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“とりあえず自然検索SEOやれば良い”では機会損失が膨らむばかりです

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今週のトピックス

前回、年末年始の過ごし方について1年前のPodcastをご紹介しましたが、改めてそこに絞った内容を収録しました。

【第217回】ウェブに関わる人が年末年始でハマりがちな心理的落とし穴とは?- 中山陽平

Youtube https://www.youtube.com/watch?v=Mp9_uyehoZo
Podcast https://apple.co/2tEajCx

2019年に何か悩ましい気持ちがある方は、ぜひご覧・お聞き下さい。内容はどちらも同じです。

さて今回は、お客さんとの接点についてです。

とりあえず自然検索SEO、の時代は終わっている

一昔前は、とりあえず自然検索SEOだけやっていれば何とかなる時代だったのですが、いまや違うというのは、肌感覚として持っている方も多いのではないでしょうか。

どういうことか。

それは、お客さんが情報を収集したり、自分が求める物を提供してくれる会社や人間を探す先が、検索エンジン以外の物にも広がっているということです。

一番わかりやすい例がショッピングでしょう。

とりあえずAmazonはもちろんのこと、ソフトバンク回線ユーザなら取りあえずYahoo!ショッピング(PayPayモール)、ビジネスならMonotaRO見たり、ファッションならインスタ。

ショッピング以外でも、時事ネタやタイムリーな情報ならTwitter、ゲームならYouTube。ドラマやバラエティやアニメはNetflixやdアニメなどサブスク系、スポーツはDAZN、音楽はAppleMusic。

情報があふれかえっている今、検索エンジンから全てをたどるのは効率が悪いというのが、買い手の基本的な思考です。

そのために、各分野に特化したサイトに直接行って、そこで検索行動を起こしています。

Googleも自然検索やリスティング枠だけではなく、ショッピング、マップ、画像、動画などの検索結果をどんどん便利にしています。

なので、SEO=自然検索からの集客とだけ考えていると、どんどんお客さんへの露出は減っていきます。なぜなら、これまで述べたように「人が散らばっているから」です。

買い手の行動を知り、どこに露出しなければならないかを考える

そのために、買い手の行動を知って、どこにどのようなトンマナで露出するか考えなくてはなりません。

そしてその場がどれくらい集客や販促をしてもいいのか、場に合った振る舞いが必要です。

そうしないと、異業種交流会で自分の宣伝ばっかりして回る人と同じ末路が待っています。

少なくとも、Google自然検索はちゃんとやるとして、

それ以外は

  • タイムリーな話題はTwitterで提供する(もちろんHPなどでも出す)
  • 中の人が知りたいとお客さんが思うなら、Facebookで中の人を出す
  • ローカルビジネスならGoogleマイビジネス充実によるマップでの見栄えアップ
  • 見た目から入るなら、画像検索とインスタ
  • 特定のカテゴリーでブランド認知と、初期ユーザーを集めたいならAmazon広告
  • 人やホスピタリティの商売なら、YouTubeで動画配信

などはまず行いたいですね。

自分がその業界に発注するなら、どこからどう伝っていくか?

常にそれを考えて、経済活動を行うと良いかと思います。

自然検索だけやってきていて、そこそこのワードで1位や2位にいるのになんだか先細ってる…という場合は、気づかずそこの接点としての価値が減衰している可能性がありますよ。

このあたりでヒントを得たい場合、オススメの方法があります。

それは、自分がターゲットとしている地域の空撮映像をボーッと見ること。車が個別に判別できるくらいの高さが良いです。あまり高すぎても訳分からない。

理由は明確には分かりませんが、多分強制的に視野が広がる、視点が上に上がるのかなと思っています。

例えばこれ、単純にきれいですが…(重いので720pくらいで十分かと)

Japan in 8K 60fps – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=zCLOJ9j1k2Y

YouTube良い物いっぱい転がってます。Premiumにしてから、キューにどんどん見たい物を入れてだだらに流すなどしていますが、知らない世界に出会えて楽しいですよ。

では今日の話題は以上です。

お悩みの方は、ご相談ください。

今週のExpressFAQ

過去のニュースレターをKindleダイレクトパブリッシングで出しました。2015年から2018年まであります。99円ですが、アンリミテッド使える方は無料です。

著者ページ → https://www.amazon.co.jp/-/e/B078JLLTHJ

また、YouTubeでPodcastの音声バックナンバーと、最近の物は動画バージョン、そしてそれ以外にもノウハウ動画を出しています。ぜひご覧下さい。

チャンネル登録も是非。→ https://www.youtube.com/user/WebMarketingJAPAN/

日刊情報配信からピックアップ

LINE@で隔日配信中の日刊情報配信からのピックアップです。

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[1]ドン・キホーテはなぜ「チューナーのないテレビ」を作ったのか -Impress Watch

https://www.watch.impress.co.jp/docs/series/nishida/1226019.html

ドンキがチューナー無しTVという名前だけ見ると矛盾した物を出した件は、ご存じの方も多いかと思います。

NHKを見たくない人用という声もありますが、そんなことではない、ユーザー像をきちんと捉えた商品だということがこの記事から良く分かります。

今、小型TVが売れずに小型PCディスプレイが売れているという実態を元に

・TVは見ないが動画配信サービスやゲームのためにモニターは欲しい
・みんなで見るわけではないので、大きなサイズは不要
・画質にそこまでこだわらない、値段の方が判断基準として上位
・あくまでTV的に使いたいのでスピーカーとリモコンは欲しい

こういった姿をあぶり出し、その結果、今だと小型に属する32型でチューナー無し、リモコン有り、見た目はTVっぽい物を出したんですね。

なるほどと思った次第です。

[2]小田急、回数券を一新。オフピークでお得な「小田急チケット10」

http://bit.ly/34NXdPP

需要があるときは高く、ない時は安くと言うダイナミックプライシングは、公共交通機関にこそ取り入れられて欲しいところです。

いろいろ問題はあると思います、通勤費用が高くなる、ただでさえ大変な交通機関のシステムが死ぬ、判断基準が曖昧だとクレームが来る…

ただ、それを乗り越えても、通勤ラッシュ・渋滞緩和のためには非常にプラスではと。
また、時間がお金に直結しているという感覚をつけるためにも、良いのではと。

私は通勤ラッシュ組から外れた(埼玉からでない、お客さまのところに行くときは行き帰りの通勤時を避ける)組なので申し訳ない部分がありますが、風邪も引かなくなりましたし、イライラも減って、本当にあのラッシュが人間のいろいろな物を奪っていると思う所です…

花粉症と通勤ラッシュが減ったら生産性が上がるのでは…
そこに国も投資して頂きたいです、2階建とかではなくて…。

[3]オフラインツールも効果測定ができるような物が現れています

Posto – 紙DMに、データ革命を。
https://welcome.postoapp.io/

さて新年1発目はオフラインの話です。オフラインツールも効果測定ができるような物が現れています。

なんだかんだ今はコストを抑える方向には進んでいるのですが、反響面をどう伸ばしていくかはテクノロジーとの親和性が低いため、悩ましくなっています。

上記のPostoはその辺りを掘り下げていきそうなので、今後のサービス展開をチェックしてみては。

恐らく現状は価格が高いため中小・小規模事業者にとって投資対効果が合わないと思いますが、いずれ手に取りやすい物が出てくるはず。

今年は、オンラインだけではなくオフラインも含めて買い手の行動に寄り添う活動が必要となります。
そのためには、こういったDMなども業種に寄りますが必要です。

デジタルがオフラインを取り込んで一体化していきます。

無料音声セミナー(Podcast)最新号

【第217回】ウェブ担当者が年末年始でハマりがちな心理的落とし穴とは?

[第217回]Web担当者が休み開けにスタートダッシュするためのポイント(Webコンサルタント中山陽平)

動画を直接見られない方は以下からどうぞ。役に立ったら評価お願いします。

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書籍は最初の一歩にお勧めです

Amazonか大手書店で販売中です。既に中古があったりと、物の循環がとても速くなった今という時代を感じます。

さて、この本は、企業のウェブ担当者・経営者などの方に伝えたい内容がメインです。フリーランスでマーケターとしての腕を上げたい、SEOや広告のテクニックを学びたいという方向けの本ではありません。

Amazonだと中身が見られないので、そこだけ気にして頂けると、ミスマッチも少なくなるかなと思います。

是非読まれた方はブログやAmazonなどでレビュー書いて頂ければ幸いです。

今後の配信コンテンツの方向性を決める上で、是非生の声を頂きたいです。

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  • 巻頭「リセットする習慣がついてしまうと危険」
  • 変化の早い時代に食らいつくためには?
    • 年々Web担当者のストレスは増える
    • 成果への最短コースが求められる
    • インプットの負荷も加速度的に増加
  • ストレスから開放されることの価値
    • ストレス環境下では力を発揮できない
  • オウンドメディアをやろうとするなら気をつけたいこと
    • 目的を履き違えているケースが多い
    • オウンドメディア作成サービスは要注意
    • 確認してみてください、まずはコピペから
    • 指標も成果に直結するものが提案されないとダメな兆候

お申し込み頂きますと最新のバックナンバーが届きます。

 

終わりに

最近、Blackmagic ATEM Mini Switcherという物を買いまして…要するに複数カメラを切替ながら動画を作ったり配信するための機材です。

動画は私のコンサルの中でかなり使っています。YouTubeで配信している動画はオマケで、コンサルの中で、聞かれたことについて文章だと伝わりづらいと思ったら、動画で撮って送っています。

分かりやすいという声がほとんどです、問題は後で「この動画で…と質問されたときに、見返さないといけない点です。

頭の中に入っていることを喋っているので、その動画で何を話したのか覚えてないからです。この辺は文字おこしを効率よく勧めたいのですが、新しく出たAmazonの音声認識ツールもイマイチ、Googleのものも最良ではありますがまだまだ…。人に頼むと早くても3ー4日…。今の課題です。

さておき、その時に画面キャプチャを今はWebカメラでPinPで撮ったりもしていて、Camtasia使っているのですが、画質微妙だったりレンダリング遅かったりなので、このATEM mini でより分かりやすくお客さまむけも、YouTubeのような外むけの物も、作っていけたらと思い、少しずつ楽しみながら機材を揃えています。

これから、評価軸は会社から人にどんどん移動していくのは明らかなので、個人発信力が個人としても会社の中の個人としても大事です。みなさんもぜひ。

では、またメールしますね。

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