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中小企業がDX化・IT化を行う際にお勧めの ”5ステップサイクル”

今回は、少し前にPodcastで配信したグローバルでのDX化の進行状況の実態について、もう少し追いかけてみます。

この回ですね。

[TOPIC/22/10/17] 中小企業は急いでDX化を図るべきか?Dellの調査データを基に(書き起こし付き) – 中山陽平のWebコンサルティングPodcast

この時に話しましたのは、

  • 思っているほどDX化はグローバルでは進んでいないこと
  • 様子見が半分程度であり、これは日本もグローバルも殆ど割合として変わらない
  • とは言え、やらなければいけないので計画を立てて進めましょう

といった内容でした。

SNS等で「グローバルではDX化は相当進んでいる、日本も、いや御社も速く」といった発言を目にすることもありますが、この状況を考えると少々盛りすぎのように思います。

盛りながら煽ってくるような人は、何か白糸があるわけなのでその点は要注意ですね。

さて、DX先行と言われる「スプリント」と言われるグループは、グローバル世界レベルでいっても、10%しかいないようです。とは言え、様子見半分ということは残り半分はやっているということで、先送りにしておいていいわけではありません。

また、速く始められるに越したことがないのは事実です。なぜなら、ノウハウは運用しながら貯めるのが一番速いからです。

ただ、ステップをきちんと踏むことが大事です。

今回はそのステップについて、改めてお伝えできればと思います。

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ステップ1:ツールのことを考えず、まずは現実を把握する

うまくいかないケースで最も多いのは

「有名所を入れれば何とかなるのではないか」あるいは「上からDX化/IT化を進めろと言われたから、何か入れたことで社内から反発が受けない物を入れておこう」

といった考えで、ツールありきやアリバイ作りで進めてしまうこと。

これは遡れば,会社として向き合っていないことが原因ではあるでしょう。とは言え、導入しようという方は、できればここで踏ん張って頂きたい。

  • どうやっても「やり方」を変えるなら、社内から反発はあります
  • 何かを実現することに繋がるツールはたくさんあります
  • 話題になっている物が、自分にとって最良とは限りません

ツールから入ることも、波風立てないことを大事にするのも(気持ちはもの凄く分かりますが)お勧めできません。

ツール見てワクワクしていれたくなったり、後ろでプチプチ言われ続けることをできるだけ避けたいのも分かります。分かりますが、踏ん張り所です。

ステップ2:反対要因をできるだけ温和に対処する

まずは、効率化しやすそうな余地があるフローを見直して、どこがどうなっていたら楽かを、関係者を集めて相談してみて下さい。この時、できるだけ権力者を連れてきて下さい。あるいはお墨付きをもらってきて下さい。

この段階で「そもそもフローが明確になってない…」と言うこともあるかと思います。というか、よくあります。

そしてこれを明確化することに反発する人もいます。

「今までなんとかなっていたんだからいいじゃない、余計なことしなくても」

厳しく言えば、こういう方は考えを変えて頂かないと、延々と足を引っ張られる可能性があるので、上からの含めて早めに説得した方が良いです。

積極的に協力までは期待しません、ただ、常にネガティブな発言をしたり、声を荒げたり、ルールに従わないなどないように、上の人を巻き込んで下さい。自分だけで解決するのは多くの場合難しいです。上の人が動かないとしても、反発する人を説得するよりは楽なはず。

ステップ3:効果が高そうな所をピックアップする

次に、改善したい部分について改善可能性がある部分をピックアップしていきます。そして、その中で「効果がわかりやすく高そう」な所の優先度を上げます。
なぜなら、こういったプロジェクトはとにかく「最初の1回目」の印象が大事だからです。

これで「結構良いじゃない」となるか「なんだ面倒なだけだな」となるかで、その後の立ち回りが大きく変わってきます。なので「分かりやすく」「成功可能性が高い」物を選ぶことをお勧めします。

ステップ4:ツールを選定する、業者に相談する

ここではじめて、ツールの選定を始めます。なぜここまでツールを見ないかというと、先入観が入るからです。

実現できるなら本当にどんなツールでも良いです。最初の一発は、その後の拡張性などはそこまで考えなくてよいです。なぜならステップ3で書いたとおり、印象が大事だからです。

もちろん、今後に繋がるツールであるに越したことはありません。

その方が契約面であったり、使い勝手であったり、後はサービス提供者からのサポートが受けられるからです。日本でサイボウズさんが多いのは,その辺もあるんじゃないかなと思います。

サイボウズとキントーンは日本の業務に合わせてあることもあり、かなりフィットしやすいと思います。

逆にSalesForceなどの外資系は、使いこなすのが難しいですね!ツールとしては良くできているんですよもちろん。私も使っていたことがありますし、使っている会社にいて開発をしたこともあります。

と、まずは小さくコンパクトに導入してみて下さい。上の人は、ドラスティックに変えることを臨むかもしれませんが、そう言われるならコミットしてもらうことをバーターとしてもらわなければなりません。

そこを納得してもらえるかは大事です。納得してもらえなければ、切実に現場の状況を伝えるしかないでしょう。

ステップ5:何が変わったかのレポーティングをしっかりやり「仲間作り」をする

ステップ4の後は、うまく行けば行くほど「なじみ」ます。そうすると、それが当然になって「成果」が悲しいかな見えなくなってきます。

なので、文章だけではなく、写真や数字を使って、現場がどう変わったのかしっかり伝えた方が良いです。自分がやったことをアピールすることに抵抗があるかもしれませんが、これはやった方が良いです。

意外と社内に知られていないんです。頑張っていてもです。なぜなら他の人に取っては「関係ないこと」だからです。ちゃんと周知して下さい。

そして、それを元に興味を持ってくれる人を増やして「仲間作り」をして下さい。

仲間が増えれば増えるほど、スムーズに進むようになります。

ステップ6:ステップ1からステップ5を繰り返す

後は、ここまでの流れを繰り返していくだけです。きっとそうすると「うちでもこういうこと出来ない?」「同じことこの部署でもやりたい」など、リクエストがくるようになります。

なんでも「向こうから来る」「待ち行列が出来る」と空気が変わってきます。

そうなったら、どんどん進められるようになるはず。

色々と、とはいえ困難はあるかと思いますが、きっと楽しい苦労になっていくと思います。

そんなDX化やIT化の現場見てきました。

Webマーケティングなどの攻めの活用だけではなく、こういった守りの活用もやっていますので、お気軽にご相談下さい。

では今回は以上です。

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