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「Webコンサルタントになりたい」という方へ

Webコンサルタント業務日誌古い情報箱

「Webコンサルタントになるには?なりたい」という方へ

今回は少し自分の職種について書きます。企業むけのWebコンサルタントですね。少し前にPodcastで同じ内容の回を出したところ、様々な反響を頂きました。

NewImageマーケティング専門家やWeb制作に携わる方からも、お客さまである経営者・Web担当者・広告担当者の方など…。

総じてポジティブともネガティブとも言えない「考え込んでしまいました」「良い意味で立ち止まりました」といったお声でした。きっとこれが生々しいところだと思います。

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余談:Podcastは無料で美味しいです

iPhoneだとPodcastアプリが標準でありますので、そちらで聞かれたこともあるかもしれません。iTunesとかPodcastとか良く分からないという方は、是非この機会に。

私のPodcastも聞いて頂きたいのですが、それ以外にも無料でこんなに…といった物がたくさんありますので有益です。特にビジネス・語学系・資格系で使っている方とても多いですね。TEDなんかもあります。

お勧めは何かというと、立場上あまり特定の物を推せないのですが、ビジネス系であればMUFGのメディアに掲載されていた8つが良いと思います。

残念ながら同メディアがリニューアルして会員登録必須になってしまったので、WayBackMachineのリンクを張っておきます。

毎日の通勤時間を有益にするPodcast番組8選
https://web.archive.org/web/20160304143218/https://www.bk.mufg.jp/houjin/riseupclub/2015/02/podcast8.html?readmore=1#main

日経関連と、有名コンサルの方、Webマーケティングについては私の物もピックアップしてもらっています。うちのメインバンクもMUFGさんなのでうれしいですね。研修依頼来たらすぐ行きたいと思います。

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さておき、Webコンサルタントの方に向けたPodcastの話です。

Webコンサルタントになりたい、あるいは将来そこに向かいたいという方にご相談されることは少なくありません。

企業のWeb活用をサポートする方々が増えることは、とても重要なこと。だから、とても素敵な流れですね。

なぜなら、小規模事業白書や中小企業白書を見ると、自社のウェブ活用は自分たちではまかなえない、誰か助けてという悲鳴があふれているからです。

しかし悲しいかな様々な要因でずっとそのままです。例えば業界自体にマーケットを広げようとする余力が無い点などですね。

※この辺りはPodcastの第92回でもお伝えしています。

さて、実際それでご相談を伺いますと、少なからずあるのが実は「Webコンサルタントになりたい」がメインの目的の方です。言いかえると職種が目的の方々です。

資格取得そのものが目的になっている”資格マニア”の方々と同じかもしれません。

キャリアをトップダウンで決めるのは怖い

例えば、具体的にどの領域でのコンサルになりたいのかが明確ではないケースが多いです。

どんな思いを持って、事業を通じて何を使って、どう価値を提供したいのか?漠然と「Webを使って」「ソーシャルを使って」だと、他の人に自分を説明するときに恐らく躓いてしまいます。

実は、根っこの願望が

  • ずっと会社にいる時代でもない、自分で稼ぐ力をつけなければ
  • 人や時間に縛られない仕事に就きたい
  • お客さんをもっとサポートしたいが会社と意見が合わない、独立したい

といったケースです。

そのように希望からトップダウンでキャリアを考えるのは怖いです。なぜなら、本来は以下の様になるものだからです。

それは「こういうことがしたい」「こういう働き方が自分の能力を最大限に発揮できる」「こういう仕事がお客さんにとって価値がある」というところから積み上げていって「じゃあ私は○○になろう」という流れです。

会社勤めであれば人事やキャリアパスの話になりますが、独立するのですからそこは自由なはず。

Webコンサルタントという名称は、ご存じの通り誰でも名乗れます。

商売をする上でコンサルという肩書きは難易度が高い

また、なにをしているのかよくわからない漠然としたものですね。これはあまり商売上はよいものではありません

なぜなら、マーケティングでもセールスでも、商品説明にかかる時間は短ければ短いほうがいい、目指すはゼロだからです。

ゼロというのはお客さんが瞬時に「あぁこれきっとこういうのだよね」と頭に浮かぶ物。いちいち長い時間をかけて説明せねばならない物ほど、売りづらい物はありません

私にしても、携わっている領域を考えると、Webコンサルタントしか認知されている言葉はないので、Webコンサルタントと名乗っているだけです。

つまりは「結果として」Webコンサルタントになっています。
そのうち名前を変えるかもしれません。実際、社名は悩んでいます。経営理念との一貫性を取りたいからです。

実際やっていることは、Webサイトを中心としたマーケティングの仕組みの構築、それから逆算したデザインとコンテンツの提案と構築、担当者の方のコーチングや教育係もあれば、マーケティング施策の担当者でもあれば、でもあれば、Webというよりは経営の部分にも踏み込んだコンサルもあります。

経験そのものと実践が商品ですから、企業に貢献できるものは全て提供していますし、領域も広げています。ただそれは結果でしか有りません。

実際の所いつも肩書きを探しています。誰か教えて下さい(本音)

コンサルになりたいという方は、一度棚卸しした方が

繰り返しになりますが、Webコンサルタントという肩書きは最後にたどり着く物であって、最初から目指す物ではない、というのが実際にコンサルをやっていて感じます。

また、Webコンサルタントと呼ばれるような独立系ジェネラリストは非常に幅広くかつ、深いところまで即座に応答できないと、今は立ち回れません

自分がスペシャリストになりたいのなら、そちらに行くべきです。人材も不足していますから。とがっている、かつ柔軟性があるスペシャリストほど、今求められている物はありません。本当に。

そして、独立すれば経営者ですから、プレイヤー以外の仕事も増えますので、今までに無い所にリソースを割く必要があります。それを避けたいなら、コンサル業務ができそうな理念を持つ会社に入って中から仕事を取っていく方がお勧めです。あるいは独立する前に経営の勉強をした方がスムーズです。

NewImage

「以上、現場から」のような内容になってしまいましたが、Podcastの内容に加えてお伝えしたい内容を、つらつらと書き連ねました。

ご参考になれば幸いです。

また、こういった内容など、いわゆるWebのトレンドとは違う話は毎月〜隔月配信の紙の情報誌で毎回1万文字くらいで書いていますので、ご興味のある方は。

一応3桁位の会社にお配りしています。

→ Webコンサル通信無料でお送りしています

郵送限定ですが、ぜひ。セールスはしません、チラシが1枚2枚入ってるレベルです。セールスされたら教えて下さい。

さておき私も、計画を持ってスキルアップしていかないといけないなと改めて気を引き締めたいと思います。

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