「GoogleNewsからトラフィックを得るための方法」についてSEOmozに記事がありましたので、ご紹介です。
とは言え、
- Googleニュースから何か上手いことをしてアクセスを得る手段
- Googleニュースに掲載される裏技
といったものではありません(^_^;)
あるとしても、のっかるべきではないですよね。
そうではなく、 「Googleニュースに掲載されるようなサイトになるために」ということを主眼に据えた記事です。
及びいくつかのTipsですね。
また、本家Googleに対する記事なので、 GoogleJapanでどうかは、また別の問題です。
記事はこちらです。
▼How SEOmoz Gained 1000s of Visits from Google News (You Can Too) | SEOmoz
URLにユニークな最低3桁の数字が入っていることが条件?
SEOmozの過去の記事で、Googleニュースに掲載されてトラフィックが発生した物を見てみると、必ず3桁以上の数字が入っていたそうです。
実際、Googleニュースの技術的要件には、記事のURLのガイドラインとして
- 各記事に固有のURLが設定されていること。
(違うURLで同じ記事が出たり、同じURLに複数の記事が載っているのはNG) - 永続的であること
(URLが再利用されていないこと。例えば最新ニュースがnews_001.htmlのように使い回されていない) - 3桁の数字が含まれていること。
(※ただし、記事のURLに含まれている唯一の数字が199または200で始まる 4 桁の数字はダメ)
引用元:記事の URL : 技術的な要件 – ニュース (ソース提供元) ヘルプ
となっているんですね。知りませんでした。
3桁というのは、恐らく単純な年月日を除くためでしょう。199と200をはじいているのもそのためですよね。
それ以外にもヘルプには要件が記載されている
それ以外にも、ヘルプを見ると要件が載っているので、ちょっと横道にそれますが、気になる部分を抜粋します。
何で載らないんだろう…と悩んでいる方はチェックしてみて下さい。
- 記事がメインサイトとは別のドメインでホストされている場合はNG
- プルダウンメニューからしかアクセスできない記事はNG
- board , forum , messageboard , showthread , threadid が含まれているURLはNG
(フォーラム記事をはじくためだそうです。※詳細) - 文中に2つ以上の言語が含まれる記事はNG。
- 文字コードはUTF-8が好ましい
- 22 語以下のヘッドラインまたはアンカーが好ましい(有利、というわけではなさそう)
- 現在、音声ファイルやポッドキャストは受け付けていない。予定も不明。動画はYouTubeで対応可能。
しかし、動画の場合も十分なテキスト量が無いと、はじかれる恐れがある。 - Googlebot-Newsクローラが行けない、会員制のページは不可。
※FirstClickFreeなどいくつか代替手段もあり。詳細はこちらから。
本当にあなたのサイトはニュースに載せる価値がある?
ここからは考え方の話になりますが、あくまでGoogleニュースなので、サイトとしての価値の他に「ニュースサイトとして」価値があるのか?ということも考えるべきと言うことです。
具体的には
- 最近の話題について論じているのか?
- タイムリーなコンテンツを提供しているか?
- 少なからず、コメントや注釈、意見などを書いているか?
- ブログの方向性はニュースサイトか?
Googleニュースに載っているサイトが必ずしも良いサイトというわけではないですよね。
世の中には色々なサイトがあります。アーカイブとして優れたサイトもあれば、ニュース性で優れたサイトもあります。
あくまで、Googleニュースに掲載すると言うことを考えるなら「ニュースサイトとして」価値があるかを、再確認して下さい、という内容ですね。
自分のサイト分野をGoogleニュースは扱っているか?
Googleニュース自体は結構広い範囲を扱っています。
扱っているカテゴリーは「Google ニュースでは、どのようなカテゴリを使用していますか。 – ウェブマスター ツール ヘルプ」をご覧下さい。
ここに無い分野だと掲載は難しいかと思います。載せる場所が、無いので。
Googleニュースのクローラに来てもらう
ここまで行ったら、Googleニュースに載る価値があるはずです。
まずは、あなたのサイトがGoogleニュースに載っているかですが、これはsiteコマンドを使います(SEOmozの例)。
載っていない場合、掲載依頼をします。
▼Googleに問い合わせる:ニュース (ソース提供元) ヘルプ
結果としてGoogleニュースには載らないかもしれませんし、載るかもしれません。
その判断は、やはり人気度。具体的にはインバウンドリンクと購読者数のようです。
ここからは推測ですが、絶対量ももちろんですが時系列的な伸びも重要なはず。ニュースサイトなら定期的にバックリンクが増えていってしかるべきです。単純にバックリンクが多ければ良いというわけでは無いと思われます。
また、今ならソーシャルメディアも考慮されていると思って良いのではないかと思います。
Googleニュースサイトマップを送信する
ベタですが、有効なようです。ただ、Googleニュースに認められている上でやらないと効果がありません。
Googleニュースに載っているサイトが、もっとたくさんのページをGoogleニュースから検索してもらえるようにするための物です。
ニュースサイトマップの作り方はこちらから。
▼Should I use a specific format to create my News sitemap?
Googleとしては24時間以内の記事のみを載せていることが望ましいようなので、何かのツールを使って自動化するのが良いと思います。
例えばWordPressなら「Google News Sitemap Generator」というものが記事の中で紹介されています。(こっちではGoogleの推奨は2日以内と書いてありますが、どちらが正しいのでしょうか)
もう一つ上を目指すなら
さらに上を目指すためにがんばるべき、3つの指標が紹介されています。
- できるだけホットな話題を取り上げる(タイミングが重要)
- 話題に対しての「関連性」「新鮮さ」が二大指標
- サイトの信頼度
1番が最も大事なのですが、いつどんな話題が持ち上がるかはインサイダーでも難しいですよね。
SEOmozの記事の中では、「記事の中に色々な言葉を入れるようにしておいて、なるべくヒットする可能性を高めるのがよいのでは」とあります。
また、記事に画像を添えておくなどしておくと、一覧の中でクリックしてもらいやすくなり、CTRはやはり上がるようです。
とは言え現実的にはなかなか難しい
とは言え、ニュースサイトを運営すると言うこと自体が、時間的リソースをかなり食べるので、会社ならまだしも個人レベルではなかなか厳しいものです。
戦略として行うなら
- 比較的話題が読みやすく
- あまり競合がおらず
- 自分でコメントが書きやすい
といった、やりやすいジャンルを「Google ニュース使っているカテゴリ」から探し、
その上で、Wordpressなどのツールと、Googleニュースサイトマップを出力してくれるプラグインの上で、ある程度書きためながら記事をたくさん書いていくのが良いかなと思います。1日数記事を量産するのはかなり大変です。
一度、ニュースサイトとしてそれなりのところまで行ってしまえば、アクセス数はもちろん、ブランディングやインバウンドリンクの増加似も繋がりますし、世間的な知名度も変わってきます。
もちろん、新たに優れたニュースサイトが出来れば、インターネットユーザもうれしいですね。
中小企業・小規模事業者の方々に向けて、ウェブの活用やホームページの戦略などについてWebコンサルティング、施策代行実施などを行っている、株式会社ラウンドナップ代表取締役の中山陽平です。中小企業のWeb活用をサポートし、そこからの反響獲得を実現させています。→プロフィール詳細はこちらから