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「問合せが少ないから集客しよう」に潜む誤り

ml_bn_catchみなさんこんにちは、
ラウンドナップ・コンサルティングの中山です。

昨晩は随分雨が降ったせいか、朝起きたら頭痛がひどいです。
昔から、どうも気圧の変化に弱いようで。夢のなかに閃輝暗点がでてきたのを覚えています…。

2013-10-25_13-47-56.134825ちなみに閃輝暗点は、頭痛の前兆症状で、視界に突然ギザギザが現れるんです。

頭痛持ちの方は「そうそう」と、うなづかれているかもしれませんね。そうそうこの画像みたいな感じです。

怖いですよ、最初この症状が出たのは10年くらい前でしたが、本気で「失明する!」と思いました。だんだん視界が潰れていくので…。

 

 

 

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症状だけ見て判断すると、180度間違えることがある

延々とマーケティングや戦略と関係のない話をしているようですが、最終的にはつながりますので…。

頭痛って、よく「お風呂に入ってマッサージすればいい」「湿布を貼って血流を良くすれば直るよ」なんて言いますが、これ、悪化するケースもあるって御存知ですか?

私の場合、そのパターンです。むしろ悪化します。

なぜなら「脳の血管周りの神経が過敏になる」「血流が良くなると、脳の血管が膨張する」「血管が膨張すると頭痛になる」というのが偏頭痛の原因だからです。

私も昔は、それを知らずに、ストレッチをしたり、肩をマッサージしたり、ゆっくり半身浴なぞしておりました。

でも、逆効果だったんですね。むしろ、こめかみを冷やしたり、暗いところに行ってじっとしてたりした方がいいんです。長湯なんてもっての外です。

でも、偏頭痛じゃない「緊張型頭痛」いわゆる肩こりなどからくる頭痛は、さっきの方法で合ってるんです、マッサージとかですね。だから、ややこしいんです。自分の頭痛がどっちの頭痛なのか知らないと、大きなミスをしてしまうんですよね。

症状だけ見て判断すると、こんな風に誤りを犯します

マーケティングも同じように

160_F_48458293_5rlO0otDGKWr3oEry7ttAYir6NRHimIe.135147例えば「ホームページから問合せが少ないんです」という「症状」があったとします。

それに対して「問合せが少ないなら、集客すればいいですよ、商品の単価も高いですしリスティングをどんどん打ちましょう」と反射的に動くと、同じように失敗してしまう可能性が高いんです。

例えば

  • アクセスはそこそこあるけれど、みんなトップページを見て帰っていた
  • みんな何ページか見てくれているけれども、問い合わせページに来てくれていない
  • 問合せページまでは来てくれるけど、そこから問合せまで至らない

あるいは

  • アクセスはあるけれど、お客さんになるようなアクセスじゃない

なんていうことが、問合せが少ない原因だったとしたらどうでしょうか。

どんなに集客しても、意味ないですよね。

もし、トップページで90%の人が帰ってしまうサイトだったとしたら?まずそこを改善しないと、ざるで水をすくうような状態になってしまいます。

まずは3つのポイントを押さえてみて下さい。

2013-10-25_13-53-20.135343画像はこちらから引用しています。この画像を御覧ください。こんな感じでネットの買い手は動いています。この前提で、まずはアクセス解析の数字を見てみて下さい(入れていない場合はまず入れてみてくださいね、GoogleAnalyticsがおすすめです)

で、ポイントポイントを押さえるわけです。押さえるというのは「数字を見て問題があるかどうか調べる」ということです。

では、どの数字を見ればいいのか。

まず最重要でチェックするのは、以下の点です。

  • 直帰率(1ページだけ見て帰ってしまう人の割合) → 理想は5割以下
  • 平均ページビュー(平均して何ページ見られているか) → 低くても3ページ以上
  • フォーム突破率(フォームのページに来た人が実際にフォームを送信した割合 → サイトにもよるが、まずは25%

これ以外にも、最重要とは言わないまでも「重要」なものはたくさんあるのですが、まずはここからです。

それぞれが圧倒的に「悪い」状態でしたら、まずそこを改善してから集客の施策を打たないと、無駄なコストの垂れ流しになってしまいます。魅力のない店舗にいくら集客しても誰も買ってくれないのと同じですね。

一番大事なのはこの「分けて考える」こと

160_F_41261390_VG2BJe6Xo0BQ3TIa4nLHQhGJzZs3vPeH.135740そもそも、こうやって「分けて考える」ことが、マーケティングではとても大事です。なぜなら、優先順位の高い問題点を見つけることができるからです。

なんとなく「問合せがない → 集客!」と考えるのではなく、全体の流れの中でどこに問題があるんだろう、とまずは考えてみて下さい。

問題がなければ、集客すれば売上は納得する形で上がるはずです。

まずは、アクセス解析をみてみてくださいね。

それでは本日は以上です!

またメールしますね。

珍しく。

2013-10-25_13-59-48.140000あまりSNSなどで一般ウケしないたぐいの記事が多いのが、家のブログですが…めずらしく一昨日の記事は結構ヒットしました。1日でこの記事だけで5,000人以上来るって怖いですねGunosy…。

表題の通り、SEOの専門家でない方にも是非Googleのアルゴリズムというものを、知っておいていただきたいという記事です。

未見の方はぜひご覧ください。SEOで悪質な業者に引っかかる可能性が低くなると思いますので(^_^

【SEO図解】ノンエキスパートのためのGoogleアルゴリズム構造図 – WEB戦略ラウンドナップ : 
http://www.roundup-strategy.jp/mt/archives/2013/10/no-seoer-google-algorithm/

追伸:突然ですが動画診断は終了しました、規定数としての50件を越えてしまったので…ただいま千本ノック状態で診断しておりますので、お待ちの方もう少々ご容赦下さい。

ブログからコンサルから講演からセミナーまで全部一人でやっていますので…言い訳になってしまいますが、恐縮です。

わかったこと。

世の中には「ハイエンド向け」「ミドルエンド向け」「エントリー向け」のサービスが有ります。コンサルも同じです。

時間とリソースを避ける企業と、普段の業務が忙しく、専任担当者も置くのが難しい企業がありますよね。それぞれで、行うべき施策は違いますし、コンサルすべきことも違います。

その辺り、今回の診断でさまざまな企業の方と触れ合ってよく分かりました。

なので、完全に特化したサービスにコンサルを改修中です。ちょっとトップページなど変わっていますので、よろしければたどって探してみて下さいね。

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