が来るから、動画を作れるようにならなければいけないよ、ユーチューブにたくさんアップしていくことが大事だよ、みたいな内容の記事であったり、聞いたりします。
結論から言ってしまうと、全然そんなことはありません。みなさんが商売をするときに、たぶんユーチューブとかで検索をして、何か情報を得ようと思うかというと、思わないですよね。
ユーチューブなんかというのは、例えば音楽のPVであったり、何かのイベントの様子だったり、そういったものを見るときに使うものであって、ビジネスに関する情報を手に入れるために行くような場所ではないですよね。
では動画は全然意味がないのかと言うと、もちろんそんなことはありません。
動画マーケティングに関するガイドブックというものを、2年前に書いています。
ラウンドナップコンサルティングのほうで、今HTMLで公開しているので、ぜひそちらもご覧いただければと思うのですが。コンテンツの一つの形態、つまりかたちですね、として動画というのはとても重要な存在です。
つまりこれはマーケティングの中の一つの道具として重要だ、ということです。先ほどのような、例えばユーチューブとかを活用しようとか、そういう話では全然ありません。
よく海外事例などで、ユーチューブの面白動画とか、インパクトのあるバイラルを生むようなムービーが紹介されて、そういったものを今から企業は行わなくてはいけないんだよ、というような内容をちょくちょく聞きますが。
これはあくまでブランドのある大企業がやったからこそ、成功したものです。
これが実際に例えばコカコーラの売り上げにどれだけ繋がったかというと、非常に微妙だなというのが正直なところです。
あくまでブランディングの一環、話題作りというふうに捉えるべきで、中小企業、小規模な事業者の方はこれを真似したら絶対に失敗します。
それでは、どう動画を使っていけばいいのか、というところですが。まずこれは、コンテンツなんですね。良い例は、ザッポス、最近聞かなくなりましたが、あそこが一つ面白いなという点があります。
それは商品の説明のページです。だいたい商品説明というのは、写真と文字でできています。ザッポスはそれに加えて、一つ動画を入れたんですね。これが非常にプラスになる一つの大きなポイントだったと言われています。
そういったように、例えばお客様が画像や写真だけでは分からないような情報を求めているときに、じゃあ動画を使おうと。動画を使おうというときに、今までは動画を見るようなスペックのパソコンがまだまだ普及していなかったり・・・まあ結構前の話ですが。
或いは、今スマートフォンだったら簡単に動画が見られる、ユーチューブなんかを埋め込んでしまえば簡単に動画が見られるという状況です。
なので買い手が動画を非常に手軽に見られるような状況に、やっとなってきました。なので文字、写真、そういったものでは表現できないようなものを、動画を使ってうまく表現していくことができるんですよと、そういった意味で動画を今年ぜひ活用していただきたいというのが、基本的な考え方だと思っていただければと思います。
決して動画そのものが一人歩きするわけではなくて、自社のコンテンツの中で動画にすべきところは動画にしていって良くなってきたと。
例えば代表の人となり、みたいなものを表現するために、今までは文字と写真を使うしかありませんでしたが、本当に喋るとか、プレゼンテーションをするようなかたちで喋るということをWEBサイト上で行うことができれば、伝えられる情報って全然変わってきますよね。
しゃべり方や、声色や、雰囲気と言うのでしょうか、文字には表現できないようなものを、動画というのはうまく表現してくれます。こういったものは普通の販売であればそうですし、また私のようなコンサルタント、税理士さんのような士業の方もとても有効だと思います。
またどういう人が家に来るのかすごく不安になる商売、例えばリフォームや新築住宅を建てるとか、修理系とか、そういった「どんな人が来るのだろう?」という不安をもたれがちな商売については、動画で自己紹介するというのはものすごく有効です。
もちろん動画で好印象を与えるためのしゃべり方や、動画の撮り方、そういったものは工夫していただく必要はあります。ただ動画自体は、今カメラも非常に発達していますので、2万3万くらいのカメラで全然良いものが撮れてしまいます。
ですからしゃべり方と笑顔と、それだけをキープしてもらえればいいような時代になってしまっています。
この続きはPodcastをお聴き下さい。
関連ページ
連載「動画マーケティング・スタートアップブック」トップページ – ラウンドナップ・コンサルティング