第126回:目的不明なIT投資・Web投資をしていませんか?など10月第3週のNEWS

ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。

このPodcast/書き起こしで得られること(要点)

  • ITツールは入れただけでは成果にならず、目的が曖昧なままだと部分最適で終わりやすい。
  • Web活用や働き方改革を進めるには、経営者が先に方向性を決めてリソースを配る必要がある。
  • 特定ツールへの依存や何でも内製の発想は、あとで大きなコストになりやすい。

目的不明のIT投資は部分最適で終わる

クラウド、SFA、CRM、MAのようなツールは昔より導入しやすくなりました。だからこそ、何のために入れるのかが曖昧なままでも進められてしまうんですよね。その結果、本来は業務全体を良くするための投資が、日報を書くだけ、メール配信だけ、といった便利な一部だけ残る状態になりがちです。

便利な一部だけ残る

導入当初の目的が失われると、ツールは会社全体の仕組みを変えるものではなく、ただの小さな補助機能になります。高いお金を払っても、それではパフォーマンス向上とは言いにくいはずです。導入しやすいことと、成果が出やすいことは別です。

仕組みを先に描く

今の業務がどう流れていて、どこに無理があり、どこを良くしたいのか。この整理をせずに、ツール側の標準機能で何とかしようとすると、うまく定着しません。ツールに合わせて業務を変えるなら、その覚悟も必要ですし、逆に自社の流れに合わせるなら、どこまでカスタマイズするかを先に考えなければなりません。

ツール売りではなく、仕組みを相談する

もし自社だけで整理できないなら、特定の製品を前提に売り込む相手ではなく、まず仕組みを一緒に考えてくれる相手に相談した方がよいです。ツールはそのあとです。順番を逆にすると、導入はできても、会社に根付かないまま終わります。

経営者が旗を振る

中小企業では、下から自然に機運が高まってWeb活用や働き方改革が進むことは多くありません。トップダウンで進める前提が必要です。経営者が「何をしたいのか」「そのために何へリソースを割くのか」を決めないままでは、現場は動けません。

会社の外への発信も経営の仕事

採用の場面で中小企業が、待遇や知名度だけで判断されやすいのも同じ構図です。自社の理念や強みを外に出していなければ、分かりやすい尺度だけで比較されます。WebでもITでも採用でも、経営者が自社の方向性を言語化して外へ出すことが重要です。

依存しすぎない運用

サイボーズLiveの終了のように、便利だからと使っていたものが突然終わることはあります。だからこそ、データの移行や代替手段を考えておく必要があります。また、何でも社内で抱え込む発想も、自社のリソースを不当に消耗させます。

すべて内製にしない

身の丈に合ったパートナーを持ち、自社でやることと外に任せることを分ける方が、結果として効率は良くなります。目的が明確で、経営側が旗を振り、依存先も分散できている。この状態ではじめて、IT投資やWeb投資は生きた投資になります。

まとめ:ツール導入の前に経営判断を置く

IT投資やWeb投資は、便利そうなツールを入れれば解決する話ではありません。先に必要なのは、何を変えたいのかという経営判断と、そのための仕組みづくりです。目的を言語化し、経営者が動き、外部パートナーも使い分ける。この順番を守ることが、部分最適で終わらせないための条件です。

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