「コンテンツ戦略が大切コンテンツSEOが大切、とにかく作らないと!」
ということで、いざ作ってみよう!と思ったけれども、時間がかかってこれでは他の業務に差し障りが出る…と悩まれている方も少なくないのです。
実際コンテンツが重要なことは事実、作らなければいけません。しかし、そう簡単に作れるものでもないことも事実。悩ましいですね。
ただ、コンテンツ作成をプロセスごとに見ると、実はいくつかの問題に分解できることがわかります。
ということは、それを各個撃破すれば「効率の良い効率化」ができるのです。
そこで今回は、コンテンツ作成を効率化する具体的な3つのポイントをお伝えします。
目次
元記事はこちら。Content Marketing Institute の記事です。
▼3 Tips for Increasing Your Content Productivity
生産性というのは、なにか1つの要因、例えば「文章作成能力」に依存するものではなく、複数の要因、最初から最後までのトータルのパフォーマンスに依存するものなんだよ、という内容です。
コンテンツ作成を効率化する上で大切な3つのポイント
具体的には、コンテンツを作るプロセスの中で、以下の3つが重要なポイントだと述べられています。
- コンテンツをまとめる際に使われる「構成パターン」を知る
- その構成パターンに落としこむために便利な「編集ツール」を使う
- そもそもコンテンツを作る気になるための「モチベーション」を保つ
コンテンツ作成のモチベーションを保った上で、元となる構成図を頭に入れておく。
そして、そこに落としこむため、頭の中を整理しやすいツールを使って、コンテンツを生み出していく。
この3つがうまくできていれば、いい作成サイクルが生まれそうです。
確かに、私の実感としてもこの3つは大事なポイントだなと感じます。 ではそれぞれについて、内容を紹介していきます。
コンテンツをまとめる際に使われる「構成パターン」を知る
車輪の再発明をする必要はない、先人が作ってきた素晴らしいノウハウをまずは元にすべき。スクラッチで、白紙から作ろうとすると大変であり、それは時間の無駄と言ってもいいかもしれない。
コンテンツに関しては、今までのさまざまな先人が知恵を絞ってきています。 戯曲にしても小説にしても、音楽にしても同じですね。有名所は「起承転結」や「序破急」などがあります。
こういったものをたくさん知って、応用していくことが薦められています。
元記事では4つの昔からある定番構成が挙げられています。 作りたいコンテンツの内容やボリューム、潜在的な構成を考えた上で、これらの中から「これに上手く合いそう」というものを使ってみてはいかがでしょうか。
「The three-act structure」三幕構成
三幕構成とはアリストテレスに由来するという、全体を三つに分けて内容を構成する方法のことです。ギリシャの劇が発症だとされており、また現在のハリウッド映画はこれをベースにしたものが多いとか。 具体的には
- セットアップ:問題が提示されて主人公がそれに直面、窮地に立たされる
- コンフリクト:問題の解決に向けて主人公が動くが、なかなかうまく行かず逆に更に追い込まれる、そして解決の糸口を発見する
- レゾリューション:問題解決に至る、ないし脱落する
という3ステップ。
元記事によると『The Presentation Secrets of Steve Jobs.』を書いたCarmine Gallo曰く、スティーブ・ジョブズもこの構成を使っているとのことです。
ではこれをコンテンツとしてはどう落としこむかなのですが、元記事によると
- ターゲットが直面しているであろう悩みについて書く
- その悩みについて、底に潜む根本的な問題点を提示し、それを解決するような今までと異なる観点を提示する
- その答えを深掘りして、書いていく
という形で落としこむといいのではないかとのことです。 試しにこの記事もこれを意識して書いてみましたがいかがでしょうか。
「7 big idea」
これは、有名な「7つの習慣」の例をあげるのが分かりやすいかと思います。
一見複雑な事象を、分かりやすい項目に分けて提示し、それを個別に語るという手法です。
コンテンツとして書くテーマが、どうも内容が混み合っていて、なかなか分かりやすくまとめられなさそうだなという時。 その時は、7つの項目にまず分割して、それぞれについて書いていくと分かりやすくまとめられるかもしれません。
漠然としたものは特にそうですね。 漠然としたものを漠然としたまま扱ってしまうと、結局何が言いたいのかわからないものになりがち。 漠然としたものを分解して、具体的なものに落とし、それぞれを個別に論じていくと、分かりやすいコンテンツになるのです。
書きたいことがかなり大きなもの、あるいは漠然としたものである時は、この手法が便利ではないかと思います。 ちなみに7という数字に意味はありませんが、数字は入っていないといけない、とのことです。
マジックナンバー7という言葉があるように、人間が一度に把握できる限界は7と言われているので、最大7つくらいには留めておくべきですね。
「The procedural」
これは「ゴールに辿り着く道筋を、いくつかのステップやプロセスに分けて、読者にそれを1ステップずつ進んでもらえるようにする」という形の構成法です。
一つのことを理解してもらわないと次のステップに進まれても困るようなコンテンツの場合には、ストレートに有効です。 また、
- 意識せずコンテンツを書いていたが、書いているうちに、量がかなり多くなってしまって収集がつかなくなってしまった
- 要所要所で「まとめ」を入れたくなってしまうような内容になってしまった
としたら、その章ごとに、別のコンテンツにしてしまう方がいいかもしれません。
コンテンツを読む方もそうですが、書く方にとっても、細かいゴールや結論を積み重ねて、最終的な結論に至る形をとった方が書きやすい、分かりやすいことは往々にしてあります。
ただ、これは元記事でも触れられていますが、記事のタイトルで、その記事がシーケンシャルなもの、順番に読むものだよということは明示すべきです。
なぜなら、途中から読まれてしまうからです。 なので、例えば「○○○○を14日で達成する方法」といったタイトルにして、それぞれに○日目、などと入れるのがいいのです。
「The almanac」
アルマナックは「暦」という意味ですが、これは細かいアイディアや200文字くらいまでの、単品ではコンテンツにしづらいものをコンテンツにしたい場合などに向いています。
例えば「毎日140文字、経理の格言」ですとか「毎日1分モチベーションアップのコツ」ですとか。 単品では分量が少なすぎてコンテンツにしづらいものでも、時系列で見て分量が確保できるものならこういった「暦」的な見せ方をすることで、立派なコンテンツになります。
Twitterの明言BOTなんてそうですね。
再訪を増やしやすい類のコンテンツでもあるので、また、SNSで流しやすいコンテンツでもあるので、非常に便利です。 TwitterにしてもFacebookにしても「今日は何の日」みたいなものを毎日流されている方もいますよね。
そういうイメージです。
その構成パターンに落としこむために便利な「編集ツール」を使う
続いては、編集ツールについてです。 個人的にはこれがとても大事かつ、簡単に改善できるポイントではないかと思います。 元記事の内容を抜粋しますと
- 書き始める前に大きな絵を書かないといけない、プランニングツールが必要。
- 先にコンテンツの全体像を描いておくと、無駄な時間が減る。特に複数のコンテンツから形成されるようなものは。
- 昔は「インデックスカード」や「付箋紙」「ストーリーボード」「ホワイトボード」でアイディアをビジュアル化していた
- 今はMindMapが便利。一緒にスケジュール管理などもできる
- また、様々なソフトがある、集中できることを最優先にしたエディタや、付箋紙やインデックスカードを模したものもある
また、ホワイトボードを使ってアナログにやるのもいいよね、という内容です。
私のオススメは「アウトラインプロセッサ」です。マインドマップでもいいのですがどうにも文章にする時に面倒なので、マインドマップと普通のエディタの間くらいにあるであろう、アウトラインプロセッサを使っています。
MacのTreeというのを使っています。 一般的なアウトラインプロセッサはこんな感じで、インデントなどで構造化します。アウトラインプロセッサについては、検索すればいろいろなものが出てくると思います。
ちなみにこのTreeというソフトはこのように横表示ができるのが好みです。ちょっとマインドマップ風です。
ざーっと記事をよみくだしながらメモを取って、それを改めて見て順番を変えたりして構造化するという流れで作っています。 この方法だと、記事の要点をプレゼンテーションにするのも楽です。
もっと頭のなかをダンプするような場合は、マインドマップを使っています。手書きだったりMindMeisterだったり。
コンテンツを作る気になるための「モチベーション」を保つ
根本的な課題です。3日坊主対策です。また、モチベーションはアウトプットの品質に直結します。 これについて元記事では「どうやったらストレスフリーに書けるか?を考え、それを習慣化していく」という考え方を薦めています。
この言葉の背景には、恐らく「頑張ってやるのではなく、自分が気持ちよく楽にやれるにはどうしたらいいか?を考える」というメッセージが入っているのではと思います、そしてどちらかというとそれをむしろ、私はお伝えしたいです。
いかにして楽しむか?
いかにして楽しむか?を自分自身に問うことで、自分が「こうしたらワクワクして書ける」というポイントが浮かんできます。
「記事を書くために記事を書いて」いると、義務感しかそこにはないので、つまらないです。つまらなければ長続きしないかあるいは品質が右肩下がりに落ちていきます。
逆に、面白くなってくれば、勝手にそのタスクに手を付け、モチベーションを持って取り組み、結果として良いアウトプットが自然とうまれてきますよね。
私の場合は「この記事の内容をどこかでお客さんに話したら、きっと喜ばれるんじゃないかな」「この記事の内容を応用したら、こういう場合に良い提案ができるのでは、結果がだせるのでは?」と考えると、ワクワクしてきます。 ど
こがツボなのかは個人個人で違うと思いますが、そこを探そうと思うことがまず大切です。頑張らなくてもできる、という状態を目指すべきです。
それ以外のポイント
少し話がそれましたが、元記事の筆者は以下のポイントを提示しています。
- 1日の中で決まった時間をコンテンツ作成の時間と決める。その間はメールやSNSなど他のことは一切シャットダウンする
- 次の日に繋がるような終わり方をする。コンテンツを書き終わった後、あるいはその日の分量や作業時間が終わった後、その文章を見なおして、次の日に何をどの様に書こうか考える。連続性を作ってモチベーションにつなげる。
- 書くことと、編集することを分けて考える。編集することを考えながら書くと効率が悪い。書くときは一気にとにかく書く。
- どれくらいで止めるかを決める。脳が疲れてしまう前に。短い休憩などを入れる。どれくらいで疲れるかを知る
どれも、大切なことではないかと思います。
終わりに
コンテンツは作らなければいけませんが、簡単に作れるものでもありません。どうしても時間・工数がかかります。
しかし、コンテンツ作成をプロセスごとに見ると、ここを解消すれば生産性が上がるというアキレス腱があります。それを大きく3つのポイントとしてご紹介しました。
具体的には「構成」「ツール」「モチベーション」です。
ツールなどは慣れるまではむしろ窮屈かもしれませんが、慣れればとても楽にコンテンツが作れるようになるのではと思います。
なんでも、楽できるところは楽をして、楽を出来ないけれどもやるべきところにリソースをつぎ込まないとクオリティはあがりません。そういう意味で、この具体的な3点をうまく活用してみてはいかがでしょうか。