配信日:2013年11月14日 ※諸処の事情でテキストメールで今回お送りいたします。 こんにちは、ラウンドナップ・コンサルティングの中山です。 めっきり冷えてきましたね。朝が辛いです。
この変化があってこそ、記憶がはっきりするようにも思います。 年末まで1ヶ月半ですが、いかがおすごしでしょうか。 私は、来年の種まきに、コンサル以外の時間の大半を注いでいます。
発表できるものがまだ少ないのですが、お役に立つものだと確信しています。
そうだ、今月末11/27に東京IT飲み会があります。そこで、ちょっとしたセミナー?プレゼン?を行いますので、よろしければぜひ。
いわゆるマッチングイベントですが、ここからすぐに商談に繋がったりしてますよ。ChatWorkさん主催でもう44回目です。私もここからつながったことがあります。料理も美味しいです。飲み放題です。渋谷です。温まっていってくださいね。
→東京IT飲み会:
https://roundup-inc.co.jp/it-nomikai
会場に来たら、ぜひ一声お掛けくださいね! さて、この年末年始に向けてECや物販関係のニュースが多いです。 それだけ人間、食に対しては敏感だということなのでしょうね。
■「五感的商品」という考え方を押さえると見えてくる。
コンサルでもよくお伝えするのですが「五感的商品」は、本当に一度印象を悪くするとアウトです。 「五感的商品」というのは、味覚・聴覚・視覚・嗅覚・触覚という人間の感覚が、購買判断の多くを占める商品です。端的に言えば、食品、あるいは衣類、また、観光系もそうですね、それから化粧品、音楽、ライブなどなど。五感が勝負の商品です。
「五感的商品」というのは私が勝手に名づけているので、もっと良い名前がないかなと思うのですが…これらの商品は、主観的に判断せざるを得ないが故に、一度ついた印象を弾き返すのが大変です。
ここで質問です。いわゆる「良い商品であるA」と「悪い商品であるB」があるとします。 みなさん、価格など他の条件が同じであれば、普通はAを買います、よね。 なんでだと思いますか?
「五感的商品」を扱っていて、いまいち売れないという方に対しての、1つの答えでもあります。 なんでしょうか。
… … 「そりゃあ、Aの方が良い商品なんだから、売れるんだろう」 そうですね。 でもこれ、厳密に言うとこうなんです
。 … 「Aの方が良い商品 “だと感じた” から、売れる」 んです。
Aと言う商品の本質的価値はさておき、それが「良いものだと”感じられたから”売れる」んですね。 … 細かい話のようですが、ここがキモです。
今回の食品などの場合は、ミシュランも評価してしまったりしているということで、「良い商品」だったとも言えます。 ただ、偽装ということがあったので「良い商品だと”感じられなくなった”」んです。 主観ですね、感覚ですね、五感です。
■スペック商品なら、起きなかった
こういったことは、家電製品などの五感がそれほど影響力のない「スペック商品」であれば、起きません。
だって、スペックを見れば、その価値がわかるからで、誤解なんて無いからです 時々起こるのは「日本製なのに中国製だった」とか「効果効能を歌っている何かが、意味のないものだった」という、「感覚」の部分です。
(製造国のところは、もしかしたら感覚では済まないかもしれませんが…) 「五感的商品」は、「良い物を作る」のももちろん大事ですが「良いものだと感じさせる」努力が、それにプラスして必要なんです。
P&Gの元グローバルマーケティング責任者「ジム・ステンゲル」氏の書いた『Grow: How Ideals Power Growth and Profit at the World’s Greatest Companies(和名:本当のブランド理念について語ろう)』の帯にはこんな言葉があります。
「顧客満足を置き去りに、品質だけを追い求めても、グローバルブランドは築けない」 http://www.amazon.co.jp/dp/0307720357
まさに、このことだなと思います。スペックを追求しても「いいと思ってもらえない限り」売れない、それが「五感的商品」です。 これをもとに、サイトの改善をしたり商品写真を変えたり、装飾を見なおしただけで売上点数が一気に増えたお客さんがいました。
コンサルではこういう次元から、サイト診断でもコンサル契約でも、アドバイスなどを行っていますので、ご興味のある方はぜひお問合せ・お申込みくださいね。
→中小企業専門WEBコンサルタント 「ラウンドナップ・コンサルティング」 https://roundup-inc.co.jp/service/
それでは、本日は以上です。風邪も流行っている模様。早めの風邪は早目の対処が吉です。電車の中はマスク必須で、みなさんも体に起きをつけ下さいね。休みたくても休めないことも多いと思いますので。 それでは、またメールしますね(^_^)