配信日:2012年6月21日
配信数:788
みなさんこんにちは、WEB戦略ラウンドナップの中山です。
先日の台風は凄まじかったですね。
特に風。
我が家のベランダにある大きな鉢が倒れて割れてしまいました。
持ち上げるのも大変なくらい重いんですよ。
WEBサイトを”早く始める”ことの危険性
危険です。
来たばかりの研修生を一線に出しますか。
そんなことをお伝えします。
もう6月も半ばを越えて、今年度も4分の1が終わろうとしています。
新入社員の方は3ヶ月ですね。
もう一線で動けるほどになったでしょうか。なかなか3ヶ月では難しいですね。
3ヶ月というわけではありませんがWEBサイトも、一線でバリバリやってもらうまでには、どうしても時間がかかります。
- 喋る内容という意味での、コンテンツ
- 柔軟に相手の目線で話しを繋げられるかという導線設計やナビゲーション
- 立ち振るまいといった、デザインやコンテンツの書き方、ユーザビリティ、ブランディング
どれも、納得がいくものにするにはどうしても時間がかかります。
そして大切なことは、
第一印象でそのサイトに対するイメージがかなり決まってしまう
ということ。
人間と同じですね。
これが、偶然見かけたような、
記憶に残らないサイト、なら
そうでもありませんが
記憶に残るサイト
例えば、知り合いのサイト、取引先のサイト、一般的に有名なサイト
これらは、それなりに体裁を整えてからでないと、公開すべきではありません。
今はブログやCMSがあるので、サイトの骨組みだけは
本当にあっさりと
作ることができてしまいます。
なので、
- 立ち上げ時にほとんどコンテンツがなかったり
- コンテンツが、ひとまず書き込んだだけの、そう見えるものだったり
- レイアウトなどの体裁が全然整っていなかったり
そんな状態になりがちです。
ブランディングや信頼性の観点ではこれは、絶対やってはいけません。
なぜなら、第一印象で其のサイトの運営会社のイメージがかなり決まってしまうから。
先ほどのようなサイトを見て、アクセス者が思うのは
- やっとWEBサイトを立ち上げたような会社なんだ
- 専門の会社を雇えないんだ
- 見た目とか使いやすさとか、そういう所に気配りができないんだ
など。
特に人間に密着する系のビジネスにとっては、大きなマイナスとなる印象です。
検索エンジンから来た人であればあまり個々のサイトについて覚えていないのでそこまで大きな痛手にはならないかもしれません。
ただ、サイト名が事務所や会社名であれば覚えられていれば、イメージは大きダウンです
ニッチ市場、狭いエリアを狙っている場合はよりリスキーですよね。
サイトは、一般公開する前に知り合いなどに見てもらいながら
「これなら、悪い印象は持たれないだろう」
と、確信できるまでアップしないことをお勧め致します。
CMSやブログであれば、まだ公開しない設定があるはずです。
Pingbackも打たない設定にすれば実質非公開で育てることができます。
「迷っていないで早く始めよう、でないと、前に進めないのだから」
「何度もトライして良くしていけばいい」
という声も聞きますが、こういったインプレッションリスクとブランドイメージがマイナスからのスタートとなることを考えるとマイナスの方が確実に大きいです、よね。
「研修生」という名札を貼ってスタッフを表に立てせているのと同じ。
本来、一定のレベルに達するまでの教育は、お客さんの見えないところですべき。
トライアンドエラーは、そのレベルに達した上で行うもの。
公の場でトレーニングすることは買い手にとっても売り手にとってもマイナス、ですよね。
今の時代、評判、イメージは昔よりかなり重要ですから…。
ではでは、本日は以上です。
またメールしますね(^_^)
追伸:
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よろしければお気軽に!ワクワクします。
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