Podcast: Embed
Webで購読する Apple Podcasts | Spotify | Amazon Music | Android | RSS | More
今回の内容について
今回は、海外のフリーランスマーケットプレイスFiverrのIPOニュースをきっかけとして、中小・小規模事業者の方々がうまく外部を使っていくためには、いったい何が必要なのかという内容を扱います。
「外部を使ってはいるんだけれども、上手くいっているのか分からない…」「仕事はちゃんとしてもらっているんだけれども、道標かして良いのか分からない…」「そもそもどういう人に依頼したら良いのか、どういうやりとりをすればいいのか悩ましい…」
という方にとくにおすすめです。
詳しくはPodcastをお聞き下さい。
エピソード詳細
今回は、フリーランスについての話題です。中小企業さんだとあんまり多くないかもしれませんが、会社によっては、外の力を借りる、フリーランスの方々を活用するということを行っています。
日本で言うとクラウドソーシングの二大巨頭になるんですかね、クラウドワークスさんとランサーズさんを使いながら、いろいろなことをやっている会社も、うちのお客さん含めてありますね。
海外クラウドソーシング「fiverr(ファイバー)」の上場
海外にもたくさんそういうのはあるんですね。その中でおそらく最も有名じゃないかなと私が勝手に思っているのがfiverr(ファイバー)というサービスです。
もしかしたら海外で仕事を依頼しようと考えたことがある方はご存知かもしれないですね。
そのファイバーがIPOをして上場したというニュースが、先週がありました。まだ赤字らしいんですが、将来性も含めて非常に注目すべき話です。
世界全体で外部にきちんとやってくれるものがあれば、どんどん外のものも使っていくっていう流れがあります。これに関しては日本でもうまくキャッチアップしていかなきゃいけないのかなというところです。
フリーランスの活用には独特のポイントがある
もちろん、こういったいわゆるフリーランスを使っていくことは、私としては、中小企業とか小規模事業者の方々には、特におすすめしたいです。
とはいえ、そう簡単にじゃあポンと使ってくださいって言えるかっていうと、言えないなっていうのがあるんですね。
それは決して、サービス自体の品質とか、文化とか、そういったものを心配しているのではなくて、外をそういうふうにフレキシブルに使うっていう習慣が、多分ほとんどの会社にないと思うんですね。
これはかなり独特で、押さえておかなければいけないポイントみたいなものもあります。
その点について、今回お話ししていきます。
「誰に頼むか」を重点に置く日本のクラウドソーシング
その前に前段として、ファイバーというサービスと、日本のクラウドソーシングサービス、クラウドワークスとかランサーズと違う点があるというところをお伝えします。
最近私も使っていなくて、多分1年以上使ってないので、最新がどうなってるかわからないですが、日本のクラウドソーシングサービスの場合、業務を依頼するという時に、人を中心に考えているんじゃないかなと思うんですね。
つまり誰に依頼をするのか。
それは長期的なお仕事をお願いしたいとか、そういうこともあるのかも知れませんし、元々日本人の考え方として、人に対して信頼の起点を置くということもあるのかもしれません。
インターフェースを見ていると、どこも、自分からお仕事を依頼する場合には、誰に依頼するっていう検索が目立ったり、それができる人をリストアップする、という画面だったりするわけですね。
「誰に」って言うところが押し出さているサービスです。
「何ができるのか」に焦点をあてるファイバー
それに対してファイバーは、見ていただくとかなり、ソフトウェアのパッケージのページみたいな感じになっています。
どういうことかっていうと「何を返してくれるのか」「何をやってくれるのか」それがいっぱい並んでるんですね。実際の画面は、これも久しぶりに見てみたんですが、あんまり変わってないです。
ここにフリーランスとしてもし参加する場合、「自分はこういうことができます」「私に何か仕事を依頼してみませんか」という流れではありません。
あらかじめ、自分ができることっていうのをパッケージングして、値段をつけて、「ベースの値段はこれ」「オプションはこれ」っていうのをつけて、それをいっぱい登録していくような感じですね。
つまり何が違うのかというと、日本のクラウドソーシングサービスは、「誰と一緒に仕事をしますか」で、「何をやってもらいますか」っていうのは、その次の話っていう感じなんです。
続きはPodcastでお聞きください。