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「なぜ?」の数と、誰かに依存したビジネスの怖さ

ml_bn_catch配信日:2012年4月24日

みなさん、こんにちは。

WEB戦略ラウンドナップの中山です。

最近ジメジメした日が続いています。そろそろカラッと晴れて欲しいですね。今も外は雨が降っています。

雨といえば、特に天気にまつわる昔のジンクスというんでしょうか。

「ツバメが低く飛んだら雨」
「猫が顔を洗うと雨 」
「遠くの鐘がよく聞こえると雨 」

一度は聞いたことがみなさんもあるのではないかと思います。

観天望気と言って、さまざまなことから天気を予想する、ことわざみたいなものです。

これらは、もちろん偶然なものもあれば、科学的にきちんと証明されているものもあります。

例えば、鐘の音の話は、

「前線などで上空に暖かい空気が入り逆転層が出来ると、音波の伝播方向に影響を与える」
http://ja.wikipedia.org/wiki/観天望気

なんていうことが原因かもしれないそうです。

裏を知ってしまうと面白くないようですが何事も根拠があるというのは、とても興味深いことです。

このことわざはわかりやすい例かもしれませんが、私達が当たり前だと思っている事の裏には、もしかしたらとても、面白いことが隠れているかもしれません。

色彩学上では、目立つ色、誘目性の高い色は1位が「赤」とされています。

なぜなんでしょうか?未だによく分かっていません。

スポーツでは、ボールの色やユニフォームの色を変えるだけで結果が変わるということがあるそうです。

なぜなんでしょうか?

このメルマガに答えが書いてあるわけでは申し訳ありませんが、ありません。

ただ、こうやって、当たり前だと思うことに「なぜ?」を問い続けることが、ビジネスにおいても、とても重要ですよね。

Why?を5回だったか3回だったか、数は失念しましたが、どれだけドリルダウンするかが、クオリティに直結します。

なぜ、駅前でこの店は繁盛してるんだろう?

なぜ、この時間、混む時間じゃないのにこんなに電車が混んでるんだろう?

なぜ、パスモのチャージを忘れる人が多いんだろう?

なぜ、大型家電量販店は、ライバルの近くに居を構えるんだろう?

たくさんの「なぜ?」が本当は世の中には転がっています。

なぜ、お客さんは私の商品を買ってくれないんだろう?

なぜ、問合せがあっても、成約に結びつかないんだろう?

ここをどれだけ突き詰めていけるかがとても大事です。

結果として一発で正解にたどり着かなくてもいいんです、というか一発でたどり着いたらそれは、凄いこと。特異な才能です。

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大事なのは「とにかく自分で考えること」

人の言うことは、いい意味で必ず一度疑ってかかること。

時間的に許される範囲で、とことん突き詰めて考えること。

なんでこんなことを、今回長々と書いているかというと、危機意識があるからなんです。

それは、ソーシャルの悪い面です。

「何が書いてある」から「誰が書いている」を重要視し始める時代に、一言で言えば、

「プチ教祖」

がとても増えています。

「◯◯が言っているから、正しいだろう」

です。

これは、リスキーです。

そして、身になりません。身にならないということは、その人に依存するということです。

自らの資産にならないということです。

誰かに依存したビジネスって、凄く怖いこと。そういう意味で、一旦自分の中で「揉む」ことが、非常に大切です。

私の記事も、疑問が浮かんだら、ぜひ検証して頂いたり、あるいは質問をくださいね。

私が間違っていることなんて、いくらでもあるはずです(^_^)

Googleも、同じ考え方です。

この間1つ記事を書きました。「Author Rank」についての記事です。

→AuthorRankは都市伝説なのか?現時点の海外SEOerの見解 | WEB戦略情報総合ポータル
http://www.7korobi8oki.com/mt/archives/2012/04/author-rank-is-myth-or-not/
Googleは、著者情報を使って、検索エンジンの順位決定をもっともっと高度にするようです。

詳細は記事を見ていただきたいのですが、大切なのは

「AuthorRankはPageRankをサポートする指標」であって、その地位が逆転することはない

ということです。

つまり、Google的には

コンテンツの内容(何が書いてあるか)

誰が書いたコンテンツか(誰が言ったか)

より大切だということです。

その方が、きちんと品質の高い、本当に検索者が欲しがっている情報を届けられるという判断です。

これは、検索行為に限らないと思っています。

やはり、

「誰が言ったか」よりも「何が書いてあるか」

が大切です。

特にソーシャル周りは、そういった目線で見て頂くことを強くお勧め致します。

WEBマーケティング無料相談チャット

無料相談サービスを試験的に始めました。

とは言っても、商売っ気抜きで、みなさんの質問があれば、可能な範囲でご返信するというものです。

記事の内容に関わらず、何かご相談があれば気軽に書いてみてください。

返信は遅くなるかもしれませんが、きちんと回答させて頂きます。

私も、みなさんの現場の声を頂けるので凄くありがたいんです。

よろしければおいで下さい。無料です(^_^;)

それでは、本日は以上です。

また、メールしますね。

追伸:
名指しで書くのもあれなので伏せますが、ソーシャル系の新サービスを見つけては散々煽ってセミナーをして、しばらくしたら放置or撤収、という方、多いです。

気をつけてくださいね。

しかし今日は暖かい!

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