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私たちは世界がどのように動いているのか分からなかった、中世やそれ以前に戻ってしまった?

配信日:2024年4月1日
発行元:ラウンドナップ・Webコンサルティング  代表取締役 中山陽平

こんにちは、ラウンドナップWebコンサルティングの中山です。気温の上下が激しいですね、こちらでは10度変わっています。

ちなみに、ギネス世界記録に認定された世界一の1日の気温差は56度だそうです。アメリカのモンタナ州だそうです、山岳地系なので昼夜の気温差がかなりすごいからとのこと。それにしても56度って想像できません。

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テーマ:自社のマーケティング・セールスは自社でがハンドリングしなければなりません

前段:我々は中世に戻ったのかもしれない

ネットが無かったあるいはネット上に情報が少なかった時代のことを考えると、簡単に情報が見つけられて便利だなと思う反面、人間のキャパシティを超えてしまっていると感じます。

私たちはまだ世界がどのように動いているのか全く分からなかった、中世やそれ以前に戻ってしまったと言えるかもしれません。把握できない情報は即ちモヤモヤした恐怖でしかないからです。

分からない世界の中で、自らで騎士道や作法や形式を作ってこの世の秩序を具現化しようとした中世は、今の時代との共通点はたくさんあるように思います。

世界をどのように見るか、自分でコントロールしようとしていたかどうか?

そんなこんなで学生時代の恩師、故 堀越孝一先生の『中世の秋』などをまた読み返そうと思っています。

自社中心に改善のサイクルを回さなければならない

実際、特にSNS上ではさまざまな「こうするべき」「今はこれが熱い」「これからはこれをやらないとダメだ」といったような言葉が並んでいます。

これは語弊はあるかもしれませんが「他の人が、他の人の都合の良い・他の人が信じる」ルールを押しつけてきているのに近い状態なんです。本人にその気が合ってもなくても。

もちろん善意でそういった情報を発信しているケースもあるでしょう。

しかしそうだったとしても「その人が意識していない前提条件や、当然と思っているスキル」が背景にあってこそだったりするんですね。

なので、嫌な言い方ですがおすすめのスタンスとしては

  1. 受け入れる体制は持つ(情報をシャットアウトしてはいけない)
  2. しかし、試すまではその情報が「自分にとって」価値があるかどうかは分からないと考える
  3. 実際に優先順位をつけて「ちゃんと試す」
  4. その結果を「吟味して次に繋げる」

これをお勧めします。

お勧めのスタンスの裏側、そうしないとなにがダメなのか?

裏から見ると

  1. 分からないからと手をつけないのは一番良くありません。1の段階です。
  2. 試す前から盲信しては良くないです。2の段階です。
  3. 評論するだけでやらないのでは意味がありません。3の段階です。
  4. やった後の振り返りをしないと得られる物は半減します。4の段階です。

このようにして、自分たちを中心にネット上の様々な情報をコントロールしながら、おいしいところだけを持って行けるようになれるかどうか

これがポイントだとお考えください。

話が広がりすぎるのも良くないので、あくまでWeb活用という観点で考えると、この分からない世界に対しての大きな武器がWebやITの技術なわけですね。

  • 何をやったら、何が変わるのか?
  • ちまたの情報を元に動いたら、実際はどうなったのか?
  • やろうとすると立ち塞がる壁は何なのか?

これは本当に「一緒に体感」しないと分からないんです。

そしてその「体験と体感」が資産となります。丸投げすることはこの機会をむざむざ捨てている状況だと考えて頂ければと思います。

ちなみに10年前くらいにインプレスで記事にされたこちらは、その分かりやすい例です。今はもううちも見ていないので、色々事情は違いますがよろしければお読みください。

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自社でWebサイトの主導権を握っている会社、増えています

ご相談を頂く会社さんの中でWebを自社で回している会社さんの割合、ここ数年でとても増えたなと感じます。

特にコロナ禍の前迄は

「作ってもらったまま、お知らせだけ制作会社さんに頼んで更新している、あるいはそこだけブログ化して自分たちで簡単な編集だけできるようにしてもらっている」

それをもっと反応が取れるようにしたいというご相談が多かったですね。

それがここ最近「すでに自分たちでサイトの修正やページ追加などは行える体制になっている」という状態の上で、より良くするためにはどうしたらよいかを一緒に考えてほしい、と言ったご相談の割合が一気に増えています

あまりにも急速なので驚いていますが、やはりコロナ禍の中で手をつけられた事が大きかったのでは。後は中小企業が残念ながら先行きが厳しくなってM&Aが進んで経営者が変わったなどもあるかもしれません(あまりそういう件はありませんが…)

そういう状況なので、まだ自社のHPのページ追加や修正を他社に頼んでいるという方は、危機意識を持って頂いた方が良いです。競合他社はそういう状況から抜け出している可能性が高いです。

4月が期首の会社さんも多いと思います。変わるならいいタイミングです。

うちの経営理念は「日本からWebを活用できない会社をゼロにする」です。その様な未来を少しでもサポートできるようにしていきます。

ではでは、今回のメインテーマは以上です。

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