他の人に何かを届けようとする時、そこには守るべきルールがあります。
これを破ってしまうと、読み手は情報を受け入れてくれません。今回はそれに関する13のポイントをご紹介します。
題名からして少しネタ記事ではあるのですが、こうなると、WEBマーケティングにおいて反応がかなり落ちるという意味でとても有益な記事です。
ポイントはやはり「読み手側の視点にどれだけ立てるか?」です。
具体的な13のポイント
以下の13項目が挙げられていました。
項目は元記事からですが、項目への説明は私が書いた感想や付記です。
元記事はこちら ▼13 Steps to Being the Worst Blogger on the Planet : @ProBlogger :
- 記事を書く前にいかなる調査も行わない。
“調査するなんて大げさだ、そんなこと求めている人なんていないよ、時間の無駄さ”というタイプです。 どんな記事でも、他の情報を引用したりあるいは下地にするのなら、それについて調査をすべきです。
自伝のような、経験が全ての記事であるなら、明確な調査はいらないとは思います。ただその場合でも、出展や調査の有無などはきちんと分かりやすいように記載すべきです。
特に、あたかも当たり前のように、根拠の無いことを書くような「詭弁のガイドライン」に当てはまることはNGです。 - 見出しを考えるのに30秒も使わない
リンクベイト的な物がある程度必要とはいえ、見出しは内容の要約であるべきです。 それを無視して適当に見出しを考えるのは、いかがなものでしょうか。きっとSERPs(検索結果)からクリックしてやってきた人は「時間の無駄だった」と思って、あなたのサイトにはきっともうこないでしょう - 書くことそのものに陶酔している
関係の無いことに脱線して、その部分をひたすら書いたり、最悪の場合元の議題に戻ってこなかったり。ただキーボードを叩いて満足してしまうのは、読み始めた人にとっては迷惑以外の何者でもありません。 常に「この記事では何を伝えたいのか?そこに向かって構成はどうする?」を考えるべきですよね。 - 段落が長い
段落が長い場合は、まとめきれずに書き始めてしまっていることが多いです。 いったん頭の中でまとめてから書くと、もっとコンパクトになることが少なくありません。 もちろん、すぐに書き始めてもいいのですが、一端読み直して、冗長であったり重複している部分が無いかはきちんとチェックした方がいいのです。 - 自分のために書いている
相手にメッセージを伝えようとしているのかもしれませんが、自分との対話になってしまっている、いわゆる「チラシの裏」状態、日記状態になってしまうことがあります。自分に分かるような言葉で書いてあったり、間をはしょってあったり。 第3者のためになるように書くことを心がけないと、読者にはその辺りは意外と伝わり、それを感じると去ってしまいます。あ、備忘録なんだな、と。 - 複雑な言葉を使う
これは、往々にして書士業の方やWebコンサルタント、医療関係の方が陥りがたいなのですが、文体が堅く専門用語が連発されていることがあります。 対象のターゲットがそれを分かる人々ならいいのですが、そうではない場合はターゲットが原に落ちやすい分かりやすい言葉を使うことが、反応アップへの道です。 - 編集なんてしない、一発勝負 理
想は他の人に読んでもらう、次点で一日寝かせる、でしょうか。とはいえここは難しいですね。 私が使っている方法としては、ある程度長いコンテンツの場合 「それをセミナーで話しているときを想像する」というのがあります。 話が飛躍している部分や、話が冗長になっている部分が分かりやすいので、お勧めです。 - 校正していない
- きわめて不定期に投稿する
定期的に更新することは大事です。今や情報はあふれています。それはRSSリーダーなどでも同じ。 未読が溜まっているのが普通です。そんな中、頭の隅に「あのブログは何曜日くらいには新しいのでテルよな」と思ってもらえるようにするのはとても意味があることです。 - コメントに返事をしない
コメント欄でのコミュニケーションはとても大事です。ここをおろそかにできるのは、超有名企業のブログぐらくです。SNSが発展した関係で、特にこれはマイナス要因です。 返事をするつもりが無いなら、最初から閉じてしまった方がいいです。 - 来たメールに返事をしない
なら…最初からメールアドレスを公開しないべき - ブログをやっていることを誰にも言わない
これは、状況にも寄るかなと思いま - 人が来ないとき(アクセス数が少ないとき)に文句を言う
アクセスが来ないのは、読者のせいではありません。もし仮にそうだったとしても、そこを責めても意味がありません。自分のせいだと思って、コンテンツやプロモーションを見直すべきです。売れないことを人のせいにしていては、何も発展はありません。
終わりに
以上が13項目です。 読み手側の視点にどれだけ立てるか?を考えると、自然と「こうすべき」ということは生まれてきますよね。 それを追いかけるのがいいのではないかと思います。