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「Googleページレイアウト分析アルゴリズム」対策で便利なツール?

SEO古い情報箱

Googleレイアウト分析アルゴリズム対策ツールのご紹介Googleが、ユーザがより使いやすい検索結果を提供するために、ページレイアウトも指標に使うという発表をしました。今回は、その変更対策として便利なツールをご紹介します

元記事はこちらです。
▼Page layout algorithm improvement – Inside Search

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ページレイアウト分析アルゴリズムとは?

そもそもこの「ページレイアウト分析アルゴリズム」ですが、何か独立したアルゴリズムなわけではなく、

  • 検索順位の決定指標となっている200以上ある項目の中に
  • ページの中のコンテンツ部分までの時間的・空間的距離、という項目も入れる
  • 特に、ページを開いたときに見える範囲(AboveTheFold)が大事

というものです。

広告が入っているから云々という話ではありません。

アフィリエイトやテキスト広告が例に出されているのは、単純にそういうケースが多いからであって、広告でなくとも同じように

  • 場所を取り(空間的距離)
  • 読み込みまでに時間がかかる(時間的距離)

ものなら、同じ事です。

そういった場合、それが順位を下げる要因になるので直してね、というアナウンスです。

クローラが回り次第反映されると書いてありますし、言語に依存する物でもなさそうなので恐らく世界同時スタートです(推定です)

その他のトピック

元記事からそれ以外で重要そうな項目をピックアップしました。
重なっている部分もありますが容赦下さい。

  • 検索結果に、より質の良いサイトを掲載するため、アルゴリズムの変更を行った
  • サイトのレイアウトやページで最初に目に入る部分のコンテンツ量も考慮するようにした
    (※最初に目に入る部分=AboveTheFoldですね。スクロールしないで見える範囲です。日本ではファーストビューとも呼ばれま す)
  • 背景としては、ユーザから「クリックしてもなかなかコンテンツにたどり着かないサイトがある」という意見をもらっていたことが大きい。それはユーザエクスペリエンスから考えて好ましくないとGoogleとしても考える。
  • AboveTheFoldにコンテンツがなく、広告が置いてあるサイトはそれがあまりにひどく、コンテンツ部分の読み込みに時間がかかっているなら、問題だろう
  • そういったサイトは高い順位を得るべきではないかもしれない、と考えている
  • 広告を上部に置くことは、ホームページから収益を得る手段として一般的だ。なので、常識的な範囲で使うことに問題はない。今回のアルゴリズム変更も、そういったものには影響を与えない。
  • 世界全体の1%のクエリに影響が出るだろう
  • AboveTheFoldがどのくらいか?についてはBrowserSizeや GoogleChromeの機能拡張を使って調べるのがいい(※具体的なサポート推奨サイズの明記はなし)
  • このアルゴリズムは次回クローラが回った時に自動的に反映される。それがどれくらいで実際に検索結果に反映されるかは、様々な要因があるため何とも言えない。

自分のサイトが危険かどうか判断するには?2つのツール

さて、そのようなサイトと思われるかどうかは実際に計ってみるのが一番です。

その際に楽なオンラインツールを1つと、Chromeの機能拡張を1つご紹介します。

そもそも、ウィンドウサイズはどれくらいで考えればいい?それは「1008×600」

その前に、そもそもウィンドウサイズはどれくらいを想定すべきか決めないと、AbobeTheFodの範囲が決まりません。

これについては、以前に別のサイトでの調査結果を記事にしましたが、

ブラウザウィンドウサイズの中央値は「1008px × 600px」

のようです。

また、後述するGoogle公式ウィンドウサイズ測定ツールも、ほぼ同じような傾向を示しています。

なので、この値をまず基準にするのがいいのではないかと。

スマートフォン向け、等に絞っている場合はそのサイズを基準にしてみて下さい。ガラケーもですね。

ツール「BrowserSize」「機能拡張“Resize Window”」

ツール「BrowserSize」「機能拡張“Resize Window”」がお勧めのツールです。

使い方を動画にしましたので、是非ごらん下さい。

【WEB戦略】Googleレイアウト分析アルゴリズム対策ツール

個人的にお勧めなのは後者のResizeWindowです。
ツールバーの有無なども確かめられますし、他の用途にも使えます。何よりリアルです。

終わりに

Googleはユーザーエクスペリエンスのためなら、それまで「そんなこと無理だろう」…と思うところまでしっかり手をつけてきます。

パンダ=アップデート騒ぎの前後で「ページの読み込み速度が指標の1つになるのでは?」という話がありましたが、おそらくこれがその昇華した形ではないかと思います。

これからも、ユーザー中心の開発が続いていくと思います。
慌てて対応しないでも良いように、何はなくともお客さま目線で作成してくのが、SEO的にもいいですね。

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