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今回の内容について
みなさんこんにちは。ラウンドナップコンサルティング代表の中山です。本日もノンスペシャリストのためのWEBマーケティングラジオを始めていきたいと思います。ぜひ最後までお付き合いください。
今回はWEBサイト制作の話です。そしてその制作というものをどう捉えるか、というところのお話をさせてもらおうかと思います。
WEBサイト制作と言うと、コストがかかっていろいろ大変だな、と少しネガティブな方向で捉えられたり、或いはこれで営業と言いますか、引き合いが増えたり受注が増えたりしたらいいな、という純粋な営業的観点で見られることが多いと思います。ただそれだけでは、非常にもったいないのです。
これは結論から言ってしまうとタイトルにもあるのですが、WEBサイトを制作するということは、ただ単に営業のチャネルを改善するということではなくて、会社の棚卸しをする、つまりうちはどういう会社で、どういうお客様がいて、ほかにどんな競合がいるのか、そういったものを現状を再把握するために行うという意味合いもあるのだと、そういう意義もあるのだということを、ぜひ押さえておいていただきたいです。
この考え方を持って政策に取り組むのと取り組まないのとでは、かなり実際に得られるものが違ってきます。WEBサイトを制作する、或いはリニューアルするというのは結構費用がかかるものですので、できるだけ多くのものを得たいですよね。
そのときにただ単に、WEBサイトのコンテンツをこうしてとか、デザインをこうして読みやすくして、といった部分だけを考えたり、リニューアルの際にもそこの部分に着目したりするだけでは、非常にもったいないです。
実際真面目にと言いますか、きちんと勝てるWEBサイトを作ろうと思ったら、これはうちでもそのようにやっていますが、一番大事なのはマーケット、市場の分析なのです。
一番分かりやすいのは3C分析かと思います。私も3C分析を基本的に使っているのですが。いったい自社はどういう特徴があって、資産があって、資産と言うのは人材資産というものもあれば、いわゆるお金という意味での資産もありますし、また無形の資産、ブランドとか人脈とか、そういう目に見えない資産というものもあります。
そしてそれによって、どういう強みがあって、今この業界で生きていけているのか、そういうことって、まずなかなか見えて来ないですよね。普段業務をやられている際には、見えてこないと思います。
当たり前だと思ってしまっていることもあれば、本当に気づかないところが実は思いっきり自分たちの強みだった、ということもあります。
こういうことを把握するとても良いタイミングだということが、一つあります。また競合ですね、WEBサイトを作るときや広告を出稿するとき、競合というものを意識すると思うのですが、インターネット上での競合というものはコロコロ変わります。
また参入障壁が低いような業界であれば競合も入って来ますし、新規参入組というのも増えてきますし、実は気づかないところで、代替品にお客さんが取り込まれているということもあります。
これは分かりやすい例ですが、コーヒー業界が明らかにコンビニにお客様を取られているかのように、自分たちの商売も全然違うところから来ている、お客様を取られている可能性は充分あります。
そういうものは本当にコロコロ移り変わるので、定期的に競合分析というものを行わなければいけません。そのとき最低限、例えばサイト制作する、或いはリニューアルするタイミングでは見直すようにする、これはとても重要な意味なので。
そういう意味でもサイト制作というのは、競合を見直す良い機会にもなります。また顧客のニーズもやはり変わってきます。根本的な部分ではそれほど変わりませんが、大きな事件などがあれば変わってきます。
と言うことで、お客様のニーズも定期的に確認する、その上で自社の打ち出しをどうするか考える、プロモーションですね。そういうことを行う、これもWEBサイト制作の際には必ず行っていただくことをお勧めします。
本来はこういった見直し、自社と競合とお客様の見直しというものは、できれば四半期には1回、ベンチャーやスタートアップや、周りの環境がコロコロ変わるようなビジネスの場合には、1ヶ月に1回くらいはきちんとリーダーシップを持った人間が集まって、必要であれば外部のブレーンも呼んで、「今どうなっているの?」ということを行っていくべきです。
それが経営というものだと思います。ただ、なかなかそういうふうにもいかないと思いますので、WEBサイトというものを作り替えるタイミングとか、少しリニューアルをするタイミングってあると思います、いろいろなケースで。
例えば、このセクションだけをリニューアルするとか。そういうときにサイトの一部分であろうが何だろうが、少し大きめに手を入れるときには、自社、競合、お客様、この三つを再度確認するということを、必ず行うと。
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